矢向湯
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
はげしいやつ
横浜での仕事の帰り道という大義名分を得て川崎銭湯へ。横浜銭湯じゃないのかって?細い事を気にすると禿げますよ☺️
浴室に入ると、カランに囲まれた踏み込み付きの主浴槽が中央にある大衆浴場スタイル。地元の常連さんが挨拶を交わす、コミュニティとしての銭湯の何時までも生き残って欲しい望むべき姿。川崎銭湯もだいぶ減っちゃってるしね…
主浴場は約40度の温湯エリアと、43度のアツ湯エリアに分けられていて、アツ湯はジンジン来るし水深も深いし、温湯は長時間つかれてほげ返れる優しい体感の茶色がかった天然温泉。近隣の志楽の湯のようなしょっぱ味はないけど、系統としては深層海水か。で、ここには強烈なやつが2つ。
浴室奥には超ハイパワージェットが。ボタンで動作するやつだけど、押す前にガッツリと手すりを掴んで。万が一手を離すと即サンダーバードゴー。正面から受け止めると、腹筋がボコボコと幕之内。
そして温湯エリアにも問題のブツが。幅70cm程度の浴槽の両脇に、菱形電極穴の白い電極板。片方には座れるように段差がついており、片方は肩を狙い撃てる深さ。先客の爺ちゃん、歯を食いしばったりひょっとこ顔したりしながら、最後に深い昇天顔。分かる、分かるよ。ここエグいもんね。小西昭和ストロングスタイルの、強弱などない電気が迸る強者の風呂。浅く座って腰を狙い撃つ時点で尻の筋肉が窄まり、インナーマッスルがぎゅんぎゅん硬直する。手先をつけると上腕部まで電流が遡り、肩まで行くと後頭部が痺れて毛が逆立つ。優しさなど要らぬ。容赦の無い強制硬直感は間違いなく入浴困難lv5。存分に拘束され、開放された後に天然温泉でほっこり暖まった体と共に弛緩しやがれです。
よし、ここはサウナイキタイですね。
いや、ここのサウナも水風呂もいいんですよ?
サ室はかなり湿度低めのカラカラドライ。室温計は100度後半で、上段に座ればしっかりその温度通りの体感を得られます。あと、ここには八幡席が。ストーブ前に丸太席があって、存分に直火焼気分が味わえます。
後、ほんとはおんがくしに来たのですが…最近はチャンネルが変わったのか、平日初訪問だからなのか、室内に薄い音量で流れるのは喫茶店のようなボサノヴァ。これはこれでゆったり時間を演出で悪くないのですが。備え付けの5分計砂時計で時間を測っても良いですが、ボサノヴァ3曲で出るといい感じに全身ビッシリと汗をかけます。
水風呂も天然温泉水を使ってて、二人が縦に足を伸ばせる広さがあって良きですよ。水温も今日は17度台。水温には季節によるブレはありますが、つるつるスッキリな、なかなかない体感なので、是非。
男
川崎?施設情報では鶴見区?私は学生時代、鶴見に住んでおり、風呂無しアパートだったので毎日銭湯通いだったので、川崎鶴見の名を見るとやっぱり懐かしさを覚えます。学生時代に通っていた銭湯でサウナに入った記憶はなく、サウナもあったのか定かではないので、いつか訪れたいと思っています。
すこし久々のまきさんの電浴記!いいなぁここいつか痺れに行きたい。
いい風呂ですね! 行ってみたい
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