2022.07.12 登録
[ 神奈川県 ]
汽車に乗ったらなんだかあっという間に街は後ろ後ろ
海は透きとおってきらきらしていたよ
良さげな屋敷あるじゃないのよと思って行ったら葉山御用邸だった
トイレ貸してなんて言ったら叱られるから注意注意
海でも山でも森でもどこだっていい
楽しくやれたらそれでいいのさ
ヤドカリと戯れたりして遊んでからそこら辺の浜でゴロゴロしてから江ノ電で稲村ジェーンした
小波がスニーカーを少し濡らしたのは大したことじゃない
よく晴れた天気で誰かが描いたよな素敵な景色
中島盛夫さんが描いたんだわこれ
そんな冗談を言ったら笑ってくれるだろうか
稲村ヶ崎温泉はそんな海沿いにあってお泊りしたくなるような深い茶色のファサード
一階には足湯も出来るタイレストランもあってなんだか賑やかだった
階段を上がると山下清の稲村海岸の絵
以前は砂浜がもっとあって海水浴が出来たんだって
遠い昔の風景
昔も良かったんだろう でも今も良いよ
暖簾には富士見の湯と書いてあった
死ぬまで生きる不死身はへむへむしながら浴室へ
大きなサッシ窓はすべて全開放されたALMOST露天な内風呂
2つある補給口からは炭酸水素ナトリウムさんがいっぱいの黒湯が滔々と流れ込んでいた
景色に向かってオーバーフローしたお湯の先には海に浮かぶ江の島とサムエル・コッキング塔
トンビが何羽か悠々と空を回遊して誰かのご飯を狙っていた
振り子時計と白熱電球がぶらぶらしていてなんだかとっても可愛い内装
サウナ室は二段ベンチで90℃くらい
壁は羽目板で天井はソーラトン
ストーブガード内の壁面だけ抗火石ではないセラミックタイルが貼られていた
そこからも放熱していてアチイ
端子台が横にあるエレメントを持つストーブ
乗せられたストーンから対流する熱さはなんだかとても心地よかった
12分計の秒針を追いながら1234とかイーアルサンスーとかしてた
汲み上げられた鉱泉をそのまま掛け流されている水風呂はオーバーフローの潮汐面ギリギリに水位が保たれてて
誰かが浸かって溢れた分すぐさま補給してくれる
新水をとめどなく
とろんとして冷たくて好きだった
露天の窓辺で休憩しながら少しずつ変わっていく景色を眺めていた
暑かったけどよ 短かったで…夏って今年も言うかな、いや多分言わないかな、とか考えながら
見たかった夕焼けも富士山もちょっと曇っちゃってなんだかね
掴もうとしたらすりぬける
ほんとは江ノ島水族館も行ってアザラシとクラゲでゆらゆらしながらサザエの壺焼きと生ビールの予定だったのにい
上手くいかなかったらリベンジしましょう🦭
次はエノスパも行くのだ BGMは希望の轍!
[ 東京都 ]
今日は練馬でお仕事
熱いガスを誰かが区内に撒き散らしたのか
すこし湿度があるよなナマい風でもう
中止!お仕事中止でーす
というわけでこんな日はカラっとしたガスストーブがお好み
まっさらなウェディングドレスみたいな白を基調とした素敵な銭湯空間の久松湯は
休みたいだとかそんな僕の汚れた感情も漂白してしまうよ
塩多めのセピア色の温泉があるしょぺい露天風呂
下茹で、いいえ塩漬けです
サウナ室の扉を開けた先は100℃位の室温
テレビがあってなんだか和む昼なんです
ストーブの小さな窓の中
モンスターの舌のように炎がギロギロ遊んでいるのを見た
出入りが少ないのでセンサーは少し休みがち
でも時々感知してストーブが本領発揮するとアチイ!
燃焼管から発せられた遠赤外線は汗を蒸発させながら僕の身体を赤く染めだした
ほんとは水風呂入りたかっただけだ
シンプルな衝動だったのに気がつけばウワーイ✨
ジェットだ炭酸だ!電気の神様だ!デンデンデンデン
なんだか今日はいつも敬遠してた電気風呂に行ってみようやってみようしてみた
トプン
おやおや大した事ないんj((((((ブーンブルブルブル⚡!ギャー!!ヤメレー!!ビクンビクン!
今日は、このくらいにしておいてやった
またいつか会おうぞなもし
久松湯を出る頃
どこかの海に沈んだ太陽のせいでオーバーフローした夕ぐれはこの街の僕の足元まで流れ込んでいた
練馬の街はいつもほんのり草のにおい
武蔵野一番星を捕まえたらキリンが美味しかった
明日は海に行きたいなあ
[ 東京都 ]
美しの湯にはサウナが2つある
内湯にはオリンピア製のガスストーブ
サンバーニング社による施工で三段ベンチ
熱くて素敵なサウナ、しょぺい古代の温泉と飛ばされる程に強いジェットもあって素敵だよ
特に僕のお気に入りは露天にある縄文窯風呂
ムネが土器土器するネーミング
温泉の川を渡り小さな扉を開けた先には50℃位のムシムシした空気
巴ボイラーのストーブがあって下にはガスで熱せられたストーン
1分位毎にノズルから頻繁にロウリュされる
ジューーー 聴き慣れた音が鳴る
その度に蒸気が昇って心地良い!でも縄文とは…?
内湯の水風呂に浸かって新たに置かれたリクライニングベッドで横になった
やがて、意識は遠のいていった
遠くから声が聴こえた ぉ‐ぃ … 「オーイ!」ペチ
ふと目を開けると3人の腰蓑を纏った男達が顔を覗き込んでいた 手には槍や弓矢……?
A「ああ、良かったぁ、目を空けましたね」
B「偶然偶然!狩りの途中で見つけたんだから!」
C「狩りってドングリしか拾ってませんよね…(怒)」
B「ああ、それ言う?私はね、矢じり磨くより男磨いてるんですよ!射止めるんですよ獲物より村娘のハートを!」
C「…(無視)とにかく身体を暖めないと、こちらに来て下さい」
B「あちょっと無視しないでよ!ムシオ君って呼んじゃうんだから!」
彼らに連れられた先には赤く塗られた洞窟があった
中では火が焚かれ囲む様に石が積まれていた
A「私達は狩り仲間で時々ここに集まっているんです、目印で木苺の顔料を塗ったんです、どうです?目立ちますでしょ」
B「土器の出来が悪いって長に言われた時とかここで焔見て暖まると、不思議と落ち着くんですよ!こないだなんかね!真夜中に塚に貝埋めとけ!って言われましてね!」
C「まあまあそのへんにしてドングリのスープ飲んで下さい。ドングリは栄養素が豊富と言われています、さあどうぞ」
彼はラドルでスープをひとすくい しかしその刹那
B「ちょっと!私の話まだとちゅ…
カラン ジューーー
ABC「ああーー!!
