紅しょうが

2022.11.13

1回目の訪問

いつか行きたいと思っていたが、ついに来ることができた。
いまや青森サウナの顔なので、サウナ好きとしてはここに来ないわけにはいかない。

貸し切りなので事前予約が必要。1回2時間で1日2〜3枠なので、早めに予約した方が無難。
料金はそれなりにするが、数人で来ればそこまで高くもない。ただ、冬季は2倍となる。雪が降り積もるから、それだけコストが上がるのだろう。

当日、持参が必要なのは水着だけ。タオル、バスローブ、サウナハット、サンダルは用意してある。ミネラルウォーターや温かい自家製のお茶とクッキーまで頂いた。お茶とクッキーは持ち帰り可能。

その他の注意点としては、
・風呂やシャワーは無し
・ドライヤーなどの電化製品はもちろん使えない
・トイレはあるが冬季は水が出ない
・脱衣場には仕切りが無い。
・近くにコンビニなど売店が無い
と、大体こんなところだろうか。

当日、集合時間に宇樽部キャンプ場の入口で、管理人さんと合流。そのまま車でキャンプ場の奥へ。
今日は元々、強風の予報で中止になるかもしれなかったが、むしろ日頃より風もなくて暖かい。昨日より10度近く気温が高かった。

諸々の説明を受けたら、後は思うがまま。管理人さんは時々サウナの温度を見て薪をくべたり、タオルを渡してくれたりする以外は黒子に徹してくれる。

ロシア製のバレルサウナは4〜5人の広さで、最初は80度だったが、1時間近くで90度まで上昇した。

もちろんセルフロウリュができて、自家製のお茶がアロマ水として使われていた。ほうじ茶とはまた違った良い香りでリラックスできる。
ロウリュの熱はストーブの近くより、入口近くの窓が正面に見える位置の方が熱かった。

ストーブが発する音以外は静かなもので、窓から外を眺めていると、あっという間に時間が過ぎる。

サウナから出たら、サンダルを履いたまま十和田湖へ。遠くにいかなければ、ちゃんと足がつくので座ることもできる。
今日の水温は12度と確かに冷たいが、意外と入っていられる。水質も良さそうだ。
ただ、何より開放感がすごくて、誰にも邪魔されずに自然と一体になってる感覚を強く感じた。

タオルで体を拭いて、バスローブを着てととのい椅子に座る。
目の前は湖だけ、もっと言うと自然だけ。水が押し寄せる音や鳥の鳴き声に耳を傾けながら、ゆっくりと過ごす。もう2〜3週間前に来れたら、紅葉が綺麗だったろうけど、それがなくても十分に綺麗な空間だった。

あっという間に2時間が経って、最高に贅沢な時間を過ごすことができた。
頻繁には来れないが、ここでしか味わえない体験をまた堪能しに訪れたい。

紅しょうがさんの十和田サウナのサ活写真
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