まきぞう

まぁ、そうなるな


※12/22に書いてます

面構えを見た瞬間「ああ、わさわさと太いジェットがあって…炭酸泉はどこかな？露天の可能性まであるで！」って妄想が捗る。だってリニュオープンだけど、何度も見た構えだもの。でも何処かで個性出して来るだろなーって思いながら90分制限の紙バンドを腕に巻き付け入泉。10月は右男左女。

脱衣所に入ると、仕上がったサウナーさんが熱波後のクールスイングを受けてる最中。露天と思しき方向から、キツかったーと談笑するお声。そしてサウナーさんが去った後には濡れた床。それを拭くは常連のおっちゃん。「サウナー」さんよ、ほんまそういうとこ。

#されど◯◯◯さん仕掛け
サ室出口のすぐ横に５人はゆったり入れそうな深さもたっぷりな、かつてより5度は低い水風呂。脇に水風呂より少しだけ水温の高い掛水はあるのは気が利いてて嬉しい。で、湯船は…炭酸泉に広さを振りすぎて他が小せえ。露天のシルキーは3人で鮨詰め。浴槽より休憩椅子置く事の方が大切なんじゃね？ジェットは体一つ嵌め込むだけのが2列。でもやっぱわさわさ。

#さらばおんがく
かつては4人で一杯、這い上がる高さの座面にUSEN「歌謡☆ヒットパレード」流れるゴキゲンなサ室だったけど、なんという事でしょう。3段座面に定期的な極熱吹き荒れるオートロウリュ。またおま系とは言わないよ。だってここ、逃場ないし。
1段目に座ってると前面から吹きつけるチリチリ系熱風。2段目より上は言わずもがな、天井から背面に舞い降りるそれ。こりゃ元からの常連さん、入れなさそうな。勿論歌謡曲のかの字もない無音系サ室。


ま、浴槽のバランス含めて完全に「サウナー」に振ったなーって感じ。彼等は商機ではあるから、そっちに寄せるのはマネジメントとしては正解だろう。
ああでも何か言いたい。選択するのは経営の当然。でも選ばれた「サウナー」が、切捨てられた前の環境を愛する常連さんより偉いわけじゃねえんだ。新しい環境を旧来の常連さんに押し付け選択を強いるのは、なんか違う。そんな事を、鏡台の横に据え付けられたサーキュレーターで強制サイドバックになりながら妄想する夜。

あれも4年前だったか


いや、間違いなく4年前だった。

それは日本で初めてラグビーW杯が開催され、日本代表の健闘に盛り上がってた頃、なんか無性にサウナで熱に包まれながらラグビーを観たい気分になって、NWにフラリと入ったんだっけ。ボナサームで日本対アイルランド戦を観戦。あの一進一退を繰り返す試合展開に目を離す暇もなくって、サ室に限界まで居座ってプールに飛び込んで冷えたら休憩も挟まず直ぐにボナに戻って観戦の続き。そのうち流石に体が燃え尽きる程ヒートしてノーサイドまで耐えられなくなって、結局3Fのレストランへ退避したんだった。

で、その時事件が起きた。

とにかくまずは水分。あと、ちょっとだけつまむものって事で、食べ物はNWで頼んだ事が無かった唐揚げの単品をオーダー。唐揚げなどの定番物ってそのレストランの姿勢が出ると思ってて、他の「施設の売りにしたい」と力を入れてる品物があったとしても、定番物が駄目な店は駄目。付け合わせに何が乗ってるかもポイントだぞ。さて、単品で650円とやや強気な値段設定をしてるNW唐揚げはどうでるか。と、思いながら期待して待って到着した品物は…

長方形の刺身皿サイズのお皿に載った唐揚げはサイコロ状に切られた肉で、もも肉じゃなくて胸肉使ってるんじゃないかってぐらい固そうで、しょーもない佇まいのちんまりした唐揚げ。付け合わせはなんもなし。ちょっと待て、NWと言えば2Fの浴室から3Fのレストランに客を誘導したくて階段のカーペットの色や照明を変えてるぐらいに食への誘導に力を入れてるんじゃないの？その導かれた先が、どうみても原価率極限まで絞っての搾取と失望ですかい？
で、その6人の黄昏て凝り固まった老人のような佇まいのそれを口にするとどう考えても揚げ過ぎで、下味も付けてないんじゃないか？っていうぐらいのスッカスカな味わいのなさ。水分を失った体に厳しすぎる、ボソボソとした食感。ラグビーで盛り上がった気分なんか吹き飛ぶじゃねえか。


という訳で、もう2度とNWで意地でも食い物は頼まねーと誓った4年前。時を経て当時は読むだけだったイキタイでも気紛れにサ活を書くようになって、レ道にも参加するようになって、今日はそこでサ友になったkommyさんとヘクターさんと久々の再会。最後にNWに行ったのはジールが出来る前だったから、NWも久々。

で、折角の再会だしNWで食事でもという事で、4年越しの封印を解除してオーダーした唐揚げはというと…

唐揚げ単品

付け合せはないけど、食べごたえのある見た目。きちんと下味ある肉は、程よいジューシーさ。見直しました、

4年ぶり、か。


前回来たのは2019年4月27日、か。翌日の試合観戦に備えて前泊して、試合は馬渡和彰がFKぶち込んで相性悪いノエスタでの久々の勝利を見届けたんだっけか。サウナ＆スパでのアウフグースサービスは確か、当時20分毎だったかな。それから4年間。ヴィッセル戦の2020年はコロナのせいでアウェーサポ来場不可だったし、それから2年間は感染恐れた家人がカプセル禁止令。4年できっとサウナ＆スパも変わった事多いんだろうな。と、レストランの脇の、椅子が無くなった喫煙所から、思う。ここで座って吸いながら浴場眺めるの、好きだったのにな。これもぜってーコロナのせいだろ。