転げ落ちたラドルからスープが熱せられた石に注がれた
蒸気は木の実のアロマと共に洞窟内を満たし始めた
へむ「もう一杯いいっすか」ABC「えっ!?喋った!」
石「ジューーー!」ギャー!アッチイ!
A「とても良い匂いですね、しかもなぜか汗が出てきました…」
C「おそらく湿度が上昇して体感が上がったんです」
B「大変大変!皆さんすぐそこに綺麗な川があるから、ほら行きましょ!冷却冷却!」
……
A「こっちですよ、あれ…?あの人は…?
目を開けたらそこは屋敷林が広がる美しの湯の露天風呂に戻っていた
妄想でととのいましたサ道theBeginning
[ 東京都 ]
家までの終電逃しちゃった仕事終わりの帰り道
絶望を乗せた北総線に千葉ニュータウンから乗り込んだでもね大体希望も乗ってるもんさ
なのでどうにか上野までは到着!
昨日の凶は吉くらいにはなった
駅前通りの光を映す鈍いアスファルトは濡れた夜の匂い
少しあるくと見えてくる泣く子も笑う赤いタイル
深夜1時の底なし沼からエレベーターで6階へ
人影もまばらな浴室はとても静かだった
アウフグースもロウリュもこの時間は行われていない
もともと暗い北欧のサウナ室だけど
今夜はなんだか煤にまみれた主のいない古城みたいで素敵だった
しかも笑う子も泣いちゃう程にアチい!
向かいには新しく作られたサウナがある
嬉しい新しい!
二段目ベンチで座面は高め
入口横のストーブガードの中には
スノコより少し低い位置にHELOのヒマラヤが置かれていた
大量のサウナストーンが暖めた空気は計画されたように素直な流れと重力換気
間接照明の中になんだか耳触りの良いBGMが流れてますすっごく良かったリフレイン
14℃位の冷たい水風呂から露天で休憩
人気のないトゴールの湯 少し遠く自動車の音が静けさを際立たせていた
赤くライトアップされたストーブと煤けたサウナ
緑色凝岩石の浴室
油絵みたいな構図の景色の中で透明な気分
カプセルコースだったけどリクライニングチェアでうだうだ寝てた だってマンガあるし居心地良いんだもの
そんな間でも働き者の地球は自転していて気がつけば朝チュン🐣
トゴールの湯で乳色の空を見ながらのんびりしていた
少し裂けたところから射し込む光が反射して
天井に映し出された水面がゆらゆらする
なんだかとても綺麗で見とれてしまって時間をいっぱい過ごしてしまった
例えばカラスやドブネズミに生まれてもきっと同じ時間を過ごすだろう 自然なことだもの
でも僕は少し賢いだけのサルに生まれてしまった
近くの動物園には白黒はっきりしてるカッコイイ奴がいるんだよ
良い文化だなこの国のサウナってのは
その起源が60年代の東京オリンピックだとしたらまだ若い
せめて縄文時代からあったとしてそれは大袈裟かしら
なんて考えてた人生初の令和6年5月29日
朝からサウナ入って良い感じ✨
今日を超有意義に過ごすのだ!なんて意気揚々とチェックアウトした5分後
プシュ!
アサヒスーパードライのプルタブを開ける音が上野の街に響いた
喉があとは帰って寝るだけ!と鳴らしていた
あーなんてダメなのかしら
[ 東京都 ]
今日は渋の谷の里へヤックル(山手線)で来てみた
わが名はヘム!!!
練馬の果てよりこの地へ来た
そなた達はシシ神の森に住むときく古い神か!
へんじがない ただのハチ公じゃんかサウナ行こ!
センター街のGIGOの上の道場
店員さんに丁寧な説明を受けて脱衣場へ移動した
7階にある浴室
40℃位の湯船があってとても好き
会話禁止なのかなとても静かな空間
浴室の窓は開放されていてそこから入り混む僅かな喧騒は静寂を囲む額縁のようだった
サウナ室の床には塩ビのサワーロールが敷かれている
その中心の仕上がりから少し下がった所に設置されたメトスのZEALは丁度昇温中でエレメントが紅く輝いていたアチイ洗礼
囲むストーブガードには注連縄も飾られていてなんだか火を囲む儀式みたい
真上の反射板の真ん中にオートロウリュの吐出口がある
時が来るとケルケスに水が落ちる
降り注いだそれはたちまち蒸気に変わり身体が悲鳴をあげた キャーアッチー!
サウナ道場は20分毎にアウフグースが行われる
なんという鍛錬だろう
スタッフさんがジョウロでロウリュすると森がタタラ場全体に広がる
今日はヒノキのアロマだった
大きなウチワで熱を広げてくれた
もう限界だったこの時点で逃げたかった
やがて「個別に仰いで欲しい方は手を上げて下さい」と
何故か手を挙げていた
このちぐはぐな心と身体をなんとか出来ないものかと思ったが時は既に遅い 鎭まれ!しかし鎭まらなかった
押忍!もしくはウス!と言うまで仰いでくれる
もしくはモス!(九州弁)でも大丈夫かもしれない
しかしどれも言い慣れていないセリフで良いタイミングがとれなかった
20回程仰いで頂いただろうか(サバを読みました)アッチイ!!
勇気を出して初めてのモッスしたら止めてくれました
その頃には僕はもう限界もう水炊き玄海
サウナ室を出てすぐガッシングシャワーが2つ設置してある
縄を引っ張るとジャバー!すっごくいい!!
念の為もう一回ジャバー!同じ!!
