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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.06.07

13回目の訪問

鷹の湯

[ 北海道 ]

鷹乃湯のシャワーはホース式だ。銭湯では珍しい。
固定式には固定式の魅力があるものの、取り回しのよいホース式はやはりよい。あんなところやこんなところまでねぶるように洗い流すことができる。

しかし鷹乃湯のシャワーホースにはひとつだけ難点があった。硬いのだ。
新しいホースを取り付けてから時間が経っていないためなのだろう。メンテナンスが行き届いていることの証左でもあるのだが、硬いのだ。

「やわっ!」
本日、鷹乃湯でシャワーを手にした私は歓喜にむせび泣いた。小慣れたというのだろうか、フニャフニャになっていたのだ。男子たるもの、ゴムに求めるのは柔らかさと薄さだ。

サウナと水風呂を経て、カランへ戻ってしばしの休憩。
意味もなくシャワーを掴み、サイリウムのごとく振ってみた。やはりフニャフニャだ。気のせいではなかった。
ニヤニヤしながらお湯の出ていないシャワーをフリフリする中年の姿は相当に不気味だったろうが、そんなことはどうでもよい。「シャワーホースは一日にしてならず」とはよくいったものだ。

その後もサウナやら水風呂やらをこなし、最後は「熱め」の熱すぎる湯へ。もちろん最高だった。私もフニャフニャになった。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.06.05

3回目の訪問

日曜午前、フルハウスのサウナ。
見る人が見たら、というか誰が見ても「他にやることねーのかよwww」となるだろう。もちろん胸を張って「ねーよ!」といいたい。

外気浴。見上げた空には雲ひとつない。あまりに青い。快晴がすぎる。
確かに、他にやるべきことがあったかもしれない。海を見に行くとか、布団を干すとか。正解はそういったことだったのかもしれない。

でも、だ。波の音を聞いたところで、ベランダで布団を広げたところで、きっと「こんなことしてないでサウナ行けばよかった」と思うはずだ。快晴の正解なんてない。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.06.02

8回目の訪問

月見湯

[ 北海道 ]

古いTシャツを引っ張り出して札幌ドームへ。日本代表対パラグアイ代表の試合を観戦したのち、久しぶりの月見湯。

タイムマシンが手に入ったらこのTシャツを買った頃の自分へ会いに行き、
「色々と大変だろうけど、近所で代表の試合観てから銭湯のサウナに入るなんて日が来るからな!頑張れよ!相変わらず友達いねえし独身だけどな!」
と伝えたいです。

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冨士乃湯

[ 北海道 ]

スチームサウナに響く小川のせせらぎのようなサウンドには1/fゆらぎ音が含まれているので、通常のサウナより約700倍リラックスできます(当社比)

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.29

1回目の訪問

しらかば温泉湯

[ 北海道 ]

早朝、チャンピオンズリーグ決勝を見届けた後、JR北海道のチートアイテム「一日散歩きっぷ」で岩見沢へ。北海道リーグ(サッカー)を観戦。

CLの後だからといって地域リーグが見劣りすることはない。カテゴリーの違いだけであれこれ言うのは愚かだろう。サッカーはサッカーだ。

さらにその後、せっかくなので白老まで足を伸ばして国立アイヌ民族博物館へ。頭が悪いので難しいことはよくわからないが、人間同士とりあえず仲良くした方がよいとは思った。出自や血の違いだけであれこれ言うのは愚かだろう。人間は人間だ。

最後に、しらかば温泉湯へ。パチンコ屋の2階という画期的な施設だ。
階下で血眼のおっさんが「激アツ!」「確定!」とかはしゃいでいる姿を想像してニヤけたが、こっちはこっちで素っ裸&汗まみれになってはしゃいでいる。
趣味嗜好の違いだけであれこれ言うのは愚かだろう。はしゃいでいるおっさんははしゃいでいるおっさんだ。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.26

18回目の訪問

望月湯

[ 北海道 ]

本日は在宅勤務で学会に参加(リモート)。
「学会!アカデミック!抱いて!」という声に応えたいところではあるが、背中を丸めて終日座っていたため腰が大破。これはもう熱するしかない。

コロナが落ち着いても、学会を含めた各種の催しはリモートで参加できる形が恐らく続くだろう。費用も時間も浮かせられるので、もちろんありがたい。

一方では、出張というものがこのまま無くなっちゃうのではないかと震えてもいる。
「東京!北欧!」「仙台!キュア!」「名古屋!ウェルビー!」とか、もう言えないかもしれないのだ。