日付けが変わる頃の浴場静けさが、ここでは一番好き。日帰り客が一掃されて両手で数えられる程しか、人が居ない時間。アウフグースも深夜は1時間毎になり、0時回に参加したのは、自分とあと1人。スタッフさんは2人相手のサービスでも真面目にオレンジの香りをばら撒きながら、2人に5回ずつ扇ぎを入れてく。ゆったり独占感はいいけど、人数少ない分あっという間に終るから、居残りサウナ。

フィンランド。何か以前よりも暗く、小屋感が増した気がする。暗がりひとりぼっち。というか、それ以前にあちぃ。主に床が。人の少なさに対して、絶対に出力過剰。早朝はそこそこ人が居て床板もそこまでじゃなかったから、やっぱりそういう事。4年前はそんな事なかったよなぁとか考える余裕もなく、足下にもマット配置しても5分と耐えられずギブ。足裏、ずっとチリチリしてたよ。

でもハマムは、多分変わってない気がする。温めて冷やした後に、ここの中央でじっくり1人で熱を通してから、23度のほうの水風呂でまったり微睡むの、大好き。なんならこのハマムの為にサウナ＆スパに来るまである。でも、使う人少ない。みんな使えば良いのにとも思うけど、距離感のある時間を邪魔されたくないもあって、結局今の時間が好き。


朝も最後にハマム入ってお腹がなった所で、宿泊客は無料の朝食バイキング楽しんで、今。平日月曜日に出勤しないで、今日はどこの銭湯いこかな？と、考える愉悦。年に一度しか赦されない時間なので、許して。


追記
三宮センターふらふら歩いてたら兄さんに声かけられたから、問診で今朝サウナ入った時間伝えて許可取った上で今日のサ活はおしまい。献血も余暇じゃなきゃ、しにくいしね。
流れてるUSENは「週間USENヒットチャートランキング」か。USENに何処までも縁があるようで。

朝食バイキング

控え目に

だって行きたくなったのさ


肩に食込むザックを本日の宿泊先にしまって身軽になって、風呂道具だけ荷物にしてJR尼崎駅。随分と建物が高い風景が北に歩くと低くなり、目的周りでは平屋になる。時代が穏やかに流れる昭和温泉。サウナのフォントからしてきっと、ナニワのあれ。サウナ代引換に体に巻くタオルを受取り服を脱いでたら、ふと目に入る元善光寺住職謹製の「つもり違いの10ケ条」。少ないようで多いのが、無駄。じっと見る、脱衣後の我が腹。

右中央寄せの湯船群の中に、幅80cm四方に白い坂田電極が一対。でもこれはその名残で、実際に流れるは揉む押す叩く摘む4種刺激のパルスマッサージ（小西製)のメーカー違い。多分坂田電気が故障した時にもう会社廃業済で、メンテ出来ずに小西に交換したパターン。電圧は、叩くのリズムに合わせて体が勝手にドラミングしやがるlv4評価。やるやん。


#おんがく
水風呂や注水口の形が昨日の福水温泉と全く同じなのも、やっぱナニワっぽい。入り口脇にタオルフックが5個付いてて番号振られてるけど、4番がなくて5個目が6番なのが愛しい。水風呂に水温計なんか無いけど、きちんとチラー付。
サ室の広さもきっちり4人分で、奥に小さなストーン式ストーブ。焼けた壁に剥ぎ取られた温度計の後が残る。上段は100度近いジリジリとした温度感。ドアの建て付けが硬めで、力を入れて良いか躊躇うと、肩にタトゥー入れた笑顔がさわやかな兄さんが、エイッと開けてくれた。その優しさ、サ室の熱以上に染みます。
微音だけど歌声はOKな音量で響くUSENは、昭和後期から平成を彩る名曲群に浸れる、お馴染み「A-06　邦楽☆ヒットパレード」。幼き頃の松っちゃん浜ちゃんも、ここで聴いてたりしたのかしら？いや、年齢的にサウナは入ってないか。
ポケベルが鳴らなくて@国武万里に、ポケベル時代って確か高校生ぐらいだったかと、年バレする回想したり、B・BLUE@BOØWYを聴きながら、昨日屋形船で宴会の葛西橋の部長さんは、やっぱヒムロックのコスプレだよねとか妄想しながら、昭和温泉と共に流れただろう時代の名曲群を味わう夕刻の時間を頂く。

堪能して上がると、さっきの兄さんも風呂上り。手拭いで水滴1つ脱衣所に落とさねえとばかりに手早く体を拭い、常連のご友人とお話した後に「お先っ」と去る姿も粋だねぇ。こういう姿に年格好は関係ないねぇと思いながらふと「銭湯すたらば人情すたる」の、田村隆一の詩が頭をよぎる。尼崎にはしっかりと人情残ってるさ。

