おふろcafé utatane
温浴施設 - 埼玉県 さいたま市
温浴施設 - 埼玉県 さいたま市
土曜日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 18:05 〜 翌 08:55
入泉時間 夜の部 18:15 〜 20:25
入泉時間 朝の部 05:00 〜 06:55
入泉プログラム
夜の部 S (15 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日のビール クラフトビールなど
本日のツマミ 牛リブソテー
本日のメインディッシュ 〝和洋折衷〟
館内に足を踏み入れた途端に気恥ずかしさがオジサンの心を突き刺す。幾多のオシャレサウナを攻略してきたつもりだったが、大した免疫はついていなかったらしい。
フロントで予約しておいた名前を告げると、丁寧な館内の説明と共にルームキーを受け取った。オーロラの光が射し込み、暖炉の炎が揺れるフリースペースで戯れる若者カップルたちを横目に、今夜の宿であるホテルの部屋へと上がった。大きめのベッドだけが置かれたシンプルな設計だが、ひとりには十分過ぎるほどの広さだ。
着心地の良いパイル織りの館内着に着替えると、さっそく大浴場へと向かってみた。北欧風の館内に気後れしながら足を踏み入れた浴室は、思いのほか日本様式だった。そんな中に突如として〝SAUNA〟のネオン管が赤く光るフィンランド式のサウナ小屋が現れた。その違和感に驚きながら、まずはカランと内風呂で下準備を終えた。
パイン材で組み立てられたログハウスの扉を開けると、薄暗い中に階段が見える。天井から吊り下げられたヴィヒタの香りに誘われるように一番高い場所に腰を下ろして室内を見渡す。天然石のサウナストーブを中心とした、上下の二段ベンチが取り囲んでいる。上段に置かれたラドルを手に取り、セルフロウリュを楽しみながら北欧気分に充される。さらには北欧音楽が夢心地へと誘ってくれるが、時折り聞こえる電車の音が日本にいる事を思い出させる。
ゆっくりと時間をかけて低温多湿のサウナを楽しんだあとは、本場であれば湖に飛び込みたい所だが、FRP樹脂の水風呂が現実へと呼び戻す。しかしこの様々なギャップも楽しく、全てのセットをサウナコタに捧げた。
露天風呂に置かれた休憩用デッキチェアの種類も豊富で、各セット毎に違ったインターバルを楽しめる。中でも一番のお気に入りは、西の夜空に宵の明星を見上げながらの〝一番星ととのい〟だった。
サウナ上がりは就寝までクラフトビールを味わうと、翌朝は一番風呂上がりにハンモックでの〝うたたね〟を楽しんだ線路沿いの明け方だった。
男
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