アクアプレイス旭
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
祝日 晴天 通常利用
館内滞在時間 15:45 〜 17:45
入泉時間 昼の部 15:50 〜 17:20
入泉プログラム
昼の部 (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日のビール 缶ビール(350ml) 2缶 他
本日のサ近所めし 天ぷら懐石
本日のメインディッシュ〝続 蒸しサんぽ 〟
かの有名な高級天ぷら店〝てんぷら 近藤〟の店主が「天ぷらとは蒸し料理である」と語られた事を思い出して、浅草きっての老舗天ぷら店を予約した。天ぷらは〝ころも〟という薄い膜で良質な素材を包み、その素材に適した温度の油によって、素材の持つ水分だけで蒸す料理なので蒸し料理という事だ。
サウナと〝蒸し〟繋がりで予約した時間までは二時間ほどあったので、以前から気になりながらも未訪だった銭湯サウナへ足を運んでみた。外国人観光客こそ少ないが、多くの人があふれている浅草ホッピー通りを抜けて、夕暮れ前の「アクアプレイス 旭」にやって来た。番台で初めて来た事を告げると、スタッフさんが親切丁寧に説明してくれた。
サウナ専用キーと貸しタオルを受け取り入った浴室内は私くらいの年齢では、ひよっ子にすら思えるくらいに年齢層が高い。全ての人が知り合い同士ではないかと思えるくらいに、互いに挨拶を交わし合っているのも下町らしくて心が和む。ローカルルールを見落とさないように慎重に身体を洗い、内湯のレモン風呂に浸かり様子をうかがう。切り絵のようなタイル壁画が印象的な浴室の奥に、サウナへと通じる階段を見つけた。しっかりと予熱を終えると初めてのサウナに緊張しながら階段を上がり、首から掛けたサウナキーを使って扉を開けた。
聞きしに勝る昭和ストロングだが、すこぶる居心地が良い。テレビから流れる大相撲春場所の音声や、地元客の競馬トークも不思議と気にならなず時間が過ぎていく。同じく上階にある水風呂で粗熱を取り、非常扉の前に腰掛けて物思いにふけると魂までもが癒された。
休憩所で呑むサウナ上がりのビールの味は格別で、アペリティフ代わりに二缶を一気に飲み終えると、待望の蒸し料理を味わうために浅草へと戻った。中庭を眺められる個室に一人とは寂しいが、創業150年を迎えた老舗の天ぷらに心も奪われた。
いよいよ今回の〝蒸しサんぽ〟もエンディングを迎えようとしていたが、帰り道に立ち寄った上野仲町で呼び込みするカワイ娘ちゃんを〝無視〟するわけにはいかなかった。結果として天ぷら屋で〆に食べた〝天ばら〟の如く、ポケットの中の諭吉たちも〝てんでばらばら〟に散っていった上野の夜更け前だった。
男
旭からのAsahi、天婦羅「中清」で中畑Kiyoshiを彷彿させつつ、その齟齬をKIRINラガーでフォローするシャチョーらしいギミック!
天ぷら、たまらんす(笑)
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