※今日のセトリ※
ポケベルが鳴らなくて@国武万里
B・BLUE@BOØWY
愛は勝つ＠KAN　等

名湯に立ちはだかる文字数の壁

神戸サウナ＆スパ

ぼっかけ焼そば　ミニネギトロ丼セット

そこに泊まるのに、大阪から来て三ノ宮と尼崎を往復する。少ないつもりで多いのが、無駄。

フレクサーレ発動中です


いい加減長居で勝たせてくれい😂

せっかくHDMI端子接続できる事を確認してデラックスルーム予約してFireTVstick家から持参して繋いだのに、あの試合結果でサポ仲間と鶴橋でヤケホルモンした後じゃ、DAZNでリプレイする気になれずふて寝。あ、流石デラックスで上のイビキは完封してくれた。凄え。寝心地サイコー。

そんなフテクサーレな朝を救ってくれたのは、フィンランドでもikiでもなく、グエルスチームとプールの緩やかセット。というか、あのプールこそ川だね。この後サウナーのフリしてDesseでもいこかと考えてたけど、もういいや。デラックスの特権の12時レイトチェックアウト活かして、のんびりしよ。💤

好きな物、全部あるやん


こんなネットの片隅のサ活。読んでくださる皆様はきっと、自分同様の銭湯博愛主義だと信じてます。でも博愛と言っても特に好きなもの、きっとありますよね。自分は

・いつも以上に石鹸がぬるつき、洗い上がりはさっぱりすべすべな軟水
・電気風呂。肩と腰、両方狙える作りなら最高
・温度のバリエーションあるお風呂
・おんがく温故知新出来る、音楽サウナ
・親切で気さくなおかみさん

うん、福水温泉全部盛り。


#さて困った
3泊4日の旅程ゆえに、トレッキング用のリュック程度の荷物。が、ロッカーに入らない。おかみさんに相談したら「番台の前に置いといて、見とくから」って。有り難し。

#坂田
それぞれの湯船の底に鯉が泳ぐ絵があって、小さな幸せ。その中に70cm平方程度の小さな浴槽。片面に直角座面が付いて、浴槽に白い縦3丸穴電極が一対。これもまた、坂田電気。鯉は逃げ出したのか、居ないようだ。
電極に体を寄せるとトトトトと刺激して、筋肉が縮んで硬直する寸前に、ト…と電圧が緩む一瞬。そこからまたトトトトと体を刺激して締め上げる。これも坂田の電流の揺らぎのカスタム。座面側の電極で座って腰と背中狙い。反対側の電極で肩電浴と、存分に。

#おんがく
浴室の一番奥左側に、4人でパンパンの小振りのサ室。壁には焼けた丸太が縦に並び、入り口脇に小振りのストーブが配置された心地よい空間に、高音の抜けがいいUSEN流れる。正体はやはり「A-06 邦楽☆ヒットパレード」。今は60'sは余り流れないけど、2000's後半以降のヒットが加わる。
先客に紋々さまがお二人、自分含めたおっちゃん二人で満室。紋々さまのお一人はサウナハット装着でお洒落。でもお互い座面を詰めて席を作りあったり、阿吽の呼吸で1人用で程よくチラーが効いた水風呂のタイミングを上手くずらしてくださったり、申し訳なさを感じつつも凄く素敵な時間。有難う御座いました。

最後に思う事を。各所サ活で「タトゥー怖い」「落ち着けない、もう行かない」的な言葉を散見しますが、そんな事ないです。お風呂サウナをより大切にする方々も多いし、こっちが気遣えばそれ以上の気遣いが返ってくる事も多いです。どうか必要以上に距離を置かず、楽しい銭湯ライフをと願います。

心地よき時間を貰えた事に感謝し、おかみさんのまた来てなーに見送られて長居へ。試合結果だけ不幸也。


※セトリ※
GLORIA@ZIGGY
U.S.A@DA PAMP
フレンズ@レベッカ
テンプテーション@本田美奈子
Don't you see!@ZARD　等

そして訪れる文字数壁

あかん、ハズレや


コロ助のせいでカプセル禁止令が発令された我が家。5種転落後、無事解禁されて初のソロ連休。ならばカプセル泊まりまくるぜの大阪遠征初日泊は、ここ心斎橋。夜遅いし湯処あべの橋で仕上がってるし、サウナは朝でええわで潜り込んだカプセル。

あかんかった。

いや、カプセルは古いけど硬すぎないマットレスも入ってて悪くない。最悪なのは真下から寄せては返す、10分毎に爆音で響き耳栓も貫くクソデカいびき。トドのイビキってレベルじゃねえ。大丈夫？カプセル泊まる前に無呼吸症候群のクリニック行こ？いや行って下さいお願いします。そして治るまでカプセル来ないで頼むから。


#大丈夫？サウナ入る？
大丈夫じゃないけど、サウナ入る。
よく寝付けなかった早朝6時、ほぼ泊まり客だろう人ばかりの20代から同年代っぽい方々。きっと爆音被害者の会の会員さんも、中には居るはず。

メインのドライサウナ、凄くいい。3段座面の一段ごとに高さがしっかりあるから、上段ならずっしりと重厚感を味わえるし、一段降りるごとにゆったり感が空気に感じられるのも、自分のコンディションと相談して居場所を見付けられるのがありがたい。オートロウリュ付のストーブの新しさと、焼けた壁の木の色のアンバランスさもいい味出してる。出た後眼の前に豪快な打たせ湯、左に水風呂の導線も最高。

水風呂もいい。水温15度ちょい切り、バイブラ無しの湯船に体を沈めて体内から熱い空気を追い出す為に深呼吸すると、壁に吊されたヴィヒタの香りが飛び込んで清涼感。

外気浴もいい。心斎橋で外気浴ってだけでもありがたいのに、壁際にミストが降ってて、早朝の空気と混じってめっちゃ涼しい。おまけに露天のジャグジーは36度の不感、ハッカ入り。

