サウナ・アダムアンドイブ
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
大晦日まで仕事を納められない自分への労い。それは「サ活に予算を割く贅沢」。そう、年末なんだし! 向かった先は西麻布「アダム&イブ」。
その昔、職場が西麻布だったこともあり、足繁く通っていた時代があったんですよ。当時からサ活もそれなりにこなしていたものの、メインは風呂と酒とアカスリ(今より昔のほうが稼げてたんじゃないか疑惑)。というわけで、約6年ぶりくらいに再訪。
入浴料3990円という、ある種の貴族サウナと言っても過言でない価格に反比例するかのような客層(非他意)、サ室に散らばるしわっしわの週刊誌と弘兼憲史のコミック——まるでタイムスリップしたかのような安心感&安定感。
「雑誌や新聞を持ち込まないで」と書いてあるのに常設されている矛盾。「サウナ内でのご飲食は禁止」と書いてあるのに、「お待たせしました」と言ってオロポをサ室に届けるスタッフの矛盾。そう、これが「こまけえこたぁいいんだよ」精神を貫くアダム&イブクオリティ。
テレビのないサ室で響くサウンドは、任侠映画で描かれているようなリアルなトークと週刊誌やマンガをめくる音のみ。12分計もなく、時間を計るのは体内時計か中規模サイズの砂時計だけ。また、サ室を利用する際は専用の緑色のパンツを穿くスタイルだったことを思い出す(水風呂もそのままの格好でIN。もちろん素っ裸でも構わない)。
「サ活に予算を割く贅沢!」とか言いながら、弘兼憲史「黄昏流星群」に夢中になってしまう自分。「課長が全国津々浦々で熟女とセックスするマンガを描く人」というイメージしかなかったけど、なにこれ面白いじゃん! ごめんなさい、弘兼先生。
3セット終了後、地下の休憩スペースへ。変わってなかった(と思う)。薄暗さの中に潜むリクライニングチェア、奥には小さい頃に家族旅行で出かけた民宿にありそうなテーブルが数台。カウンターで一服かまして再びサ室へ。今度はスチームサウナ。昔と変わらずヨモギのいいケオリ。懐かしさと高揚感がイィィィィィンミックス!
水風呂も冷水機もあの頃のまま愛川。アカスリスペースで働く韓国人おばちゃんスタッフの雰囲気もおんなじ。懐かしさが感極まって頬をつたうしょっぱい水分。あれ、水風呂を出たばかりなのにまた汗かな……(遠い目)。
食堂で韓国ざんまい、サジマにアカスリ、オプションで俺のアダムを——とか思ったけど、遠い記憶が蘇っただけでも十二分に贅沢スペンドサムタイム! またゆっくりアダムろう♨︎
男
自分は弘兼憲史作品の「人間交差点」が好きです。置いてあるとついつい読んでしまいます。 今日は銀河で普段あまり読まない「ゴラク」や「スピリッツ」を読みました。最近は他にも文春や新潮があると読んじゃいます。 半年後は40歳を迎えますが、まだまだ知らない楽しい世界がサ活を通じてある事をつくづく感じます。
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