水風呂の温度計は9.3 意を決してドボン
槽内では濾過循環されながらも補給口からは冷たい水が落とされている
あーこれアカンやつや…飛んでまう
インフィニティチェアが沢山並んでいて
数人昇天していた
その時だった
身体中に赤いまだら模様が浮かびあがってきた
ギャー祟りじゃー!!いいえこれアm
とっても楽しい修行だった
そんでまたリベンジしようと思ったよ
帰り道も渋谷は人がいっぱい
色っぽくないビルの谷間から見える空は燃え上がりそうな茜色
そんなアナーキーインザ夕焼けだった
社長の荒木です
[ 東京都 ]
首都高速線の下は人も車もせわしなく
時折響くクラクションがどことなく暑苦しい
メーター振り切って逃げ込んだマルシンビルのエレベーターはなんだか凄い速さで登っているような錯覚がした
11階の浴室は秘密基地のようで楽しくなってしまう
小さなサウナ室の扉と大きな水風呂
どことなくスケール感が可笑しくてアリスな気分になる
マルシンスパのIKIストーブはやはり強い出力で100℃を超える室温だった
抑えめの音量のジャズの中で熱を帯びた空気がゆるやかに巡る
菱形の窓からは京王線笹塚駅
高尾まで行ったり来たりする電車が人を飲み込んでは吐き出したりしていた
アウフグースが始まる時間の少し前
扉は開放され空気が入れ替えられた
マットを抱えベンチに座る
白樺とカシスのヴィヒタを被せるようにラドルでロウリュされた
昇華した蒸気を纏った枝葉から送られた柔らかな風は鼻孔から頭の先へ抜けるような心地良くて愛すべき香り
噴霧器で水を含んだ空気はとても熱くて
思い切り仰がれたらちょっと泣きそうな位にアチイ!
ウィスキングマイスターによるアウフグース
なんだかとても好きだった
水風呂には井水が掛け流されている
水質検査したら温泉と認定される程に成分が含まれている
黄褐色で冷たくてとても好きな水風呂
天然温泉というブランドは言ってしまえば強烈な付加価値となる
ましてや渋谷区だ
この付近の半径1キロに現状天然温泉が運用されている施設が2つある
栄湯と湯の楽代田橋
どっちも素敵な銭湯だよ井戸水だったけど検査したらメタケイ酸で温泉認定された
井戸の深度はそれ程深くはない
それに加えて南口の再開発に伴って21ショッピングセンター辺りに温浴施設が作られる計画も立ち上がっている21の親会社が掘削する予定なんだけどスパ経営の実績の無い会社だからどんな感じかは想像つかないけどね
だから未知数といえばそう✨
しかし近辺の状況から察するに汲み上げ水量が制限されることになるのは確実だろう
櫻ゴムが1000メータ以上掘削した所で揚水量の制限は深度を考慮されない
想像力が足りんのだ行政は
まあ未だ計画段階でしかも掘削が成功するかもわからんもんでね向島の例もあるから
ぽっと出のアトラに比べると(失礼)企業としては充分な安心感がありそう✨
でも温泉法なんて下らない取り決めよね
土の下まで法で縛るなんておこがましいな
マルシンスパはもっと高い所でカッコよくしてるんだぜ
アウトバーンをマニュアルでトップギアな
人生発のウィスキング、ジーかマルもしくは、かるで迷っていまる🍒
[ 東京都 ]
ソーダ水みたいな壁の色だった
プラネタリウムが好きさでもアクアリウムも好きなんだ
だからサウナリウムも好きだった
波のBGMの脱衣場も浴室もとっても可愛いのだ
木でラッピングされた扉を抜けたサウナ室にはハルビアのクラブプロが設置されていた
それはとても強い熱量だった
この部屋は天井が低めに施工されている
対角線を基準に三段ベンチが組まれていた
とりあえず三段目に座ってみtアチィ!!
空いているせいか存分に熱せられた座面にグリられてしまった
100℃を超える室温は僕には熱かったんだけどちょっとカラカラしてたので念の為ロウリュしてみた
ジュー!アっチイ!!!!
久しぶりのサウナだった
先週お顔が腫れちゃって病院行ったらホーカナントカとかいう病気で治るまでサウナはダメってお医者さんに言われてたので大人しく言う事をきいていた
なんか多分治ったぽい気がした今日
どちらとも言えない曇り空がなんだか好きだった
グレーの色調の浴室にはところどころグリーンがあって鮮やかに栄えて見える 健康的!
サウナを出てすぐの水風呂はチラーで冷却されていた
循環系統の吐出は強い水流で冷水を送り込む
それは風邪をひいた夜のシャーベットの様に心地良くて
不埒な快感だった
一度脱衣場に戻りポン子を着て屋上へ
誰だって空が好きさ
だから階段だって簡単に登れちゃう
少し息切れしたのは運動不足かサウナのせい
インフィニティとかいっぱい並んでいて
雨がふるかふらないか位の曖昧な空の下で生温い風が吹いていた
時間も空もゆるやかに曲がってら
生涯でトータル水風呂一杯分位のビール呑んだ街
こんな素敵な施設が出来るなんて大分変わったね高円寺
銭湯も前はもっとあった
もう無くなったお店とか場所もいっぱいある
でも失くしたのは僕の方だった
だからちょっと手でギュッてした
かけがえのない今日を
屋上スマホ持ち込みオーケーだから寝ながらブランキーとか聴いてた
まるで僕たちはタンポポの胞子 戯れてるだけ空の下で
ってイヤホンの中でベンジーがカッコよく歌っていた
久々の高円寺なんだかとても楽しかった
感情7号線に向かって純情をルックしてパルした
グレッチでぶたれたら泣くほど痛えんだろうななんて
考えなくても良いこと考えて笑いながら
[ 東京都 ]
田無タワーにちょっと寄り道
下にはプラネタリウムがあって大のお気に入り
展示も小学生向けだから僕には丁度良い難易度
ニュートリノのカミオカンデ観測装置の模型とかあって楽しいのだ
この装置には超純水が使用される
遠足の子ども達が走りまわっててうる星…可愛かった
他にも武蔵野台地の等高線模型があって23区内までの谷や崖の位置が見て取れた
特徴的な位置にあったのはここ東久留米にある南沢湧水群
落合川が流れ近くには第二喜多の湯がある
地中には数万年前の多摩川が作った谷状の礫層があり地表近くのローム層の裂目から湧いている
谷頭タイプと呼ばれる湧き方だった
スパジャポも同様の地下水脈を使用し名水百選を謳い、
併せて大深度掘削を行い天然温泉も運用している
そして数え切れないサウナと岩盤浴や漫画、ベッドやゴロゴロする場所、電動のリクライニングチェアを併設している
要するに僕をダメにする施設だってこと
カランの一列は黒いリファのシャワー
ミスト浴びて良い気分
これだけで500円位得した気分になった
立ちシャワーにはミラブルゼロがあったわーい
浴室のサウナは10分毎のオートロウリュあったかーい
パンカールーバが4つあり時間狙わなくても大体灼かれる(キャーアッチィ
炭酸水風呂は12℃位でキンキン
でもなんかちょっとピリピリしてやだったから隣の16℃位の水風呂へ
空いてるからか氷山のように氷が積まれていた
そいつを浴びるようにぶちまけた
晴れ渡った露天は本当に心地良くてリゾート気分
流れているBGMも好きだった
体温位のシルキーは底の見えない白い沼
炭酸泉の壺湯の上で百合のように日除けの傘が揺れていて可愛かった
お気に入りの場所
着替えて岩盤浴エリアへ
サッシが大きくて日差しが心地良い
色んな種類の部屋があるけどRED HOTROOMがアチくて好きだった
テントサウナやバレルが並んでいるデッキも良い風が吹いてた
ひとしきりロウリュして回ったあと−20℃の冷凍庫みたいなCOOLGANGの部屋で凍えた
そしてそこら中にゴロゴロ出来る柔らかそうなクッションがあって誘惑が凄い
風情のある温泉とかじゃなくて雰囲気は賑やかで落ち着かないけどなんか楽しい
どっちかってーと遊び疲れて寝る感じ
子どもみたいに口あけて
誰だって前は子どもだったもの
だから何も問題はないよ
今期所沢に系列店がオープン予定なのよね
近くにトトロの森と古民家があるよ
スパジアムジャポン所沢ではなく正式名称は温泉バルコニーKing&Queen
な…なんてヴァイオレンスな名前だこと!
