十條湯
銭湯 - 東京都 北区
銭湯 - 東京都 北区
十条銀座をくぐり抜け、久方ぶりの十條湯。
番台のおばちゃんから「サウナ、ちょっと待つことになるかもしれないけど、大丈夫?」と言われ、「さすが生まれ変わった十條湯……もはや混雑の域に突入!」と思うも束の間、全然大丈夫でした。
浴場には、えっちな体(©いつもお世話になっております。◎です。)で洗体にいそしむおすじがいた。
「おう、Mon。あ、お風呂セット、ないの? だったら使えよ、俺の」
と、雑貨屋に売られていそうな空ボトルに、マジックで雑に書かれた「体」「リンス」「頭」を貸してくれる。
さすがのおすじでも「リンス」を日本語にできなかったのか、という気持ちと同時に、やはり鍛え抜かれた肉体を保持するためには、コンディショナーじゃなくリンスが必要なんだなと再確認。
体を清め、いざサ室。すでにおすじはいつもの忍者スタイルで蒸されている。サ室上段に腰を下ろすと、ドア脇に吊り下げられた葉っぱが目に入る。「ヴィヒタ」と書いてある。なるほど、これが生まれ変わった十條湯。
けど、思い返してみれば、吊り下げられた緑色の葉っぱ以外、そこまで生まれ変わった感、出てたかな? と、周囲を見渡すも、特にそれ以外の輪廻転生感は見受けられず。
「ヴィヒタ以外、どこが生まれ変わったの?」と、おすじに尋ねると、「知るかよ。俺、初めて来たんだから。ってかサウナ内での会話厳禁って書いてあんだろ、話しかけんな」と、えっちな肉体に咆哮された。室内にはヴィヒタの芳香が充満していただけに。
5分間の砂時計が終わりを告げ、体内時計でさらに1分を数えて水風呂へ。水温計は20度を超していたけど、おや、なんか水風呂、前より冷たくなってる風。もしかしたら、これも生まれ変わった十條湯!(ということにしたい)
数セットを終え、サウナ料金を支払った者のみが利用できる、2階・魅惑の休憩スペースで内気浴。扇風機を弱にして、そよがれること数分。おすじも階上に現れ、「十條湯のサウナ、いいな。この重さ、いいぜ」と、破顔一笑。巣鴨のサクラよろしく、霊に取り憑かれた的重さじゃなくて安堵する。
着替えて隣接する喫茶室へ。おすじは小学生のような満面の笑みで、「くりいむそおだ、ください!」と、お姉さん店員にオーダー。テーブルに運ばれるや否や、さすがサウナ界のインフルエンサー、角度や光量を気にしながらクリームソーダの撮影に注力。
「くりいむそおだって、どうやって食べるのが正解なのかなあ?」
と、首を傾げながらアイスクリームをつつく、えっちな体。サ室のヴィヒタ同様、緑に色にきらめく炭酸水の中で、気泡がぷちぷちとはじけていた。
男
体、リンス、頭😂ワイルドサ活‼️色々な意味でありがとうございました🙏
ストロー2本でらぶらぶなcream sodaドリームショットが見たかった🦄🦄✨💕
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