福の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
本当に心から謝りたい。スチームサウナに。
スチームサウナといえば、いわゆるサウナ施設やスーパー銭湯における脇役という認識だった。
「本場フィンランド式」などと銘打たれた立派なサウナ室に隠れ、朝な夕なピシューピシューと蒸気を吐き続ける哀しきサウナ。
立派なサウナ室がロウリュだアウフグースだと盛り上がる中、ピシューピシューと蒸気を吐き続ける哀しきサウナ。
少なくとも私にとってスチームサウナはそんな存在だった。
もちろん嫌いなわけではない。脇役には脇役の味、存在感がある。ドラゴンボールでいえばナッパ、刺身盛り合わせでいえばタコ、単位でいえばデシリットル。スチームサウナはそんな存在だった。
福の湯にはスチームサウナしかない。つまりここでは主役だ。
エンタメ界には脇役をメインに据えたスピンオフ作品があったりするが(『ボクは岬太郎』『闘将!!拉麵男』etc)、福の湯はなにかのスピンオフではない。
「とはいえスチームだろ?」
ニヤニヤしながら足を踏み入れた私を強烈な蒸気が襲った。
「熱い!ヤバい!間違いない!」
初めての訪問ということを差し引いても、その衝撃は筆舌に尽くし難いものだった。
ごめん、スチームサウナ。完全にナメていたよ。
思い返してみると、「スチームサウナ」といっておきながら蒸気が全く感じられないところも少なからずあった。福の湯を見習えといいたい。そんなスチームサウナはジョウキを逸している(ドヤ顔&ほろ酔い)
最後の締めがお上手です!!大爆笑させていただきました!!
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