ユーランドホテル八橋
カプセルホテル - 秋田県 秋田市
カプセルホテル - 秋田県 秋田市
日曜日 雨天 通常利用
館内滞在時間 15:30 〜 17:40
入泉時間 昼の部 15:35 〜 17:05
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 中ジョッキ3杯 他
本日のツマミ 牛肉豆腐
本日のサ近所メシ 炭火焼きりたんぽ鍋
本日のメインディッシュ 〝秋田名物〟
降りやまない雨の盛岡駅を後にして進路を西にとった。次なる目的地に決めた秋田へと向かうために新幹線こまち号に乗車したが、感染拡大のニュースでは取り沙汰されてない東北地方でさえも自粛要請のあおりを感じる。貸切の車内は異様な光景にも映るが、少しでも消費活動に繋がればと歩みを止めずに進み続ける。
一時間半ほどで到着した秋田駅前には、雨にもかかわらず空車タクシーが長蛇の列をなす。目的のサウナ施設は駅から少し離れたところにあったが、ここの駐車場だけは街の様子と違って混み合っていた。受付を終えて脱衣所へと向かうが、休憩所や食事処、ゲームコーナーの雰囲気を見ただけで愛のある施設だと感じられる。
多くの地元客で賑わう大浴場に足を踏み入れると、まずは掛け湯で秋田の湯を浴びた。全身を洗った後は予熱代わりにスチームサウナに入ってみた。轟音すさまじい室内にはラジウム効能のある蒸気が満ちている。ゆっくりと時間をかけて身体が温まったところで、人生初の秋田サウナへの扉を開けた。
広い二段のサウナベンチが設けてある室内なのに、土地柄だろうか床のマットに座っている人が多い。高温好きの私には幸いな事に、熱源近くの上段にポジショニング。目の前のサウナストーブを覗き込むと、人工石と天然石が入り混じる珍しいタイプの熱源を見られた。オートロウリュが頻繁に行われるのでサウナストーンが乾く暇がなく、蒸気を発生させている様子がないのも愛くるしい。水風呂の贅沢な掛け流しとバイブラ効果で冷却を終えると、露天スペースに置かれたベンチで川沿いの風とひとつになった。
食事処〝かっぱ亭〟で乾いた喉を潤しながら今後の予定を考える。せっかく秋田まで来たので秋田名物くらいは食べて帰京したいと思い、最終の新幹線までの時間で〝きりたんぽ〟を味わった。そこで出会った〝なまはげ〟の「呑みすぎるなよ」との忠告も聞かずに、東北第二の歓楽街である川反に繰り出してしまった。
もはや〝秋田美人〟は過去の言葉なのか、私に猛アピールしてくる女の子は〝あき竹城〟みたいな容姿だった。それでも彼女の秋田なまりのトークが面白く、翌日まで飲み明かしてしまったネオン街の夜だった。
男
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