塩サウナもいい。70度台の中温の室内をぐるりと囲むヴィヒタ群。説明書きにあるように15分−25分入ってじっくり塩溶かしてもいいし、ドライサウナ入り倒した後のリラックスサウナでもいいし。出口出た所に温めのオート水シャワー、眼前に扇風機付の休憩椅子とか、至れり尽くせり。

但しスチームサウナ、テメーはダメだ。スイッチで作動するスチーム噴射「GS砲」さんよ、凄く楽しみにしてたのに故障でサウナ休止中。お前さんのGはグランドのGじゃねえ。グリーンウェルのGだ。ただ、神のお告げで引退するのは許せん。次来るまでに治しといてね♪


今ある物に何か加えて良くしていこうって気概は凄く感じる良い場所だなぁ。ほんと、昨晩のトドの爆撃さえ無ければ。それもまた、カプセルの宿命なんだけど、明日も明後日もカプセル泊予定。次は運に恵まれますように。マジお願いします。

坂田 from:@kenchin


東京の銭湯好きの垂涎の的「坂田の電気」。関東では神奈川と山梨の2軒しか無い、大阪の坂田電気工業所製のアナログ電気風呂。会社がとっくの昔に廃業してるので、現存機械が壊れたらメンテしようが無い貴重品。でも本場の大阪では割りと残ってるので、「どこが坂田の電気風呂だったっけ？」と、なりがちですよね？いや、そうだと言って。
そこで頼もしい情報源が、電気風呂や団地など「D」が付くもの好きライター「けんちん」さんのツイート。タイトルにした魔法のコトバでツイート検索すると、出るわ出るわ宝の山。と、言うわけで憧れの電極求めて湯処あべの橋さん。以上、前置き長し。


そういう事で、けんちんさんのツイートを元にたどり着いた、あべのハルカスやらwalkやらの繁華街のすぐ裏。めっちゃ広々な浴室の中央にカラン。周囲を囲むように並ぶ、ジェットやバイブラ等の湯種豊富な浴槽群。まるでお風呂のショッピングモールや！湯温は41-2度くらいかしら。肌にまったり絡む、ゆったり入れる天然温泉。で、かくせ浴槽の説明書と一緒に、ちょっとした宣伝貼り紙。商売上手やね。その浴槽群の中の、スチームサウナとか休憩椅子の横に待望のブツ。っと、浴槽のフチに若い子がスズメのように座って雑談。大阪なら許されるってわけじゃなかろ。ちょいとどいておくんなまし。

幅広メーター級の浴槽を囲むように座面がついて、座面上部に白電極が2対。待望の縦3穴。広い浴槽だけあって中央は電圧微弱だけど、電極に近付くと、あのトトトトトト、トンという揺らぎ電流。紛れもない、坂田の電圧。この揺らぎをアナログで、というか手動で設定するのが坂田で、施設によってそれぞれの癖が出るのが面白い。そしてマッサージ電流がデジタル制御されてる小西や水野と違う味。電圧は強過ぎず弱過ぎずなlv3って所だけど、奥の一対より手前の一対のほうがトトトトが長めでトンが強めに感じる。あ、座面に手を乗せて電極に寄せると、丁度腕と肩を電流で狙い撃ち出来て、マッサージチェアで「ああああああ」言うてる気分になれて、めっちゃよく解れます。そして壁を見ると、けんちんさん本の宣伝。…釣られてたまるか。


ここ、サウナイキタイですね。いい加減にしませう。

ちゃんと黄色いバスタオル巻いて入りましたよ？ドライサウナも。10分近く入って2セット。スチームも足下の温度ムラ少なくてじっくり入れます。ドライ→締めスチームの定番パターンでもいいし、このクオリティなら入浴料だけで入れるスチームだけでも満足しちゃうかも。
底が脂の乗ったうなぎの腹のような色の水風呂も、ヤンキー座り仕様の深さと広さも好みです。はい。

その手があるか、の連続


遅めの夏休み初日。バッグに風呂道具入れノープランで外出。サウナ界隈のTL眺めてぼーっとしてると。あれ？今日蔵サウナでイベントか。幸いジムで使う水着も持ってるしって事で、17時回の予約枠をねじ込み一路北上。到着して受付済ませて左を見ると、🕊が豆鉄砲を喰らったような顔して固まるアウフギーサーさん、一人。ゆうさん、お久しぶりです。水着姿に着替えると、周りは20代から30代のお客さんが殆どで、ペアで来てる方もちらほら。若い方々は二人の時間の合わせ方が上手いのかな？と、どーせ後からこれを読む家人に地雷をセット。

イベント前に火通しを兼ねて、蔵改装だけあって急な階段を昇ってサ室へ。薪サウナってストーブの放射熱とか燃焼効果で乾きがちだけど、すでに今日イベント2回後という事もあってか不快な乾燥感が一切ない良い湿度感の薄暗がり。熱が廻りもバッチリで、ガッツリ積まれた石はゆうさんのラドル捌きにしっかり応えそう。仕掛けの多いゆうさんだけに何やってくるのかな？と思ってたら、今日は3セット予定で2セット目が湿度マシマシだって。


初アウフの方も居る中でチュートリアル的な1セット目。余韻が長く豊かなボウルの音に、動けなくなってる参加者多数。これ脳に、特に前頭葉に響くのよね。フルフラットのシートの下でボウル鳴らされて、どうにも起きられない方も。

