上星川浴場
銭湯 - 神奈川県 横浜市
#ヤンフロと国立へ
Jリーグは日程終了してもユース世代は今が佳境。クラブの未来を担う両チームの若者の意地と根性が交じり合う保土ヶ谷での終盤戦。勝てばプレミア昇格即制覇が懸かった試合に集う物好きの一人となり、ポンチョ着て雨中見届けるカンピオーネ。でも雨に打たれ凍える体。横浜行って飯食っても残る芯の冷えを温めたくて、上星川に向かう目当てはあそこじゃなくて上星川浴場。いやね未踏銭湯行きたいし。
かつては唐破風だったんだろうなと妄想出来るビル銭湯の入り口。物静かで人の良さそうなご主人からサ室で巻く用のバスタオルとフェイスタオルを無料で受け取り、浴室に入ると日曜らしく相応の入浴者。でもサウナ利用者は自分以外一人居るかどうか。やっぱりサウナ入りたいって人はあちらかしらね。電気風呂は小西8◇改の強さlv3パルスマッサージ。電極のL字配置が少し独特。
#おんがく
焼けた木板、すり減った木の取手に遠赤ストーブ。いかにも使い込まれた雰囲気が漂うサ室はしっかりと段差のある上下段各3名ずつな標準的な広さ。サウナの利用者の少なさで湿度も低めで腕に汗が浮かぶのは遅れるけど、遠赤の熱感を正面から受け続ければ胸前から腹はガッツリ汗まみれ。
休憩スペースになる脱衣所でも流れてるUSENは音楽サウナ界のドン「A-06 歌謡☆ヒットパレード」。70's-90's中心、歌謡曲からJ-popへと変容した時代の邦楽名曲の宝箱を、老化防止のために一人イントロドンしつつ泳ぐ。
*如何にもA06なセトリ*
銀座の恋の物語@石原裕次郎・牧村旬子
あずさ2号@狩人
銀恋デュエットを喜びとしてた方々も年を重ねた今、銀座で銀恋が響く事はどれくらいあるのかしら。そして歌謡曲演歌文化を支える謎多き夢グループの源となった「あずさ2号」。あ、夢グループの創立時は「有限会社あずさ2号」だったんですよ。いや本当に。
愛が止まらない@Wink
夜明けのうた@岸洋子
リリース年20年以上のギャップが直撃するのもA06ならでは。60'sはA06でも比較的少ないんだけど、銀恋といい今日は機嫌よいのかな？
ビューティフル・サンデー@田中星児
真夏の果実@サザンオールスターズ
ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ松任谷由実
「すばすばすばすばらしいサンデー」の強引さに日本語ロック論争を連想してたおんがくヲタに繰り出される、珠玉の日本語ポップス連打。真夏に抱いた思いを振り返る切ない秋の後に、1番は2番では視点が違うダンデライオン。日本語歌詞、やっぱ素晴らしい。
脱衣所で脱力休憩してたらUSENにステイウィズミー言われたけど、今日はもう帰る。満足したし。
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葛西からだと用事が無いと行きにくい場所ですもんね…いつか横浜方面で仕事あった時にでも行ってみてください。
時々とんでもなく遅い時間にコメ下さりますよね…お仕事の合間と何となく推察しますが、ご自愛くださいまし。お察しの通りの引き留め曲は、松本隆の詞と相まって25周年を迎えても色褪せない美しい歌ですよね。彼らのデビュー当時から比べると楽曲の流通形態も売上評価基準もヒットメーカーも変わりミリオンセラーも生まれにくい現代から更に25年後にもA06的チャンネルは存在し続けるのか。その頃にサウナ客が好むUSENチャンネルはどうなるのか。そもそもUSEN銭湯がどれ程存在し続けてくれるのか。色々考えつつも今の銭湯サウナに選ばれがちな☆付きのアイツを楽しむとします。
コメントとトンありがとうございます。少し前に大学生たちにどんな音楽聴くのかと訊ねたら「ケルト」「渋谷系」「クラブ」とバラバラすぎて驚きました。好きなものが選べる時代の自由さはすてきだけど、時代の流行歌を懐かしみながら聴く機会が減るのは寂しいなぁ、なんて相反する思い。
時系列も国境もボーダレスになって、逆に海外でシティポップが聴かれたりサンプリングされたりするような現代。好きな音楽に誰でも辿り着ける反面、辿り着く先が多様化してまとまりが無くなりつつあっても、USENでしんみりしたりすっこけたりし続けたい気持ち。嗚呼。
満天に行かず未踏銭湯の方を選ぶまきぞうさん、好きです。いや満天も好きですが笑 満天にサウナ客持ってかれちゃう距離感、なかなか厳しいですね（と勝手に心配してしまう私）。神奈川銭湯は、東京お遍路みたいなスタンプラリーは存在しないのでしょうか？ちょっと見当たらなくて…
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