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KURA:SAUNA IBARAKI

プライベートサウナ - 茨城県結城市 事前予約制

まきぞう

2023.08.29

1回目の訪問

その手があるか、の連続

遅めの夏休み初日。バッグに風呂道具入れノープランで外出。サウナ界隈のTL眺めてぼーっとしてると。あれ？今日蔵サウナでイベントか。幸いジムで使う水着も持ってるしって事で、17時回の予約枠をねじ込み一路北上。到着して受付済ませて左を見ると、🕊が豆鉄砲を喰らったような顔して固まるアウフギーサーさん、一人。ゆうさん、お久しぶりです。水着姿に着替えると、周りは20代から30代のお客さんが殆どで、ペアで来てる方もちらほら。若い方々は二人の時間の合わせ方が上手いのかな？と、どーせ後からこれを読む家人に地雷をセット。

イベント前に火通しを兼ねて、蔵改装だけあって急な階段を昇ってサ室へ。薪サウナってストーブの放射熱とか燃焼効果で乾きがちだけど、すでに今日イベント2回後という事もあってか不快な乾燥感が一切ない良い湿度感の薄暗がり。熱が廻りもバッチリで、ガッツリ積まれた石はゆうさんのラドル捌きにしっかり応えそう。仕掛けの多いゆうさんだけに何やってくるのかな？と思ってたら、今日は3セット予定で2セット目が湿度マシマシだって。

初アウフの方も居る中でチュートリアル的な1セット目。余韻が長く豊かなボウルの音に、動けなくなってる参加者多数。これ脳に、特に前頭葉に響くのよね。フルフラットのシートの下でボウル鳴らされて、どうにも起きられない方も。

2セット目。「夏と言えば？」「反射神経が求められますよ、大丈夫ですか？」と声がけして回るゆうさんの手には水鉄砲。いつも霧吹きで床にスプラッシュする代わりかな？という想像は裏切られ、銃口はお客様へ。「避けて避けてー」の声と共にスパイシーな香りのアロマ水が発射され、キャーキャーいいながら避ける皆様の光景を見て悟る。

「これ、狙いは壁ロウリュだな」

アロマ水は次々と珪藻土の壁に吸い込まれ、部屋が包むような湿気につつまれ、ピリッとする肌感も。部屋中に蒸気を足元からゆうさんが掬い上げ、全身に火が通されていく。皆さんとっても安らかに眠った表情。サ室出た後も水風呂に入ってる最中に脳天から水を垂らしたり、リクライニングしてる皆さんの関節に水垂らしたり腹の上や足元でボウル鳴らしたり、ゆうさんやりたい放題。

3セット目。ここはゆうさんの技術を見せる回。タオルを操る姿に、隣の初アウフの男性が一言「踊ってるじゃん」。華麗なだけじゃなく、しっかり体に熱を通すための風。地味に凄いのは、天井に溜まった蒸気を一発で背中越しに落とす技。これ、ギーサー名乗ってる人でも的確に出来る人少ない。

イベント後に眺める蔵サウナの夜の光景。昼のイメージが強かったけど、この景色も好きだなぁ。