2セット目。「夏と言えば？」「反射神経が求められますよ、大丈夫ですか？」と声がけして回るゆうさんの手には水鉄砲。いつも霧吹きで床にスプラッシュする代わりかな？という想像は裏切られ、銃口はお客様へ。「避けて避けてー」の声と共にスパイシーな香りのアロマ水が発射され、キャーキャーいいながら避ける皆様の光景を見て悟る。

「これ、狙いは壁ロウリュだな」

アロマ水は次々と珪藻土の壁に吸い込まれ、部屋が包むような湿気につつまれ、ピリッとする肌感も。部屋中に蒸気を足元からゆうさんが掬い上げ、全身に火が通されていく。皆さんとっても安らかに眠った表情。サ室出た後も水風呂に入ってる最中に脳天から水を垂らしたり、リクライニングしてる皆さんの関節に水垂らしたり腹の上や足元でボウル鳴らしたり、ゆうさんやりたい放題。

3セット目。ここはゆうさんの技術を見せる回。タオルを操る姿に、隣の初アウフの男性が一言「踊ってるじゃん」。華麗なだけじゃなく、しっかり体に熱を通すための風。地味に凄いのは、天井に溜まった蒸気を一発で背中越しに落とす技。これ、ギーサー名乗ってる人でも的確に出来る人少ない。


イベント後に眺める蔵サウナの夜の光景。昼のイメージが強かったけど、この景色も好きだなぁ。

おんがくと懐古と日曜の混雑と


チャリ片道4km漕いで、近所の中村浴場さん。サウナお願いしますすると「今混んでるけど大丈夫ですか？」と、おかみさんから問い。8人収容のサ室に対して今日のサウナ先客は12人。なら上手くずらして入って行けばなんとかなりますと入湯すると、サ室にはハット姿含めて沢山。それに比べて空いてる浴槽のジェットに体を委ねてサ室と水風呂を眺めつつ、ローテをずらす計算して水通ししてサウナへ。


#おんがく
蝶のように舞い蜂のように突き刺さる110度台遠赤の熱線。油断するとケツを焼かれ内股がヒリつく中村浴場のサ室に流れるは、紆余曲折あってUSENサ室王道「邦楽☆ヒットパレード」。でも、「A-06」じゃなく「00045」なんです。

銭湯で使われるUSENのサービス形態は、ざっくり分けて2つ。まず主流の「SOUND PLANET」。ch番号がアルファベット+二桁数字なのが特徴で、USENのnow playing検索でもこちらがデフォで選択されています。近隣だと、三の輪湯がこれの「邦楽☆ヒットパレード」をサ室で流してます。
もう一つ「MPX-1」という形態がありまして…中村浴場はこちら。前者と同一ch名でもプレイリストが異なります。例えば自分が中村さんちのサ室で若者に囲まれながら「邦楽☆ヒットパレード」で田園@玉置浩二を聴いてた時、三の輪湯の「邦楽☆ヒットパレード」ではすばらしい日々@ユニコーンが流れてる…という感じです。あ、このMPX-1も去年の10月からnow playing検索出来るようになったので、MPX-1チューナーの見分け方と、now playing検索の切替方法も載せときますね。


#USENの回し者ではないですが
「田園」の後に「マスカレード」が流れてプチ玉置祭りになったり、「TRUE LOVE」の後の「まちがいさがし」に妙に親和性を感じながら堪能したりして混雑する脱衣所に戻ると、風呂上がりに靴下を履くのに座れなかった爺様が椅子に座ってるニコイチさんに絡んでる最中。まぁまぁまぁでとりなした後、普段は平和湯という爺様と雑談。近くにもニュー和倉とか沢の湯とかもあったよねとか昔話をしつつも、最近の中村浴場は若いサウナ客が増えて椅子で休むから風呂上がりに椅子にも座れないと、やっぱご不満。混んでる時こそ譲り合いや思いやりだよね、と爺様とお別れし、入口に貼られたよもぎの湯の告知の練馬区銭湯一覧を見ると、だいぶ数が減ったよなぁ…あれもこれも時代の流れかね。

「お風呂にする？ご飯にする？」


若かりしの頃の、人を小馬鹿にした家人の声で脳内再生。現在地は栄と大須の丁度中間辺り。普段なら飯は風呂後鉄板だけど、それにしても腹が減った。ええい、仁王門湯入る前だけど栄でフジ入り倒した後だから風呂後の食事よと言い聞かせ、赤魚の粕漬け定食の誘惑に負ける。でもここ、干物が推しなんだけどね！



#置いといて
仁王門湯といえばアツ湯。スパ銭やカプセルホテル系では逢わない、45度クラスのお湯からしか摂れない栄養があるのです。ほら、紋々さんもあっつぅあっつー言いながら湯船でお湯揉んだり頭からかぶったりしてて、そのオーバーフローが足元に当たるだけで釣られアツッ。で、アツ湯の栄養って？そりゃアホの子になれる養分ですよ。カランも水の蛇口なんか無くて、潔く湯かぶってクワクワ悶絶すればええやん。な、アホの子仕様。

#アレの在り処
ほぼ白一色の浴室の中央に、分割された主浴槽。両角にジェット系のサブ浴槽と水風呂。で、アレがあるらしいけど、浴槽の何処見ても白や黒や銀色の長方形のブツが見当たらないので、一つずつ浴槽に浸かってアツアツ言いながら移ってくと、一番奥壁に向かって左側の浴槽で腰がピリリ。浴槽見ると茶色くて薄い板状のものが貼り付いてるから、これが電極？トトトッと叩いてくる小西製っぽい雰囲気だけど、こんな電極板見た事ない。そりゃ一見してここに電気風呂あるとは分からんわ。電圧的には優しめlv2評価。