[ 東京都 ]
青梅街道から一本入った東高円寺の裏通りにはアパートが所狭しと並んでいてたけどやっとこ背伸びしてる煙突見つけてラッキーだった
マジック温泉昭和浴場に到着!
お店の前で一服したら洗濯物も乾かしてしまいそうな風と野良猫が調子はどう?って去ってった
夜な夜な手品ショーが繰り広げられる銭湯なんてどこにも無いよねだからとても好きだった
サウナ料金は100円!なんてこと
折り上げ格子天井の脱衣場でロッカーに色々しまって浴室へ
タイル絵の富士山と天高の天井
梁や柱は紫色に塗られていてとても素敵
カランの鏡はハート形 やめてくれよって思う位に可愛かった
床のタイルは六芒星を形どった形状
元はピカピカしたタマムシ色のタイルだったのだろう
日々磨かれて表面の光沢は消えてしまったけど
その消えたツヤツヤはどれだけ大切にされていたかを教えてくれた
サウナ室は四人も入ったらもういっぱい
入口横にストーブがあって二段目に座るととてもアチイ!
ストーブガードの中には小型の電気ストーブが2基置いてあって最高出力でこの部屋の空気を熱くしていた
FRPのパーテーションで区切られた立ちシャワーで汗を流してから隣の水風呂へ
掛け流されている井水は多少の鉱分を含んでいるせいか肌ざわりはとてもサッパリしてた
補給バルブから掛け流されていて飲めるっちゃ飲める
飲むマジック
とっても居心地の良い水風呂でなんかちょっとトんだりした
お風呂もとっても素敵だった
ちょっとアチイ湯船とバイブラのぬる湯
あんまぬるくないけどねでもちょっと気泡が漏れてるとこがあって探してたらのぼせてしまった
火も水も人を殺したりもするから気を抜いちゃいけないエレメントなんだけど
その境目でふざけて踊ったりするのが好きなんだ
十年振りかな東高円寺
昔からなんてこともない街だった
なんてこともない日々となんてこともない町並みは相変わらず
通りの居酒屋さんで湯上がりのべっぴんさん達と乾杯したよ
なんだかとても楽しくって
このまま時間が止まってしまえばいいのにな
なんて思ったりした
だからきっとまた会えたら嬉しくて笑ってしまうんだ
[ 東京都 ]
スピーカーから放たれては天井から絶えず跳ね反響する音と振動は
骨と心臓を揺らしてた
ストーブガードの中にはEOS社の人工衛星みたいなオルビット
黒くて丸くて可愛いよ
積まれたカンラン石は最高潮に熱せられていてロウリュを待っていた
誰かがラドルで水をかけると湾曲した反射板から届くミントの香り
この部屋の空気に満ちたSOUNDは熱を帯びはじめて
三段目のベンチで座ってる僕をグラグラさせた
小窓の横から水風呂が見えた
SAUNASの空はいつも曇り空だと思ってた
でもそんな事もないんだな
ルーバー状に組まれた天井からは太陽光が差し込む
森の中の木漏れ日みたいな優しい光
心まで照らすような暖かい光
深くて冷たいキリキリした水の中
プカプカしてたら植え込みからミストが噴射
辺りを満たすからかうような深い霧は
五月の風が散らしていった
今日はLAMPI側
とても空いていたのだ
ケロサウナでいっぱいロウリュ
MISAのストーブの上にはSUSの蒸発皿が設けられていた
多分特注かな
エレメントに直接水がかからないのでとても良いと思う
ヒバのアロマはこの部屋にとても合っていた
MUSTAの部屋でロウリュしたラドルは少し水量が多い
SAWOのタワーストーブは強い出力でストーブ横のヤバい席に座っていた僕をグラグラグラララさせた
SAUNASにはとても素敵なサウナがいっぱい
ここを施工したメーカーはテルマリウム社
素敵なサウナいっぱい作ってる
例を挙げれはキリがないけど黄金湯や狛江湯、寺島浴場やサーマルクライムクラブとか
他社も良いメーカーいっぱいあるけどここのクオリティや遊び心あるデザインは頭一つ抜けていた
手掛けた方は独立して新しい会社を作ってしまったけど
なんてベッドサウナでゴロゴロしながらまた来たいなあなんて考えていた
純度100%の今に浸っているはずなのにまた次だなんて不思議だった2時間半じゃ足りんのかね
でもサウナスオロポ無料だったラッキー💫
ここぞとばかりにグビグビした あめい!
