サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
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ケイタさんのボトルで晴らすしかない——そう誓って向かった先は「北欧」。朝っぱらからテンションMAXに近い状態になったのは、ボトルにありつけるからだけじゃない。そう、“サ飯デビュー”を図れるという、長年の夢を必然的に果たせる贅沢な不可抗力も相まって。
午前中にホクオるという高揚感もテンションを後押しし、エレベーターを降りれば下足にもしばしのゆとり。いつもは3時間コースなのに「12時間コースで!」と、空前絶後の前のめりスタイルでフロントに告げ、渡されたロッカーキーは「37番」。牧瀬里穂以上のミラクルとしか思えない。
一目散に館内着に着替え、「浴場より先に食堂に向かう」という背徳感だけでととのいそう。手前が禁煙席で、奥が喫煙席。なんとなくケイタさんは喫煙者だろうと勝手な見立てで喫煙席に腰を下ろす。お客さんはひとり。間違いない、彼がケイタさんだろう。目と目が合った。Miracle Love。しかし、素っ気ない表情で彼の目線はテレビに戻った。
おかしい。何がおかしいって、テーブルにボトルがない。ケイタさんの「あさウナ あさめし 受付の新人マダムある意味ストライク」と記されたサウイキ画像には焼酎のボトルが屹立していた。
振り返って禁煙席を見渡すも、客ゼロ。とりあえずレモンサワーを注文。「お待たせしました」――ひとくち。うめぇ……すると「まんとうさん?」と声をかけられる。
ケイタさんだった。禁煙席の死角におられた。こんな近くにいたのに どうして気づかなかったの 今まで私。のちに「Mon湯(とう)」と呼んでいただいていたことが発覚しつつ、ご邂逅。サ活話に花が咲き、場末のホステスばりに「ボトル、いただいちゃっていいんです?☆」なんてご厚意に甘える形で、つまみに板わさとイカの一夜干しも追加オーダー。幸せすぎる。
互いにサウイキでやりとりしているユーザーのみなさんの話で盛り上がりつつ、あっという間にボトルが空く(ケイタさんの割り方は、焼酎の炭酸割りじゃなく、炭酸の焼酎割り)。これ以上、飲んでしまったらサ活に影響が出てしまうということで、いざサ室へ。
サ飯デビューを図れた喜びからか、サ室、水風呂、外気浴、そのすべてがまるで初体験かのような心地よさ。しかし、ちょっとでもアルコールが入った状態でのサ活に注力するのはよくないと判断し、2セットか3セット(曖昧)で退浴。ケイタさん、ありがとうございました! これで佐藤です。さんとも会えるような気がしてきた。
男
ケイタさん、温かいですよね。サ室のような包容力。
いや、板わさばりに、わ(び)さびの効いた男ですよ。←自分で言うやつ
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