まえばし 赤城の湯
銭湯 - 群馬県 前橋市
銭湯 - 群馬県 前橋市
道の先には駅があった
あかぎの湯もそこにある
銭湯を意匠として落とし込んだらしくエントランスがそれを思い起こさせる
レトロな下駄箱や格子に編まれた天井
その先で受付した
脱衣場には給水器があったり空調もしっかりと効いていた
浴室の壁には田中みずきさんのペンキ絵が描かれていた
それはとても大きく男女の境を超えて30メートルほどもある
無邪気で神々しい山々と余白を残した前橋の町
これから芽吹いていくような予兆を感じさせた
床や壁はタイルが使用され一部ティファニーみたいな色で可愛かった
銭湯さながらにコンパクトな所も可愛い
内湯にはサンゴライトを使用していた
化粧水の様な成分とな
温泉では無く言わば入浴剤だ
とは言っても侮る無かれへむは入浴剤マニアなのだ
へむへむと浸かってみた
少し白濁したそれの肌感は少し重さを感じる
そして美人になった……
気がした…様な
隣には炭酸泉がある
程よい低温が身体中を解く
少しオーバーの量が少なく感じた
浴室はサッシが解放されて新鮮な空気と光が差し込む
露天風呂なんかあったりして嬉しかった
浴室の隅にサウナ室への扉がある
中の壁面はブリックタイルが貼られ木製の二段ベンチ
耐火区画された正面にはテレビ
乾いた熱がそこにあった
熱源はガスだろう サウナストーンが置かれオートロウリュのステンレス配管もあった
毎時30分、ライトが灯り水がストーンに噴射される
少なめに2回
それでも蒸気は絹の様に薄い膜を貼って身体に被さってくる
室温が高いので限界はすぐにやってきた
出るとすぐそこには深めの水風呂があった
しっかりと流せば潜水も出来る
水はかなり冷たい 15℃を下回っていた
水底で幾分の火照りも残さずに体温を奪われた
外気浴スペースには椅子が置いてあり空が見えた
小雨のちらついていた曇天はいつの間にか青く変わっている
充分に冷やされた身体を外気に晒してとっても心地良い気分だった 最高!
施設を出てお野菜とか物色して楽しんだ
青草に捕まりそうになりながら大通りを目指した
前橋は僕が産まれた街でも育った街でも無いけれど
車窓から見える風景にどことなく心情を掻きたてられた
大きな川や
囲み聳える山や
深い地中を流れるその透きとおった水も
それらが創った土壌も
綺麗なケヤキの並木道も
この街を構成する全てが
内から産まれた新しい町並も
何もかもを愛おしく感じた
とてもこの街が好きだ
そして誰かに伝えたい!
何度でも
叫んだっていい 前橋最強!夜露死苦!って!
とっとこヘム太郎です!ここは分類としては公衆浴場ではない温浴施設ですねー。とはいえ銭湯の方が広いかも笑)道の駅だからか親子で来てて和やかで良い雰囲気でしたのよ🐹
結構この辺り道の駅が多かったです。水風呂もキンキンだし外気浴もあってアウフグースさえも!侮れませんねえ。道の駅大好きなのでいつも散財してしまいます💸恐ろしい場所です笑)
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