「でもまあ、学びを得た後に近所の銭湯ってのもよいもんだ」
望月湯のサウナでそんなことを思っていたら、得た学びが汗とともに流れていきました。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.24

6回目の訪問

本当は昨日(5月23日)、どこかのお風呂に行こうと思っていたのだが、ひょんなことから5月23日は「キスの日」「ラブレターの日」であると知って行くのをやめた。そんな縁起の悪い日は外に出るべきでない。

明けて本日24日、勇んで南郷の湯へ。
空きすぎず混みすぎずのサウナ室、おっさん達が生活から少し距離を置き、汗を纏ってヒィとかフゥとかいっている。
ラブレターを渡したいともキスをしたいとも思わない。だけど、間違いなくサウナ室は愛に満ちていた。愛はおしゃれじゃない。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.20

8回目の訪問

大豊湯

[ 北海道 ]

心なしかいつもより熱いサウナ、いつも通りの水風呂を経て、洗い場の椅子でしばし休憩。
ふと視線を上げると1枚の張り紙が。

「あなたのお店、会社、サークル 広告いたします。制作、掲示は無料」とのこと。

この大広告時代になんと太っ腹な。電通も博報堂も真っ青だろう。
しかし残念ながら私はお店を経営していないし、宣伝するような仕事でもないし、サークルも入っていない。

個人の広告はダメなのだろうか。

「当方ボーカル。ギター、ベース、ドラム募集します。小比類巻かほるファンの方だと話早いです」

「なかなか良いご縁がないので広告を出しました。優しさ、誠実さには自信があります。少しでも気になった女性の方、ご連絡ください。当方無職、執行猶予中です」

ダメでしょうか。じゃマール買ってきます。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.17

12回目の訪問

鷹の湯

[ 北海道 ]

いよいよクールビズのシーズンがやってきた。
本日の札幌は最低気温が7℃らしいのでクールもクソもねえだろうと思わなくはないが、それでもクールビズ万歳だ。

暑がりなわけではない。私がクールビズを歓迎する理由はただ1つ、ネクタイ着用を免除されるからだ。

ネクタイが大嫌いだ。半日近くもうっすらと首を絞められているのは、どう考えても狂っている。
そもそもネクタイをしていると何故「ちゃんとしている」ことになるのか。あんなものはただの細長い布である。細長い布をブラブラさせているのは、どう考えてもちゃんとしていない。どちらかといえばバカ寄りだろう。既成概念や常識を疑うべきだ。

そして何より、ネクタイがないと脱衣タイムは大幅に短縮される。
風呂やサウナを前にすれば、誰だってとにかく早く素っ裸になりたいはずだ。1秒を争うのだ。さながらF1のピットインである。

本日の鷹乃湯。俺ことマクラーレン・ホンダは驚異的なタイムでピットインを終えた。レポーターの河合さんも驚くほどだった。

湯もサウナも相変わらず熱かった。マクラーレン・ホンダ、オーバーヒートでリタイヤである。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.15

2回目の訪問

こうしんの湯

[ 北海道 ]

諸々の注意事項を知らせる真面目な館内放送の締めが「ドリンクコーナーで焼きいも販売中です」(大意)だったので、サウナ室でほっこりしてしまいました。焼きいももほっこりな仕上がりに違いありません。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.12

2回目の訪問

冨士乃湯

[ 北海道 ]

強力なスチームサウナに加え、ぬるぬる軟水のおかげで相当に若返った。30才は若返ったと思う。
というわけで本日をもって小4になりましたので、明日からお仕事行きません。BB戦士の製作とカードダスの収集にエネルギーを注ぎ、タルるートくんで性に目覚めます。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.10

6回目の訪問

東豊湯

[ 北海道 ]

サウナ室に突如ドロップされた浜崎あゆみ(Boys & Girls)がよすぎて、いつもの倍は汗が出た。流行ってた当時は「こんな曲、誰が聴くか!」とか嘯いてましたが、全面的に謝ります。すいません。なんだったら一緒に唄えました。「M 愛すべき人がいて」のMって水風呂のことだな、たぶん。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.06

6回目の訪問

共栄湯

[ 北海道 ]

「ドバイリゾート気分のお風呂」というトリッキーな薬湯だったので、実質ドバイに行ったようなもんです。連休明けに「休み中はどうしてたの?」と尋ねられたら「ちょっとドバイ行ってました!」と返したいと思います。サウナ室もドバイ効果でいつもより少し熱かったです。