帰りがけ見た空にはスカイブルーに白が混ざっていた
エイプリルがまだ残っていたようでまんざらでもなかった
西の方では誰かが火をつけていた
夕焼けは世界の終わりみたいで相変わらずカッケーな
なんて思いながらサイダー飲みながらbirthday聴いて帰った
[ 東京都 ]
併設されている喫茶店でクリームソーダ飲みながらクリームソーダの事ばかり考えていた
アイスとソーダの曖昧な境界に生まれる薄いサファイア色のシャーベットが好きだとかそんなことや他愛もないことを
今日甘ったるい高気圧が幕を張って雲を締め出した
空いっぱいの空にのぼせてしまった僕は水風呂ソング歌いながら十條湯 ラララーミズミミズ
綺麗な鳥のタイルと天高の浴室は広々してて
あつ湯のボイルされたような細かい泡と
ジェットがとっても心地良かった
柱頭飾りやキラキラしたタイル
ピカピカのカランに差し込む日差し
すごく好き
サウナは入口横にあって8人座れる二段ベンチ
遠赤外線ストーブの上にお鍋が置かれてた
100℃に近くアチイ
スピーカーからはゲッワイが流れてた
TMNによるものだった
田(T)と村(M)の為の農業ネットワーク
青年団3人は強くタフな稲が育つように祈りをこめこの曲を1987年に世に放ったそしてコシヒカリが産まれた
しかし一曲流れるのではなく尺が細切れにフェードインそしてフェードアウトしてくる
まるで予告編のようなMIXがされていた
同時にJA宇都宮隆も種まきダンスしながら現れてはすぐに去っていく
歌詞のある部分は
「明日におびえていたよ🌾
イシヤーペンマンペンオーサンバスペイン」の辺りだけ
(訛りが激し過ぎて聞き取れなかった)
そしてサビは一度も流れない
この拷問は3セット終えるまで延々と続いた
なんだったんだろ…
解けない謎を抱えながら水風呂へ
新鮮な地下水が注がれた浴槽はとても綺麗だった
温度も丁度良くって最高!
横に椅子も置いてあっけんど脱衣場の二階に休憩場所がある
バスタオルを巻いて登ると椅子が四脚と扇風機
テレビが置いてあってアニマルプラネットが映されていた
これ好きなやつしかも犬番組っ
生きる宝石達がとっても可愛かった
なんて回想していたのはタオルとサウナキーを返してすぐの喫茶深海
銀幕の中のような空間がドレープされていた中にタイル絵のような太陽を感じるBGM
日常と非日常が緩やかに混じり合う素敵な銭湯
喫茶店も同じ 誰かが作り上げた素敵なお城
世代が変わって誰かが継いで少し変わるかもしれないけど大して変えない所もとても好きだった
銭湯とサウナが出会って50年くらい
銭湯と純喫茶が出会ってからはまだほんの少し
でもスッと境界は溶けた気がした
和音の様に心地よい場所
硝子の器の中に満ちたアクアマリンの様なソーダに滲むアイスクリームを眺めながらそんなことを考えていたんだ
[ 東京都 ]
僕ら昔は日が暮れるまで遊んで怒られたり
隣町にはタコの形した滑り台のやべーやつあるからってチャリンコ飛ばしたりした
未来は僕らの手の中!!なんて叫びながら
ワクワクしながら来ちゃった明治公園のTOTOPA
お風呂の王様を運営している東京建物が公園の中にサウナっていう僕の大好きな遊具を作ってくれた
3つあって左室右室ナ室
左と右と真ん中とに分かれていた
右翼に入ってみると暗めの室内に赤い壁面
入口横にハルビアのタワーストーブ
階段を少し登ると奥まった所にカービングした造形の背当てがあるブースが3床
恐ろしいほどに居心地が良かった
壁には日輪を模したような関節照明があって
照度をコントロールしていた
フッと暗くなった瞬間に持っていかれる
赤く染まってしまった
隣のナ室には大砲みたいなタワーストーブの他に壁面裏に格納されたストーブの二丁拳銃の熱源がこの空間を暖めていた
丸いテーブルがいくつかあってドリンク飲めたりするよ
なんだかBGMの選曲も絶妙でテレサ・テンとか上を向いて歩こうとか流れててなんだか良かった
上向いたら汗が目に入って困った 下向こうかね
どこを探してもこんなサウナ見たことなかった
ラドルでロウリュすると空気の中に蒸気が混ざる
その熱さは軽い金縛りのように心地良くさせた
そしてもう一つの左室
この部屋の室温が一番高かった
グリッド状の青い関節照明はトロンみたいクール
熱い=赤みたいな脳内信号ぶった斬ってくる素敵な空間
背面の鏡も空間認識を狂わせた
見たことない自由でカッコいいサウナ
オートロウリュで反射板から水が落とされると
カッとなった空気が室内をめぐる アチイ!
破裂しそうな心臓をなだめながら扉を開けた
リファのあるシャワーブースで流してから前にある水風呂へ
ザブン!ブクブク…ギャーふけい!
なんかとても深かった
もう一つある水風呂は11℃位
真冬のガラスみたいにつめてい!!キャー凍てついてまう!
ベランダのインフィニティチェアで休憩
シベリア帰りみたいな安堵に浸っていた
あちこち細かい感動もあったよ
まだクリア出来ない東京パークだけどトトパは楽しいボーナスSTAGE
なんかどっかが青く染まった
なんだ今も大して変わっていなかった
スリルや刺激求めていつも空腹
大人になりゃ分かるなんてセリフは真っ赤な嘘だった
ハラカドも楽しかったよ!🐄
[ 東京都 ]
蒸気乱舞の真ん中にあるIKIストーブには沢山のサウナストーン
サDUKEさんがラドルでロウリュすると水が爆ぜた
同時に音を出しながらスイ蒸気に変わり空気中に紛れた
スピーカーからはエリッククラプトンのチェンジザワールド
父親のカーステレオからいつも流れてた
原曲がワイノナ・ジャッドだと知ったのは大人になってからだった
なんだか過去と重なった
熱い空気にチェンジしたサウナ
上から降ろしてくるような素敵なタオルの動きで仰がれた身体は赤く染まってしまった
サウナ東京は湯船があってとても好きなのだ
一階の炭酸泉も広くて素敵なんだけど戸棚蒸風呂がとてもお気に入り
以前、とは言っても江戸時代の銭湯は浅い浴槽で半身浴をしながら上半身で蒸気浴びる様式だった
浴槽の奥から昇る蒸気がこの部屋を満たしていた
ふわっと薫るヨモギと一緒に
暗くて白い異世界みたいな場所
当時は湯気が逃げないように引き戸が付けられていて戸棚みたいだから戸棚風呂と言われていた
ただ、江戸ッ子の出入りが多くなると湯気が逃げて寒くなるので柘榴口と言われるフェンスみたいなのが置かれてたらしいそれはそれでなんか可愛い
でも大丈夫、今はサッシと断熱材があるのよ
でも知識は体験には絶対にとどかない
だからこんなの創ってくれて嬉しかった心の底から
今井健太郎さんの設計も遊び心があって100年をも越えているのにスッと馴染んでしまう
天井にはミキシマンが2つ設置されていて空気を撹拌する
無慈悲に対流する蒸気はとてもアチイ!
