溝口温泉 喜楽里
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
終業後、とある荒療治を終えた。その後は食いたい飯を食い、ラジオで笑って、ありとあらゆる欲を満たした。普段から「これを食いたい!」と思えることが少ないのでチャンスは逃せない。荒療治のせいか、久しぶりにオードリーのオールナイトニッポンで声を出して笑った。そのあとは、2週間キャンセルしていたサウナに行くしかなかった。
急に寒くなった今日は喜楽里ではありえない空き具合で満足度が上がる。
ととのい中は「嫌いなやつを放っておいて、俺はこの時間を楽しむぞ!」というある種のハイにはなれなかった。突き放せはしなかったが、ある種の無の感情を初めて味わった良い経験になった。その人にも会社での経験からくる立ち回り方やいなきゃいけないポジションがあるのだろうと想像。
しかしそんなものはどうでも良い。今後自分がどう動いていくかを冷静に分析し、考えることができた。「会社でのストレスを、ゲームやサブスクなどの日頃の受動的な喜びで相殺しつつ、ゆっくり着実にキャリアは前に進めていく」ことが方針であることを深い領域で理解できた。
2セット目からはサイケの世界に入り、目を閉じるとふわふわと雲の上にいるようだった。いや、あれはパークハイアットのベットかもしれないが、夕日が差しているようで気持ちよかった。この寒い日は高校受験の塾にいたころやもっと昔にやっていたゲームのことを思い出した。
多くが満たされ、身体がサウナで程よく疲れていると人はなんの感情もなくなり、アルコールさえいらず、ただ今が幸せと思うらしい。自分なりの涅槃かもしれない。まぁぼちぼちと。
男
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