東京染井温泉 SAKURA
温浴施設 - 東京都 豊島区
温浴施設 - 東京都 豊島区
[ちんちんかもかも]
男女の仲がきわめてよいこと。子供の遊びの一種。片足でとび歩くもの。
[かもかもかもかも]
上野アメ横「らーめん 鴨to葱」から巣鴨「染井温泉SAKURA」へはしごすること。
というわけで、「初サクラをエンジョイしたい!」という相棒と共に、かもかもかもかも。景気のいい相棒は「食いながらサクラに向かおうぜ!」と、巣鴨駅前で購入したメロンパンをくれた。互いにほおばりながら現地へと赴く。
前回訪問時は週末だったこともあり大混雑だったけど、平日のサクラは満開御礼でもなく、炭酸泉や露天風呂、サ室も貸切になるほどのスキスキスー具合。
相棒は「ここのサ室ってタワーマンションみたいな構造してるんでしょ? それはそれで楽しみ!」と、夏休みを満喫したそげなわんぱく小僧のごとくはしゃいでいた。でも、「タワーマンションじゃなく、スタジアムサウナだから」という指摘は、相棒のテンションを下げかねないと思ったので、ほゎゎわわあと、口をつむぐ。じゃなく、口をつぐむ。
各々のタイミングで2セットを終えると、相棒は言った。
「近くに墓地があるからなのかな……なんか背中が重い」
染井温泉だけに、サ室の熱さに頬を紅く染めるかと思ったら、まさかの心霊現象で顔色を青くしていた。
「サ室のオートロウリュも俺が普段行ってるサ場と比較すると、ちょっと物足りなさを覚えちゃうな」
いくつものサ場をくぐり抜けてきただけあって、やはり経験値がものを言う。しれっと霊に取り憑かれ、タワーマンションサウナのオートロウリュもお気に召さなかった相棒は、露天風呂の休憩スペースでM字開脚をしながら、そう述べた。
3セットくらい決め込んで、サクラをあとにする。せっかくなので近くの立ち飲み屋で一杯かます。
サ活後のアルコールは格別にうまい。相棒は「刺身が食いたい。ブリ刺とマグロ刺!」と意気揚々に注文した。
店員「刺身、全部売り切れです」
相棒は肩を落とした。まだ霊が憑いたままなのかもしれない。すると、板橋方面から散歩してきたという恰幅のいい狸のようなおじさんが汗だくで入店してきた。その狸は、相棒の友人だった。
狸は汗の噴き出る顔や腹回りを、持参したタオルで拭きながらチューハイを注文した。相棒は「俺もチューハイ!」と追っかける。年はひと回りくらい離れてそうだが、相棒は狸おじさんと小気味よいテンポでトークを弾ませる。
数杯飲み続けていると、相棒は狸おじさんを見ながら「こういう歳の取り方をしたいよね」と賛辞を送り、僕に言った。
特にそうは思わなかった。
男
サ活に、夏の終わりの気配が漂ってるんだぜ?
最後の一行にゾワゾワしてしまいました。
タワーマンサウナで青くなったんですか、サウナとは思えない情景!最後の人はまさかの猫好きケータさんじゃないですよね♨
久しぶりのサ活にまさかの登場、ありがとうございます😂
クンピーのモーカーのシューチャーに、 メンマーといふー!
いや〜さすがパイセン、まとめたね。まとめ上手!
つぐむです。冒頭から感激でした。そして、人と人の間にある温度差、リアルすぎてそんな温度差を感じたあれこれ、思い出しました。次のサ活、お待ちしております。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら