カプセル&サウナ 川崎ビッグ
カプセルホテル - 神奈川県 川崎市
カプセルホテル - 神奈川県 川崎市
平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:05 〜 翌 09:55
入泉時間 夜の部 21:15 〜 23:10
入泉時間 朝の部 07:05 〜 08:40
入泉プログラム
夜の部 S (15 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯
本日のツマミ 手羽先 & 青唐辛子味噌漬け
本日のサ近所ツマミ よだれ鶏
本日のメインディッシュ 〝隠れ聖地〟
皆さんにもサウナの聖地があるように、私にも関東における東西の〝隠れ聖地〟が存在する。その東の聖地は「船橋グランドサウナ」西の聖地は「川崎ビッグ」である。そんな東西の聖地を結ぶ新橋駅に、どちらに行くかも決めぬまま立っていた。
私が〝隠れ聖地〟に挙げる理由には共通点がある。勿論サウナのスペックもあるが、それよりも大切なのはサ室の混み具合だ。他人と肌が触れ合いそうなサウナは苦手で、個人的に安心できるパーソナルスペースが確保できる事が重要条件なのだ。アメリカの文化人類学者 エドワード・T・ホール博士の分類法を借りれば密接距離(〜45cm)は論外で、個体距離(〜120cm)ならば許容範囲、できれば社会距離(〜350cm)、あわよくば公共距離(〜700cm)が望ましい。
そんな勝手わがままを受け入れてくれるサウナは、都内の人気施設では到底無理な話である。そこで今夜は、新橋から電車で20分で辿り着ける川崎の隠れ聖地を訪れた。一年中、桜吹雪が舞うフロント前の絨毯を踏みしめて大浴場への階段を降りた。
浴室の奥にある低温サウナに向かう前にカランで身を浄め、ラドン湯で予熱を施す。こちらのサウナは低温といえども、ストーブ近くの最上段に座れば、隣の高温サウナに引けを取らないポテンシャルを体感できる。少し手狭な高温サウナと違って広々としたサ室が何よりも心地良く、空気の淀みがないのが素晴らしい。多少の時間は要するが、じっくりと身体の芯から沸点に到達できた。
二種類の水風呂にも温度差が設定されてあり、各セットの気分で組み合わせを変えられる。デッキチェアも豊富なので椅子取りゲームをする事なく小休止できるのも好条件。
もうひとつの隠れ聖地としてのポイントである、サウナ上がりの食事処の充実ぶりは次回にするとして、翌朝は高温サウナを独占してチェックアウト。本日のサ近所メシには、隠れ聖地を名で表す駅前通り〝37番街〟にて、今月で閉店してしまう老舗中華を味わった川崎の昼下がりでした。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら