えごた湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
サウナ:8分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:5分 × 2
合計:3セット
世間ではサウナが健康に良い悪い、の論争が起こっているようだ。何事も過ぎたるは及ばざるが如し。一定量を超えたら何でも害は出るだろうし、かと言って好きなモノが健康に良いという論調が出たらそこにだけ目がいってしまうのが人間というものでしょう。
ドライサウナ→キンキンの水風呂が明らかに身体に負担かかっているのは間違いなく。んでそれよりも穏やかで負担が少ないだろうというミストサウナのみを備える一の湯を常用している私。どうも先日CIOで蒸されに蒸されてからというもの、やはり身体がアツアツキンキンを求めているような。中野駅からバスに乗ってウトウトしていたら、気付けば丸山営業所。そう、気付けばえごたゆへと身体が向かっていたのだ。
雨の降る平日の真ん中の深夜(23時台)駅からアクセスも良くないこの銭湯なので、このタイミングでは遠征組は無く空いてるかと思ったが、若者で溢れていた。
サウナ室でもみんなおしゃべりに夢中。前で話している若手が最近ウッドベースを始めて習っていると。おうおう、学バンで始める以外にこんな勇気のある有望な若者がいるとは…中野でうちのバンドと一緒にジャジーなことやらんかね?と声をかけようとしたが、一方で彼は博士号を取るかで悩んでいると。おっと、私と違って将来有望で多忙な若者だったな…邪魔してはいかん。。
23:30を超えるとサウナ室も人はまばら。魅力の一つであるBGMのジャズを聴きながら、静かに一心に蒸される時間を堪能できる。至高である。…108℃。もう少しこの空間を味わいたいが、残念ながら私には10分が限界であった。
リニューアルしてなお地域の人から支持されている銭湯だけに、その地域の方々の人生模様がサウナ室の中で垣間見えるのはとても面白い。まぁこれは一の湯や昭和湯なんかもそうだけどね。
健康に良い悪い、ではなく生活習慣の一環として。荒れ狂う人生の中で止まり木のような場所・時間としてのサウナをみんな愛しているんじゃないかなと。私もそのような位置付けとしてこれからも長く堪能していきたいなと。…まぁ、入り続けられるように健康ではいたい。酒も食事もそうだけど過剰にはならず、好きな時に自由に楽しむ。そのくらいの健康とお金がある生き方はしたいね。
素敵なサウナ室で静かに蒸されながらそんなことを考えていました。
男
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