今井湯
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯 - 神奈川県 川崎市
2003-2021.1.1
入り口の靴箱から憲剛仕様。やはり昨年引退してスカウトとして川崎に復帰した田坂裕介の6番は川崎ジェフ仕様。26番の靴箱に、憲剛の入団当時に思いを馳せる。
2003年、もう遠い昔。
彼が入団した頃、等々力は閑古鳥…バック1Fの今も「Gゾーン」と言われる場所に当時から応援席があって。雨が降ると吹き込むのは今も昔も変わんない。で、バモバモ言ってる連中は雨の時に開放される2階席にも逃げずにズブ濡れになる。試合後は銭湯で温まって帰ったりする。今井湯も使い込まれた大衆銭湯そのものだったっけ。当時からジェットはパワフルだった記憶があるけど。白基調の内装で、ペンキ絵もないシンプルなお風呂だった。
時は流れて、当然全てが当時のままではなくて。試合帰りにお世話になってた銭湯も、今井湯の近くの祇園湯は廃業。当時のサポ仲間も転居や家庭の事情等々で、今も等々力で会える奴は少なくなった。自分も体力が落ちて、最近は立派になったメイン指定席で試合を見る事が殆ど。2017年のあの「景色」も、メインから見てたな…でもスタジアムは、昔と違って2Fまでいつも人がビッシリ。その翌年の2018年、初タイトルに呼応するかのように今の姿になったのが今井湯。
ロビーに入ると、年代別のユニを着たケンゴの幟が。きっと引退発表後に等々力の入り口に飾られてたやつだね。脱衣所のロッカーも憲剛仕様。2020年仕様のユニデザインで、胸には昨シーズン獲得した2つを加えた5つの☆。靴箱もロッカーも26番は、2003年憲剛入団当時のユニ。
浴槽上の富士山絵の下に並ぶ写真は、昨年の引退式の時の写真。その時に会場で流されたビデオ、音楽含めて彼の人となりが染みるので、是非見て欲しい。
http://youtu.be/n09HqlZYhEk
写真には元所属選手を代表して鄭大世がスピーチした時の物も。その姿にもしかしてテセも…って所が多くて覚悟したけど、現役続けてくれて救われた。テセよ、町田で出場したら心の中でTRAIN-TRAIN歌ってやんぞ。
浴室入り口上には、等々力でゲッツを決めるペンキ絵が。なんか富士山の上にツンデレ肩パット社畜が居る。お前、憲剛大好きで仲良しだもんな。
風呂上がりの脱衣所。改めて14番のロッカーを見ると「風呂上りはビールに変更!!」という、ケンゴからのメッセージが目に刺さる。そうだね。もう我慢しなくていいんだよね。
帰り道、東横線武蔵小杉駅の今年仕様のデコレーションを見ると、当然憲剛は居ない。何かようやく見慣れた顔がいない年になる事が、冬の夜空の空気と共に身に染みる。
でも、ここからなんだ。
憲剛愛ですねぇ。昔、等々力は傾斜が緩いから見づらく、動員が伸びないと勝手に思ってましたが、今や満員御礼ですもんね。欲を言えば、あの川崎の素晴らしいサッカーを、地元で、専スタで見たいと思うのは私だけでしょうか。
ケンゴ愛、フロンターレ愛、等々力愛に。
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