半身浴で暖まった腰から下
蒸気で蒸された上半身 わやあずましかった
凍冷涼と3つある水風呂
8℃の凍と15℃位の冷
そして20度くらいでバイブラがある涼
自分の体感や調子に合わせて選ぶことが出来る
あまり冷た過ぎるのは苦手な僕にはとても優しい設計だった
とりあえずシングルに入ってみたヒィィィい!
薄れゆく感覚の中持ちこたえながら休憩エリアへ
この施設は黒を基調とした内装
差異を与えるのは素材の質感だけど
畳の質感や行灯の灯り
障子を透きた光は感覚ではなくもう感触
あああ昭和遠赤も瞑想サウナも冷凍サウナやケロも
本当に心躍るくらい素敵だったけどもう書ききれないや
でもまたすぐ歩いてくるのだ
すり減らした分だけ軽くなるさ心もスニーカーも
その分高く飛んでまた元通り
ああそうか 気楽な帰り道だった
ナビゲーターはととのん ピーリーピーリー
[ 千葉県 ]
海浜幕張駅から向かったら颯爽と去っていく送迎バスの後ろ姿
半泣きで手を振り見送った
一郎の歌を聴きながらアルクアラウンドして到着!
1100円安ーい!夢フィールド!
温泉だけでは無くサウナも入ることが出来るんです
休憩所では夢ポータブル多機能プレーヤーがあればデーブイデーもシーデーも聴けます
見たい番組を録画したり予約したり
これで税込1100円は精いっぱい価格
とりあえず電気風呂(強)に入ってみた
ブブブブブ!!!!ギャー!!社長おお!!!
次はジェット ボタンを押すと動き出すポチッ
あああ飛ばされる
手すりにふんじばって闘った
炭酸泉には寝っ転がれるスペースが四床あってとても沼
ここで終わってしまいそうな程に心地良い温度
天井が高くてサッシの開口も大きく取られて開放感な内湯
その先には曇り空と小雨を飲み込んだ海がどこまでも広がっていた
露天には2000メートルもの大深度掘削された温泉が注がれている
低いほうの浴槽は海に向かってオーバーフローされていて
それはまるで海と繋がっているような
そんな好きな景色だった
循環と掛け流しを併用しているのだろうか
ヨウ素を含む海っぽい塩泉
過度な塩素感も無く肌あたりはとても感じ良い
見える景色も素敵だったけど見えない部分も良い感じ
ただの土の中の水なのになんだってこんなにも狂わせるんだかねでも愛してやまない温泉を死ぬまで愛でよう
寝湯で寝て満たされていたらサウナの事を思い出した
内湯に戻って木が貼り付けられた前室の扉をへむーと開けた
サンバーニングやあ久しぶり
ストーンの乗せられたストーブが発する熱はこの部屋全体に蓄えられていてアチイ
余裕のある座面
上段はちょっと奥行は少なめだけど居心地は良い
30分毎にオートロウリュされる
熱く灼けたストーンにノズルから水がかけられると天井に無数に設置された吹き出し口から風が送られた
さほどアチくはない
ククク…これなら楽勝だ…勝利の確信をした刹那
再度ロウリュされたシュパー
天井からは無慈悲な風がブオー
足の先とかアウトー
もうダメだと思うことは今まで何度でもシュパー!
3度目のロウrらチイイ!
水風呂はとても広くて素敵でした
しんしんと冷やされて外気浴
千葉の風になった
わたしのお墓の前でたむろしないでください
(ベッドで寝ながら景色を見てたら目の前で2ケツァルコアトルが談笑いやあ参ったなあこりゃあ)
帰り際渚でグッドバイ聴いていたら空と海と砂が混ざりあった
でもその水中でも地中でもなくどこでもないこんな場所に居る事がなんだか好きなんだろうなと感じた
希望の歌だった
あああメッセのライブ行きたかったなあ
[ 埼玉県 ]
ラビューに乗るのをちょっと我慢して
各駅にゆられたらビール一本分が浮いたわーい
所沢から到着したら墨色の西武秩父駅
テキスタイルがとっても可愛かった
お祭りみたいな参道みたいなお土産物屋さんには人がいっぱい
その印象を薄めないままに祭の湯まで誘ったのは乃村工藝社の内装だった
秩父の魅力が詰め込まれながら完結させない
この低層のアプローチはとても素敵だった
浴室は少し抑えられた照度だけど自然光が入り込む
サンバーニングのガスストーブには石が載ってて90℃位
なんだか好きな空気だった
ガスによる燃焼はサ室全体にふんわりと熱さを与えていた
燃焼管が暖めたストーンには定時オートロウリュされる
時折空気に水分が載せられただでさえ熱いのにもっと熱くなる
隣にある水風呂は17℃くらい
広くてとても良い気分
ほんのりと循環の吐出水流が冷たかった
内湯には炭酸泉とシルキーがあって
ジェットが沢山ある浴槽もとても好きでフラフラ行ったり来たり
露天の壺湯からはもう散っちゃった桜の木
数える位には花びらが残ってた
見上げながら今年最後の花見なのかなて思ったりした
最後だったなんてのは遅れて来るもんだ
だから今を薄めないように寝湯で寝た
最高だった大変良く出来ました💮
外気浴しに羊山公園に行ったら一面の芝桜
水面に落ちた一滴のオイルのように花の香りが広がっていた
秩父は素敵だね、さすが藤原竜也というポケモンを産んだ街
とくぎ さけぶ わめく のたうちまわる イケメソ
[ 東京都 ]
とっくに昇ったお日様にオハヨウ
人気のない街の珈琲屋で暇をつぶしてから
蜜柑色の汽車に乗ったんです
井の頭公園でも歩いて
池の畔で野鳥見てお団子しましょうなんて思ったりして
賑やかしい路地を歩いてたらふと日向ぼっこでもしていきませんかと地面の下から怪物の声
気がついたらそろりそろり階段を降りていた
人も疎らなサウナ室ヘ寝る用のマットと枕を両脇に抱え寝る気マンマンをアピールしながら扉を開ける
室内には5.6人 20人以下なら寝サウナしていい
壁は木の色 天井もベンチも熱い色
石の積まれた大きな熱源が一つ
その両脇に衛星みたいに2つの熱源も空気に色を付けていた
20分毎の雨が降れば最上段で寝ている僕に蒸気が襲いかかってきた アチイ!!悪夢のような目覚め…!