#ようやくサウナ
番台で追加100円払って貰う黄色いフェイスタオル持って入る小ぶりの4人収納サ室、侮り難し。80年代少年漫画テイストなイラストの脇に、小ぶりの遠赤ストーブ。12分計などないので5分計砂時計が両脇壁に据え付けられてるのに、熱くて触れなくて誰も使ってない。下段入り口側は体感90度ぐらいでややマイルドなんだけど、立ったり上段行ったりすると遠赤の熱の群れに囲まれて体感余裕の100度超えで、容赦ない仁王様。でも、窓枠にはラベンダーとか入ったハーブ袋が置かれてて、嫌な臭いはしないのが素敵。

#水風呂
水温計ないから分からないけど、朝まで入ってたフジの水風呂より少しだけ優しく感じるから、体感15度くらい？アツ湯でもサウナでもしっかり熱くくなれるから、どっちの交互浴でもボコボコとあまみさん。というか、サウナ客もお風呂客もみんな水風呂のお世話になるから譲り合う事になるんだけど、みんな上手くタイミングずらして回ってて水風呂待ちがない。休憩は身体をよく拭き取ってから、脱衣所で爆音鳴らしてる大型扇風機に吹かれて飛べる。


これはこれで銭湯ならではの気持ちよさ。鶴舞線乗っていざ豊スタ。

本町ひもの食堂

赤魚の粕漬け定食

だってー推しじゃなくても美味しかったし。漬物ご飯赤味噌味噌汁おかわり放題。生玉子+100円。

今回の教訓


・ロッカーの館内着、標準体型寄りのスマートさん。心で泣いてフロントで頼めば、大き目サイズくれる。小声でも察してくれる。
・エレベーターの階数間違えた時のダブルクリック取消技、奥のカプセル直通エレベーターでは使えない。って、スタッフさん言ってた。
・喫煙所、6Fより7Fのほうが広々してTVもありやんの。コワーキングスペースも7F。
・7Fに宿泊者用コインランドリーがあるけど、バンドのバーコード決済とか期待しない。ちゃんと持っていこ？お財布。
・お食事処は勿論バンドで決済出来るけど、出る時に伝票へのサイン、忘れずに。


#さてサウナ
ロウリュのタイムテーブルをチェック。ふむ、15分毎に「漢のサウナ」と「木漏れ日ロウリュ」を行き来すればロウリュ塗れ。と、計画が決まった所で漢から。
熱圧凄え。正面両脇に大き目遠赤ストーブ、中央に三連ノズルと送風口付きのストーンストーブ。オートロウリュ開始時にはTVの映像と音楽が切り替わってから、左中右と順番にノズルが開いて、顔面忍者巻で守ってる若者たちへ向けて爆風さん。でもどうせなら邦楽流れないかしら？と思う楽久屋脳、ひとり。

「木漏れ日」に入室すると暗がりヒーリングミュージック系の若者仕様。ストーブ周りに送風機がなくて、何処から風が？と考えてると、暗転してストーブがライトアップされ、ロウリュ開始したら上から風。ちょｗ　見上げると上にオフィスにあるほうな送風機が黒々と。吹き下ろしのオートロウリュ、ちょっと新鮮。脚先までチリチリしてまぢきもちええ（語彙力

漢に戻るとTVに稲光走って、丁度22時のスタッフアウフグース。アロマはレモン+ミントの元気系で、最初は横風循環メインのエンタメ系アウフかと思ってたら徐々に縦風織り混ぜて、4段階目の「強目の風」の頃にはバンバンとランバージャック。風の組立が上手い。終る頃には14度の水風呂を欲するぐらいに熱も通ってた。

で、水風呂。14度と22度の冷冷交互浴だけでも有難いのに、中央に大き目のプールに打たせ水も滝も洞窟もって、どれだけ全部盛り？洞窟のジェットからプール全体に水流が発生する作りも面白いけど、油断してプールに浮かぶと水流に乗って土左衛門になるらしいですよ？　あ、洞窟に入る所に段差があるので、出る時に小指打つと結構痛いんだって。

あと、亜熱帯サウナ。朝に入ったけど、タイパとか忘れて土曜朝のテレビでみ眺めながらサ活何書こ？とかぼーっとしながら寝サウナ、汗どっぷり最高。


なんか色々あったけど、サウナはトライアンドエラー。おっさんも過ごせる楽園、まぢ最高。さて、試合開始前にどっかもうひと銭湯寄れるかな？

ミニ丼セット（味噌カツ丼、冷たい蕎麦）

宿泊者にはワンドリンク（ビールorソフトドリンク）サービス。セットだとお蕎麦少な目かな。

だいせんじがけだらなよさ


ヤボ用で休まざるを得なかった年度末の平日。午後イチに用事が終わって向かう昼下がりの祖師ヶ谷大蔵、育ちの街。駅も商店街も相も変わらずのウルトラマン推し。祖師谷通南端の円谷プロが無くなってもうだいぶ経つのに、却って推しが激しくなった気がするよ…明日は来られない自分にとっては最後のそしがや21へ。

