生姜サウナ「金の亀」
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
東京出張で久々に満点をつけたいビジネスモデルのサウナ屋さん。
何やら、美味い豚の生姜焼きを食わせるためにサウナを建てたというような
サウナ飯サイドからの刺客。確か京都にも餃子を食わせる銭湯があったな…
で、この施設。
狭い。鰻の寝床とはよく言ったものでサウナは1か所だけ、
カランも水風呂も廊下も縦一本。
階を変えてととのいスペースも縦一本。
多分立地を飲食店舗と縦に半分にぶった斬ったんだろう。
併せてやっと餃子の王将やらやよい軒が入るようなサイズを縦割りなのだ。当然横が狭い。
だが…これが凄い。
ハダカの触れ合い(嫌だ…)があるほどという事は動線に関しては最短距離を突っ走る。脱衣所-カラン水風呂-すれ違い廊下-サウナ 階段で整いスペース。
その、すれ違い廊下に「あると良いもの」が全部そろってる。
これは良い。良き。
で、生姜。徹底してる。
水風呂はしっかり濁るくらい生姜だし、男性専用スペースって基本ちょいと臭いのに生姜で消えてる。サウナは生・焼きとそれぞれちゃんと違う香りのロウリュウ、
背中に振り撒けるヒーティングオイルもジンゲロンだかの生姜由来だし、
生姜の砂糖菓子のようなものまであって生姜水で補給。
口の中が少し辛い状態でサウナで焼かれる生姜焼き達。
焼いた肉は整いスペースで休ませる。ハンモックとか屋外とか、火の通りくらいで休む場所を変えられるのも良き。
仕込みされてるって全員が思うんだろうな。
で、そりゃあここまで仕込みをされたら生姜焼きが美味いに決まっているんですと。
割と卑怯な部類のお膳立てなのに
出てくる生姜焼きがもう一回裏切って来て超絶美味い。
プロではないがセミプロ程度に普段から料理はする…生姜焼きなんて何回作った事か。
タモリ直伝だとかイシバシレシピだとかも何度も作ってる。
けど、生の生姜の細切り(レバ刺しに添えられてるやつ)があるだけでこんなに化けますか。知らんかったわ。
伏線回収された感じの驚きと共に満足しました。
東京行くときは是非。
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