寝るのは下段が絶賛おすすめ🦭
大きなガラス窓の先には大きな水風呂
中には水いっぱいの水
真っ赤になった僕はその短い導線を一目散に突っ走る
こんなに急いだのは今日初めてだなんて思った
どうってことない休みの日
館内着を着てサイレントエリアへ
ボタンをしっかり留めなければミキプルーンするので要注意
前留めてない人チョイチョイいて軒並みブルーンしていたダメ
でもインフィニティチェアが濡れないからガウン着るのはとてもお気に入り
アロマの香りと乾いた風の吹く洞窟スペースは前に来た時からずっと好きだった
今日愛してやまない場所になってしまった
気がついたら動物園が閉まる時間をとうに過ぎてしまっていた
吉祥寺の街だけ散歩して帰った
色とりどりのお店がいっぱいあって相変わらず楽しい
インドカレー屋さんの前はサフラン色の空気
猫がいるよな気だるげな路地で僕が吸い込まれたのはキツネ色の餃子のアロマ
プール帰りみたいな空腹には
モンスター級に美味しかったんです
路地裏から見た空はいつもねずみ色 恋は桃色
晴臣んみんの餃子
今日の僕はちょっと 楽しい気分です
おやまあ 雨でも降らんかな
[ 千葉県 ]
鈍色の線路沿いを歩いてた なんだか綺麗な花がありました
すみれなのかな違うかなシロツメクサではないのだけはわかる
なんて考えていたら知らん民家の玄関に到着
誰、線路沿い行けばあるとか言ったの
せいちゃん助けて!
でも取るに足らない日々行くスニーカーは迷うのはまんざらでもないみたい
スーパーとか電気屋寄ってすみれに着いたらフワフワしてなさそうな床がフワフワしてた
カランで念の為リファを探してから普通のシャワーで身体を洗って源泉あつ湯に超特急
アチイイイ!!けど素敵な泉質!
露天には源泉のぬる湯もあって温冷交互浴?した
アチイヌリイ、やっぱアチイ!
すみれの浴槽には1000メートル掘削された温泉と高度に軟化処理された白湯(恐らく井水)が運用されている
露天炭酸泉は軟水で日本人には飲みやすい硬度
肌から飲む分には問題無い
ファイテン社とコラボした初のファイテン炭酸泉だって
ナノ化したチタンとかよくわからなかったけど僕が一番好きな炭酸泉になった
前室があるサウナ室
20分毎のロウリュと大量のストーンが乗せられた特大のストーブが重く熱い空気を作っていた
ベンチはコンクリート剥き出しの上にPVC製のスノコマットが敷かれている
赤いランプが灯ると始まるオートロウリュ
パンカールーバーから吐き出される無情な熱風はまったりして座っていた最上段を阿鼻叫喚に変えた
焼けてゆくby藤井かzゼアチイイイ!
キンキンに冷やされた水風呂へ逃げて満ちた
火のついた僕の導火線は最も短い導線が消してくれた
着替えて岩盤浴エリアのドアを開けてへむへむ入ってみた
念願の寝!
うおお!と気合を入れてゴロゴロした
毎時00分と30分にミュージックロウリュが行われるサウナ室
民生さんのイージュー★ライダーのPVが流れていて良い気分になった
手書きの歌詞が90sっぽい少し荒い映像に浮かんでいた
賢さという言葉をカシコーサって描くとこ
とても好きだった
魂のルフランが流れてロウリュ
アレはどこにあるのだろうか
ボオオオ!アチイ!
上か!
天井を見上げると無数のパンカールーバーが設置されていた
上だった 視線を変えたら面白い事が沢山あるね
楽しいなあ✨楽しくて書ききれないや
5時半の夕焼け小焼けがスピーカーで鳴っていた
良い夕暮れだった
またすぐ来たいな
このセンチメンタルに包み溺れさせられてしまう前に
だからはしれ常磐線
春風を作りながらフラフラの僕を運んだ
[ 神奈川県 ]
天気予報士がテレビでブルーな事を言ってた
でもいつしか空は泣き止んでしまっていた
まだ乾いていない街はなんだか良いことありそうな予感がした
鶴見駅の西口から歩いて少しの距離
間違えて知らん寺に入ったりしながら到着!
のれんと格子状の引き戸の先には石燈籠や手入れの行き届いたた庭木がおいでやすしてくれた
料亭を改修したゆげ蔵はんだが一見さんでもウェルカム
魚の食べ方が下手な僕でも大丈夫
タオルやらサウナマットやら受け取ってサウナ室の扉を開けた
枠の天端は低くてなおかつ床面とのクリアランスは大きく取られていた
二段ベンチに囲まれたサウナの心臓部にHARVIA社のCLUBproが設置され赤く輝いたエレメントは大量に乗せられた橄欖岩に強い熱を与えている
10ミリのケイカル板のみのストーブガードはなんだか意外だったけど絹豆腐みたいで可愛い
しかしそんなことはどうでも良いのだ
壁には5つ位だったけかなロウリュボタンが設置してあるのだから
僕の人差し指は限界だった押したくて推したくて
震えながらポチッ
遠くで電動弁が開閉する音
ほんの少しのタイムラグ後SUSの配管から水がシュパー!!
アチイイ!!
でも念の為もう一回押してみたポチー
ギャーもっとアチイイ!!
でもなんだか心地良かった
ふわっとした蒸気がストーブの真横の僕を包み消えていく
蜃気楼のように掴めないその熱さ
また求めてしまうようにポチッ ギャー
新鮮な空気と丁度いい音量のジャズ
関節照明も好きだった
天井に頭をぶつけてから水風呂へ
チラーさんが冷やしてくれているようで12℃位でキンキン
循環された深く綺麗な生け簀で身体の奥まで冷やされ締められたキュッ!
