東豊湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
一枚のポスターが掲示されていた。「家族みんなで銭湯に行こう!!夏」とある。
いまが夏なのは明らかなのだから、わざわざ「夏」とつけなくてもよいのではと思いつつ目を通した。なんと、保護者1名につき子ども2人が無料になるという太っ腹キャンペーンが展開されるとのこと。
ポスターには「うれしい!!たのしい!!気持ちいい!!」という言葉も踊っている。俗にいうドリカム未遂である。
ここで私は気がついた。先ほどの「夏」は「何も言えなくて…夏」へのオマージュなのだろう。このポスターには、90年代J-POPの要素がサブリミナル的に散りばめられているのだ。
90年代J-POPが直撃した世代は、いまや父であり母である。そういう意味では理にかなっている。
他にも色々ある。イラストの男の子はボーダーのシャツを着ているが、つまり彼は渋谷系なのだ。Spiral Lifeやカヒミ・カリィを愛聴しているのだろう。若いのに感心だ。
そしてポスター全体は黄色を基調にしている。これは90年代を代表する名曲、YELLOW YELLOW HAPPY(ポケビ)へのリスペクトだ。
私がいうことではないが、この夏はぜひ家族で銭湯に行っていただきたい。親子の、そして夫婦の絆が深まるはずだ。
「綺麗な指してたんだね、知らなかったよ」
夫に、あるいは妻に対して、そんな言葉が口をつくかもしれない。
他にも「ブレーキランプが4回点滅」「決戦が木曜日」などがドリカム未遂の実例として報告されています!
大変申し上げにくいのですが、それはがっつり80年代です!
子育て経験がないので想像すら及びませんでした!車谷!
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