レックスイン川崎
カプセルホテル - 神奈川県 川崎市
カプセルホテル - 神奈川県 川崎市
世の中と上手くいってないと感じる時ほどサウナに深くハマることが多い。社会人であること普通の人間として振る舞うことに疲れると足はサウナへと向かう。
コンビニ人間の古倉さんが普通の人間ではなくコンビニ店員という動物なのだ、ということを言ってたのが印象的だった。自分も普通の人間じゃなくてただのサウナ人間なんです。常識的に行動するのは神経をすり減らし疲れるのだ、サウナに入ってる時こそ本当の自分なのだ。
水風呂に長く浸かっているとそんな取り止めのない思考を延々と繰り返す時がある。
おっと、水風呂入り過ぎだな、もう出よう。
ふと我に帰る。
レックスインの氷ロウリュをヒーターの隣で浴びると火傷しそうなほど強烈な熱波が襲ってくる。スーファミぐらいの大きさのアロマ氷のかたまりをサウナストーンに置くとパチパチと音を立て、みるみるサイズダウンしてスリムになっていく。
俺もサウナストーンの上に乗れば大量の脂肪が燃えてちょっとはスリムになるかな。そんなことを考える。
氷が拳くらいの大きさになるとやってくるのだ、熱波が。
熱い蒸気が降りてくる瞬間、背筋を伸ばしちゃうのはなんでだろうね?神聖な儀式がこれから始まるような気持ちになる。あるいは、本当に神聖な儀式なのかもしれない。アロマの良い香りと共に程よい蒸気を浴びるのは本当に気持ちが良い。
しかし、許容を超えた熱波の場合、これを浴び続けて大丈夫なのか、本当に火傷するんじゃないか、と頭が逃走モードに入る。
1回目の氷ロウリュは動物本能に従い、逃走モードで水風呂へ逃げ込み、2回目の氷ロウリュは恐れを克服して耐えてから水風呂へイン。
熱い熱波を耐えてから水風呂に深く溶け込むと、あぁ、自分は人間ではなくサウナ人間、サウナーなのだなぁ、サウナに入るために働いているのだ、サウナ中心生活が当たり前なんだ。
そんなことを一人考える。
男
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