東上野 寿湯
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
幸せホルモン(©あま美)出すぞ〜! 今年初の稲荷町「寿湯」へ訪問。これが俗に言う「寿はじめ」というやつ。
せっかくなので調べてみたら、鹿児島県に「寿 肇(ことぶき・はじめ)」という齢46の政治家がいた。「主な肩書き」には「農業」と書いてある。政治家なのに農業を名乗るとは、なかなかの手練。
しかし、コメントには「自分自身に足りない課題が何であるかをあらゆる資料に目を通しながら、模索中(中略)支援者からの質問の回答を学んでいます」と記述。
伝えてやりたい、「資料の中に自身の足りない課題があると思うな! 自分に足りないものは、己と向き合って探し出せ!」と。しかも「支援者からの質問には時間をかけず、教養と経験で即座に述べるべきだ!」とも助言してやりたい。
俺「素敵な施設ですね。サ室の温度は何度ですか?」
店「ちょっと待ってください、調べます」
例えば、初めて訪れる施設でこんな一幕があったら、ちょっぴり残念な気持ちに駆られてしまう。どうせなら肩で風を切りまくって「我が店、自慢の110度!アチアチすぎたら110番!」とか見得も切りまくられたら、十朱幸代ばりに火打ち石で「いってらっしゃい! はごろもフーズ!」とかお祭り騒ぎになっちゃうこと請け合い。いや、実際は「いってらっしゃい!」じゃなく「いってきます!」なんだけど、そのへんはご愛敬。
そういう意味で「寿湯」のスタッフは、オーナーの亮三さんを筆頭に、素晴らしい手練で構成されている。ド安定の接客、行き届く清潔感、そして無秩序な連中に見舞う鉄槌。さすがに微細な愚行までには鉄槌が及ばないものの、「二度と来るか! おととい来やがれ!」と言葉を荒げないレベルの秩序が守られている。
さて、寿はじめ。脱衣所から浴場を見渡したら、閑散としている。まさか本日のサ室は「ウホッ! 丸ごと全裸 野郎だらけのサ室大会」になっているんじゃないかと、やや不安がよぎるのハウスマヌカン。
しかし、なんということでしょう。サ室、たったおひとりSummer Madness! ウッキウキであぐらなんかかいちゃって、解放の儀。今なら宇宙と交信できそう! なんなら蒲田とも交信できそう! それは行進な! とか自己ノリツッコミで脳を更新させつつ、じっくり10分。以後、久方ぶりの塩サウナで15分とか贅沢三昧。
あま美さんのサ活で寿はじめを決めたのに、塩はやっぱりしょっぺーぜ! とか思いながら、一度脱衣所に。「ショッペーゼ」って名前のサッカー選手、イタリアあたりにいそう! とか検索してみたら、「ショッペーゼに一致する結果は見つかりませんでした」。
そんなに甘い世の中ではなかった。
男
「いってらっしゃい! はごろもフーズ!」って😂
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