明日に閉店を控えた旧ホーム銭湯。生まれて初めて入った銭湯は商店街ごと消えた砧温泉で、電気風呂やサウナを知ったのはそしがや21。風呂なしアパートに住んでた友達に「黒湯って凄くいい匂いだよ！」って連れられて迷う事無く黒湯の真ん中エリアに導かれて足浸けた瞬間の奴の顔、今でも覚えてる。でも、今はもうでんきも肩まで浸かって堪能するけど。この背面の白小西◇電極から繰り出されるラスボス級のこのでんきも最後か…にしても、平日昼下がりでもお風呂はどこも芋洗い。でも無音NHK見ながら譲り合って入る感じ、全盛期並みの活気で嫌いじゃない。銭湯ってそうあって欲しいし。

夜とか土日に来ると超行列なサウナも、たまに待ちが出る程度。高校生の頃に背伸びして初めて入った薄暗がり。奴とアチアチ言いながら耐えて、大人の真似して水風呂入ってピャー言ってプールではしゃいで…なんか浴室のどこ見ても、未だにあの頃の奴や自分が居る気がするのが甘じょっぱい。ウチは砧の実家も無くなったけど奴はずっと砧に住んでて、それが祖師谷大蔵に来る理由になってたっけ。社会人になっても愚痴言いあったり、良い事があったら報告し合ったり沢山したな。で、21で浸かってお互いの家庭に帰る。今はそんな事出来なくなったけど。



子供たちがプールではしゃぐ声を聴きながら、さくら湯のジャグジーで今日の一曲を何にしようか考える。21の閉店告知が出てから来るたびに一曲ずつ追加したプレイリスト。一曲目は奴の事を思うと択一で、その後は21が無くなるって知った時の自分の城が燃えるような勘違いや、つい面影を追ったり、実家も無くなって奴も居ない祖師谷に戻って来るのに戸惑ったり、ただ悲しさを投影したり、奴の好きな曲を入れたり、21の消失に少年時代の終わりを感じたり、お世話になりましたありがとうな気持ちを込めたり、もうちょっとさよならの気持ち入れてみたり、おっさんの雑多で見苦しいポエム見たいなリストだな…とか思い返してたら、なんかストンと最後の曲が決まった。

"the dock of the bay"を原曲で、アラフィフおっさんそれでも生きてくのさと追加して、通しで聴きながら帰り道。で、自宅に着く寸前にプレイリストが終わる。全17曲じゃ、21への愛が足りなかったか。

#ヤンフロと国立へ


Jリーグは日程終了してもユース世代は今が佳境。クラブの未来を担う両チームの若者の意地と根性が交じり合う保土ヶ谷での終盤戦。勝てばプレミア昇格即制覇が懸かった試合に集う物好きの一人となり、ポンチョ着て雨中見届けるカンピオーネ。でも雨に打たれ凍える体。横浜行って飯食っても残る芯の冷えを温めたくて、上星川に向かう目当てはあそこじゃなくて上星川浴場。いやね未踏銭湯行きたいし。


かつては唐破風だったんだろうなと妄想出来るビル銭湯の入り口。物静かで人の良さそうなご主人からサ室で巻く用のバスタオルとフェイスタオルを無料で受け取り、浴室に入ると日曜らしく相応の入浴者。でもサウナ利用者は自分以外一人居るかどうか。やっぱりサウナ入りたいって人はあちらかしらね。電気風呂は小西8◇改の強さlv3パルスマッサージ。電極のL字配置が少し独特。

#おんがく
焼けた木板、すり減った木の取手に遠赤ストーブ。いかにも使い込まれた雰囲気が漂うサ室はしっかりと段差のある上下段各3名ずつな標準的な広さ。サウナの利用者の少なさで湿度も低めで腕に汗が浮かぶのは遅れるけど、遠赤の熱感を正面から受け続ければ胸前から腹はガッツリ汗まみれ。
休憩スペースになる脱衣所でも流れてるUSENは音楽サウナ界のドン「A-06 歌謡☆ヒットパレード」。70's-90's中心、歌謡曲からJ-popへと変容した時代の邦楽名曲の宝箱を、老化防止のために一人イントロドンしつつ泳ぐ。

*如何にもA06なセトリ*
銀座の恋の物語@石原裕次郎・牧村旬子
あずさ2号@狩人
銀恋デュエットを喜びとしてた方々も年を重ねた今、銀座で銀恋が響く事はどれくらいあるのかしら。そして歌謡曲演歌文化を支える謎多き夢グループの源となった「あずさ2号」。あ、夢グループの創立時は「有限会社あずさ2号」だったんですよ。いや本当に。

愛が止まらない@Wink
夜明けのうた@岸洋子
リリース年20年以上のギャップが直撃するのもA06ならでは。60'sはA06でも比較的少ないんだけど、銀恋といい今日は機嫌よいのかな？

ビューティフル・サンデー@田中星児
真夏の果実@サザンオールスターズ
ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ松任谷由実
「すばすばすばすばらしいサンデー」の強引さに日本語ロック論争を連想してたおんがくヲタに繰り出される、珠玉の日本語ポップス連打。真夏に抱いた思いを振り返る切ない秋の後に、1番は2番では視点が違うダンデライオン。日本語歌詞、やっぱ素晴らしい。

脱衣所で脱力休憩してたらUSENにステイウィズミー言われたけど、今日はもう帰る。満足したし。

前略kommy様


今日という日を迎え、何故かノーラ名栗に行った時の事を思い出しました。とは言っても思い出すのはあの子供テントではなく、向かう車中の事。ゆうさんのプレジイベで貴方と出会い、その後圧倒的に貴方のサ活で増えるレ活数。車中で助手席からその事を弄り続けてたら「（漢の情けで検閲）」って半ばヤケクソ気味に声が返って来た時の表情で、何となく今日という日を迎える芽を感じてました。あ、🕊がサ室に爆誕した湯どんのイベの時に「可愛さアピール」とか言ってカワウソタオルを目深に被ってた時にはちょっと確信に変わりましたが(笑)

