川棚グランドホテル お多福
ホテル・旅館 - 山口県 下関市
ホテル・旅館 - 山口県 下関市
高齢の父母を連れて孝行旅行とは口実、良いサウナを発見した。
①90℃を僅かに下回る、からからドライサウナ
②17℃の水風呂と整い椅子がノータイム
③ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
④辺鄙な位置(周りに観光地が無い、種田山頭火のゆかり?いや知ってるけど割とダメなおじさんじゃないか…山月記で言うなら虎になった上で親友の袁惨を平気で美味しく喰っちゃうタイプ)
唯一の観光(電車乗り継いでも40分くらいかかる)の唐戸市場も平日だと漁港ランチもやってない、回転ずしだけ。屋上の芝生で1時間くらい日向ぼっこしただけで帰った。
④については物凄く失礼だが
…満ち足りている旅館に引きこもる前提なら凄まじい好条件。
こんなもん有馬とかの有名エリアにあったらインバウンドで激込みの寿司詰め風呂だ。
③の塩化物泉(しかも海臭さも無い)というのもレア条件まで揃ってるなんてそうそうない。
整った上で体の芯から熱気も逃さず、スッと頭だけ冴えわたる。
で、河豚。 山口下関だもんな。そりゃあ河豚が美味い。
当然の様に超高級旅館で、配膳のスタッフの教育もバスの配送のおじさんの快さもばっちり。
どこぞのちょい悪オヤジが金に飽かせて綺麗なねーちゃん連れてくる超絶高級秘宿になっててもおかしくないのに、伸ばせば手が届くレベルの料金帯。
④。④が原因なんだろうな。どうしようもなく寂しい街が
とんでもないクオリティを塗りつぶしている。
インバウンドに河豚がゲテモノ扱いされなくなった頃、いきなり石川の加賀屋レベルの評価を受けそうなホテルでした。
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