ジャグには温かい梅昆布茶が入れられていた
コップに注いでへむへむと飲んでみた
暖かい流体が喉から胃にすとんと落ちる
それから身体にしみっしみにしみた
世界が弾けるこれは五臓ロック!
なんじゃこれコンブ凄い…コン乱しながらコンチョを羽織った
袖にあたまを通したり紆余曲折しながら庭に辿り着いてインフィニティチェアにストン、バタン、ダラーンした
梅昆布茶好きだ…ウ メコブ チヤ…
ヘブライ語… ?
目の前には幾つもの枝に分かれた立派な桜の木があった
ほんの少し花を残していた
大切にされた木だったのだろう
古いものはいつしか淘汰されて初めからそこに何もなかったかのように更地になったりする
大切にしなければ建物も機械も朽ちてしまう
人の心も同じだ
雨で湿った土は次の花を咲かす
こんな素敵な場所を残してくれてよもやよもやサウナまであるだなんて
帰り道に見たレストランバーク
厚切りへムカツが美味しそうだった
[ 東京都 ]
桜の樹の下には冬の亡骸が埋まっていた
石神井川の並木道はもう満開で目を上に向けてしまう
その妖しさは根の美しさを忘れてしまう程に
ハタハタと散り始めた花弁はシルキー風呂みたいな空に溶けていた
でもまあ花よりサウナ
千川通りの桜のトンネルをくぐって来たのは五色湯
どことなく厨二病を再発させてきそうなファサードがカッコいいのだ
飛影とかクラピカとか…ルルーシy…いややめておこう
脱衣場の床は畳だと思ってたら下地のベニヤの上に…いややめておこう
畳っちゃ畳!
五色湯のシルキーはダークブラウンの色調の浴室によく似合っていて薄雲った空のようだった
昭和というか明治な内装
見上げた採光窓は五色のステンドグラス調になっていて原色がとても良いアクセントで優雅なひととき…
でもお湯が超アチイ!!オラビリビリすっぞ!
中温浴槽はとても広くてバイブラやジェットがあって楽しい
天井のバスリブも壁面のモザイクタイルも暗く抑えられていながらもカラン周りと腰壁は白タイルが使われていて絶妙な照明計画とあいまって素敵
サウナ室は密閉度が高く室温は常に100℃を越えていた
ガスストーブの燃焼は二段目のベンチに座っていると恐ろしく身体の水分を奪ってくる
なんだかエキゾチックなBGMでアンビエントな響きが心地良かった
ロマンチック貰った
水風呂の循環系統にはチラーが噛ませてあってキンキンの上バイブラ
タイル絵を見ながら深く冷やされた
やがて寒すぎて絵なんぞ見なくなります
強火で焼かれて氷で締め!🐟
露天風呂なんてオッシャレな場所はなく銭湯の煙突の下
置かれた椅子で休憩出来る
インフィニティが一脚あったが故障して再開の目処はないと貼り紙があった
外気浴スペースは露天風呂などとは違い特に設備工事も不要で安価に造れる
インフィニティ一脚が3.4人のスペースを奪ってしまう
省スペースなプラスチックの椅子の方が良さそう
だって平日でも人気だものここ
雰囲気は古民家というよりは歴史の重みを感じる製糸場みたいなタタラ場のような湯治場
のれんをくぐったらそこは別世界な五色湯が僕とても好きなんだ
明日時間が出来れば行こうと思ってるサウナも古民家だか料亭だかを改装したらしいのだ
多分好きな予感がするよ
恋する乙女のような朧な夜
隙間風もなく虫も出なくて床暖房空調最新型のトイレとIH完備でスチームとドライサウナがあって水の綺麗な井戸を持つ
そんな古民家に私は住みたい
[ 東京都 ]
雨の匂いがするバーデ
外のサウナ小屋にはハルビアのタワーが5基並んでる
アウフが始まる時間と同じくシュボウ!とロウリュされた
その勢いは仄暗いサウナ室の三段目まで蒸気をすぐさま届けてくれた アチイ!
熱波師さんがアロマ水をかけると辺りはラベンダーの鮮やかな香りが満たす
好きなセットで心地良い風をいっぱい浴びた
雨だったのでプールへ
バーデのフローティングは身体が浮く
ラッコの気分🦦
心地良い水温の中プカプカしてたら時間が曲がった
温泉も入りたいしサウナも入りたい!ついでに寝たい!
なので水着を脱水器にぶち込んで浴室側のサウナへ
ここは元々テルマリウム社によって造られた
素敵な施設いっぱい手掛けているよ
そして昨日リニューアルオープンした
プロデュースはTTNE
サウナ室の扉を開けたそこは練馬から7600キロ位離れた場所
ストーブはドイツ製のEOS社のヘラクレスに変わっていた
端子台が横にある仕様
エレメントの形状は複雑になるけど底で結線するタイプに比べて格段にメンテナンス頻度は少なくなる
ロウリュさえしなければ寿命は長い
でもしてくれるってよライオンズ太っ腹!
真新しい堅牢なストーブガード
角材で格子に組まれている
時折ライトが点灯し湾曲した反射板に仕込まれたドリッパーからオートロウリュされる
ダクトがあるこのストーブは蒸気もすぐに対流させ最上段の僕に届けてくれた
扉の下側は大きく開けられていて新鮮な空気が入る
室内の空間容積は変わりないがリニューアルしてこれ程までに体感が変わるものかと感動した
以前のじっとりしたしみったれた山小屋(良い意味です)も好きだった
でも密閉度も高かった
あくびが出るほどに重い空気(嫌いじゃないのよ)
素材の色調は落としながらも丸太や壁面のカービングした合板の意匠やベンチの色合い
違和感は無いどころかもっと可愛いくなった
好きだなあPPAP
アチくなってガッシャワをズドドドと浴びた横にうず高いアクリルアヴァント
へむへむ登ってザブン!ポニョになった
隣の水風呂も仕上げを樹脂モルタルにしてオッシャレになってた
草とかぶら下がっててなんだかボタニカルな空間
ぷにっとする黒いベッドで休憩してから
しょぺ!!な温泉に漬かってまたサウナ戻ったりして楽しかった
相変わらず素敵な庭の湯だった
また大切な施設が増えてしまう
満面のスマイルになれる場所
帰りの川沿いの桜がとても綺麗だった
イヤホンからはINIのHANA🌸
こんな雨の日でもなんだかとても幸せな気分になったんだ