奥の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
業後、1時間ほど歩いて初訪問となる奥の湯へ。これくらいのウォーキングは朝飯前である。前世は伊能忠敬だったのかもしれない。地図好きだし。
汗を流すための銭湯へと汗だくで向かうのは本末転倒だ。それはわかっている。でも、本末転倒は別に悪ではない。
ウォーキングのお供は先日のプライムデーで購入したEcho Buds(イヤホン)。ここ数年、ウォーキングの際は安い片耳イヤホンでラジオや落語を聴いていたのだが、せっかくまとも(両耳という意味で)なイヤホンを買ったのだからと、ミュージックアプリを立ち上げた。
これも本末転倒だ。音楽を聴くからイヤホンを買うのが筋だ。イヤホンを買ったから音楽を聴く、というのは順番が違う。でも、悪ではない。
魑魅魍魎の我がプレイリストで唯一夏を歌っている「サマージャム’95」、延々とリピートした。「そんで夕方からフロ ザバッといって」というBoseの声に頷きつつ奥の湯へ。
湯もサウナも、はじめましての人間に優しくしてくれた。
「本末転倒 対義語」で調べたら「首尾一貫」とか「初志貫徹」とかが出てきた。いずれも私の辞書にはない言葉だ。
ブレにブレ、矛盾だらけで歩いて来たが、その先に待つのがこんなに素敵な銭湯なら、首尾一貫も初志貫徹もクソ食らえだ。
なんか面白くない文章になっちゃったな。
誰のせい?
それはあれだ!
夏のせい
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