カプセルホテル&サウナ ジートピア
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
平日 小雨 宿泊利用
館内滞在時間 21:40 〜 翌 10:55
入泉時間 夜の部 21:45 〜 23:30
入泉時間 朝の部 09:05 〜 10:40
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯
本日のツマミ バンバンジーサラダ & ニラ玉
本日のサ近所めし 肉豆腐 & ブツ定食
本日のメインディッシュ 〝聖なる場所〟
ギリシャ語で〝場所〟を意味する〝トピア〟を名乗るサウナを求めて船橋を目指した。道中の横須賀 総武線グリーン車は信じがたい貸切状態で、我々が直面している現実を突き付けられた。
しかし淡いカフェオレブラウンの館内着に袖を通した瞬間から理想郷への旅は始まっていた。コットンワッフルの柔らかな肌触りを楽しむ間もなくレッドカーペットの階段を上がり大浴場へ足を踏み入れると、そこにはエデンが広がっていた。
バスシャワーとカランで神聖なる洗礼を受け、ぬるめの内湯で備えてから〝熱神様〟の待つサウナに向かった。サウナマットを手に取り扉を開けた瞬間に、乾いた熱気が襲ってくる。馬鹿の一つ覚えのように最上段に腰を下ろすと、皮膚の薄い部分を容赦なく刺激してくる。乳や亀などの頭部を隠すように身悶えながら、時計の針が一周する間もなく己の限界を迎えた。
逃げるように最上段から降りるが、床マットの熱さも半端ではない。焼けた砂浜のような感覚が足の裏を襲い、逃げ去る者をあざ笑うかのようだ。脇目も振らずに水風呂へと急ぎ、手桶で掛け水を忘れずに身を沈めた。天使の持つ水壺から流れ落ちるマイナスイオンを全身に受け止め、良質の天然水ならではの肌触りに我を忘れる。
シルクタッチの優しい水風呂を上がり、デッキチェアで間合いを取る。目の前には改装されたアカスリコーナーが、以前よりもエロチズムを増して輝いている。壁で隔てられた分だけ余計に、やらしく映って見えてしまう。サウナ上がりは大ジョッキを片手に、肉々しい棒々鶏と黄金に輝くニラ玉を味わってからベッドイン。
翌朝は船橋を訪れた際の楽しみでもある昼呑みへと出掛けた。初めて訪れた古い定食屋で肉豆腐とブツ定食をツマミにビールを楽しんだが、山形生まれのお母さんの作る料理ひとつひとつが心に染み入る。そこだけ時の流れが止まったような食堂は、後世に残すべき風景である。やはり私にとって、この界隈は特別な場所であると心に刻んだ小雨降る船橋だった。
男
おぉ!先週そこの食堂行きましたよ😊 まるで映画のセットですよね。 大正時代からやってるそうです(笑)
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