前略ゆう様

kommyさんが愛弟子になり想いが通じた頃から、密かに愚痴がこぼれてましたね。でも声も表情にも困惑とか憤慨以上の気持ちが底にあるなとは思いながら伺ってました。これからもまた愚痴お聞かせ下さい。こっちは心の中で「ごちそうさま」って思いながら聞きますので。きっとみんなそうですよ？(笑)



さてクレスト。
イベント21時回での発表の決意を固めたお二人に合わせて、整理券をゲットすべくフロント前に並ぶ。と、やはり駆けつけたヘクターさんが。お久しぶりっす！この時点で彼を巻き込む気満々。

で、21時回。入口脇のロウリュ水バケツに入れられたアロマは、新アロマになるスターアニス。中華料理によく使われる所謂八角だけど、熱が入らないと香りが開かない遅めの香り？
お二人がサプライズ告知するのは伺ってたので、こっちもヘクさんに旧🕊渡してサプライズ準備。二人で新旧🕊被ってツイン🕊でゆうさん達を迎えると、堪えきれなくなったゆうさんの腹筋が揺れて前かがみ。はいこっちの勝ち。勝ち負け競うな自分。

で、前口上。ゆうさんのいつもの「ペラペラ良くしゃべる」の自己紹介の後にバトンを渡されたkommyさんが自己紹介を溜める。そしてまた溜める。覚悟を決めて「旦那のkommyです！」と発した後に、周囲に何か見せびらかしてる。多分きょう提出した二人の婚姻届なんだろうけど、視界の狭い🕊マスクだと良く見えない。その間にゆうさんが何杯もロウリュしてた気がするけど、それもやっぱり良く見えない。ただ体が異常に熱くてマスクの中にもスパイシーな香りがガンガン飛び込んで、じゃんけん大会で手を挙げただけでとんでもなく痛熱い！でもね、入籍後の初の共同作業の風のキャッチボールでは「愛してるよ～」は1セットのみ。もっと沢山言ってもいいのに(笑)


で、じゃんけん大会でゲットした景品が↓の写真。このトントゥ、どうみてもお二人にしか見えないのですが。喧嘩しながら末永くお幸せに♪

ソースカツ丼

秋の味覚シリーズにソースカツ丼とは、如何に？

コミュニティ・バスセンター


多くの人が「きっと駅前バスロータリーのそばなんだろう」と想像膨らませ、それを裏切って来ただろう馬橋バスセンター。駅前から路地に入った場所に佇み、薪沸かしの証の白い煙が晴天に映える昼下がり。多聞に漏れず「busじゃなくてbathかいっ！」と心の中でツッコミを入れて向う入り口にはあのロゴ。


#コミュニティセントウ
東京の境南浴場(武蔵境)や第三玉の湯(神楽坂)などで見かけるこのロゴ。それは昭和高度成長期のコミュニティ崩壊に頭を悩ませた社会学者畑から東京都に提案された「コミュニティ・セントウ計画」の名残。元々銭湯を中心にしたコミュニティが多く存在してた東京銭湯に新たに集会スペースを併設したりロビーを広めに改築してコミュニティセンターにする計画で、10軒ほどのコミュニティ・セントウが当時誕生したんだとか。でも、ここは馬橋。千葉は松戸市。何故ここにこのロゴが？

#120度
日も高い内から常連さんでカランも賑わう浴室内。「こんちわっ！」の心地よい挨拶が頻繁に響く浴室には、密かにイキタイの好事家から注目を集めた「120度のサ室」。何故そんな高温を書いてしまったのか温度計を見て直ぐ分かった。入口上の温度計が120度台中盤、サ室内の温度計が120度。まぁ、古めの銭湯あるあるの温度計壊れてます問題。温度の正解を知りたければ脱衣所のサウナの設定盤に設定温度が表示されてたりするけど。
入ると常連さん二人が、昼下がりあるあるの内容書きにくい地元トーク。恐縮しかけると「上段がいいですか、下段がいいですか？」とお声がけが。話の腰折ってすまんです。上段をお願いすると、ストーブ脇に積まれたサウナマットを手渡しいただく。これを敷くルール。以降お二人とも静かに入られてた。
ストーブ脇のテレビを見るとお顔を見つめる事になるので、中央床面に12分計の代わりに置かれた普通の丸時計を眺めながら、のんびりと過ごす。体感は100度ちょい切る位か。10分も居れば全身玉汗ビッシリになる心地よいドライ。

#水風呂
蛇口から井戸水が常に注がれてるバイブラなしの水風呂は体感19度。座ってしっかり肩まで浸かれる深さもあるし足伸ばしてラッコちゃんも出来るけど、詰めて二人程度の広さなので、常連さんとタイミング重ならないように気を付けつつ。決して温くなくてトゲトゲしさがなくて、気が付いたら掌がひんやりする位長めに入れる良い水。遠赤ドライからのこの水大好き。

心地よくロビーに出ると、先ほど同室したおっちゃんと大将が談話中。しっかりコミュニティあって良い銭湯だなぁ…あ、何故馬橋に「コミュニティ・セントウ」があるのか、聞くの忘れた。