とても控えめに「5月10日からしばらくの間お休みします」 と掲示してありました。またね。

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2022.05.05

1回目の訪問

花の湯

[ 北海道 ]

恐れ多くて人様のサ活には触れないようにしてきたが、今回はその禁を破りたい。

昨年11月14日に投稿された、札幌OLさんによる花の湯のサ活がずっと引っかかっていた。「花の湯をJリーガーに例えると、吉田豊だ。」とあるためだ。
「なぜ銭湯をJリーガーで?」とは思ったが、私はお風呂やサウナと同じくらいJリーグが好きなので、非常にわかりやすい例えだった。言わんとしていることがなんとなくイメージできた。
久保建英でも香川でもカズでも、あるいは宮澤でも駒井でもなく、吉田豊だ。いつか必ず花の湯に行こうと決意するには十分な説得力があった。
しかし吉田豊という名前が万人に通用するとは思えない。少し説明が必要だろう。

吉田は甲府等を経て現在は名古屋に所属しているプロサッカー選手だ。名前も風貌も完全にセンターバックなのだが、その実サイドバックである。
昨今、サッカーの戦術は先鋭化、複雑化している。サイドバックの役割も一昔前とは大きく変わった。ハーフレーンでのインナーラップ、アンカー脇まで絞ってのビルドアップ関与等々。
しかし、吉田にそんな横文字だらけの理屈は似合わない。吉田に似合うのは「根性」「頑張り」だ。チャンスと見るや必死に前線へと駆け上がり、ピンチと見るや必死に自陣へと戻る。

派手さのある選手ではないが、仕事は確実にこなす。札幌OLさんは「同僚にいてほしい」と仰っているが、まさにその通りだ。
プロレスラーでいえば木戸修、漫才師でいえばテンダラー、焼き鳥でいえばセセリ。それが吉田豊だ。

果たして、初めての花の湯。
こじんまりとしたスチームサウナに派手さはない。強烈に熱いわけでも、痛快に蒸しているわけでもない。でも、よい。よいのだ。
海外で活躍したわけでも、フル代表に入ったことがあるわけでもない。でも、よい選手はたくさんいる。よいのだ。

「なぜ銭湯をJリーガーで?」という疑問は野暮だった。そうするよりなかったのだ。
頑張れ吉田豊!最近出番減ってるけど応援してるぞ!

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.04

17回目の訪問

望月湯

[ 北海道 ]

相変わらずサウナ室には演歌が響いていた。
しかし「みどり」の日の薬湯にド紫の花香水をチョイスする望月湯は、演歌でなくロックだ。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.05.01

11回目の訪問

鷹の湯

[ 北海道 ]

サウナとともに、ビタミン豊富だというローズヒップの湯を堪能。諸事情により疲弊し切っていた心身に沁みた。浴後にはオロナミンCで追いビタミン。明日のオシッコはとんでもない色なはず。世界でいちばん黄色い尿(プリプリ)

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.04.28

2回目の訪問

今日も巨大な初号機と綾波レイのフィギュアが迎えてくれた。

まずはリニューアルしたばかりのサウナでATフィールドが崩壊。続いての水風呂はまさにセカンドインパクト。外気浴は強風に見舞われたが逃げちゃダメだ。最後にはすっかり気持ちよくなった私をみんなが取り囲み「おめでとう」と拍手を送ってくれた。

エヴァンゲリオン見たことないのでこれが限界です。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.04.25

3回目の訪問

たまゆらの灯

[ 北海道 ]

月曜昼間なのに激混み。4月25日は「ギロチンの日」らしいので、私の知らない間に祝日となったのだろう。
そんな祝日のたまゆらの灯。サウナ室のテレビで「たまゆら全店、創業祭開催中!」とのCMが流れ、「いやいや、もう来ちゃってるっつーの!!」という変な一体感が生まれた。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.04.22

1回目の訪問

つきさむ温泉

[ 北海道 ]

サウナ室のテレビで「どさんこワイド」の占いコーナーが流れていたので何気なく見ていたら、我が星座が見事1位だった。「明日は魅力を知ってもらう機会がありそう。好きな人にアピールしよう」とのこと。
明日も深夜まで激務だからそんな時間ねえっつーの!好きな人もいねーよ!サウナはよかったよ!

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水風呂のボーイズ・ライフ

2022.04.19

5回目の訪問

喫煙室が閉鎖されていた。サウナで汗と涙が流れた。

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