滝本洋平

2025.01.15

1回目の訪問

暖簾をくぐって、まず驚いた。
そこには見事な日本庭園が広がっていた。
絶妙なバランスで調和する石たちや風に揺れる木々が実に美しく、奥にはずらりと並んだLafumaのインフィニティチェアも見える。さらに、畳の上にブレインスリープのピローとマットレスが贅沢に敷かれたエリアも。
水の流れる音のする方に目を向けてみれば、そこには池が……と思ったら、なんと水風呂だった。
温度計には9.4℃の文字。汲み上げられた井戸水が注がれ、自然に冷やされているらしい。

サウナのある蔵は2階建て構造。
1階サウナの入り口は、透かし彫りが施された美しい扉。
明治から残るこの蔵で元々使われていたものらしい。この時点で心を打ち抜かれた。
扉を開けてみると、光に照らされた格子模様のガードが印象的なストーブが目に入る。北海道・トウマ電子工業のサウナストーブだ。
壁や座面は陰影のある水墨調で、暗めのサウナ室の中でストーブだけが照らされているので、皆で囲炉裏を囲んでいるような気分になった。落ち着くねー。

土でできているため蓄熱効果も高く、輻射熱によって全身が包まれる温かさ。定期的に床やベンチに水を撒いてくれるので、湿度もどっしり。温度自体は70℃前後とそんなに高くないのに、身体の芯から温まっていくのがよくわかる。
ベンチも土で作られているので、岩盤浴のように下からも熱が上がってくる。枕も用意されていて、ごろりと横になってみると、それはもう至福の時間。
一緒に入った人ちも皆、「いつもと汗の出方が違う」と言っていた。

先ほど紹介したシングル水風呂は、実際に入ってみると、もちろん冷たかったのだが意外と大丈夫だった。いつもならシングルなら10秒くらいで上がっちゃうのだが、ちゃんと気持ち良いじゃないか。
これはきっと水質のおかげなんだろうな。もう少し水温が上がってくれば、水質の良さを存分に感じられるはず。

休憩の選択肢は4つ。
①Lafumaインフィニティチェア。良いのは知っている。やっぱり良い。
②縁側に腰掛けて。太陽の光に照らされる座布団。懐かし気持ち良い。古民家ならでは。
③ブレインスリープマットレス。家で枕を使っているが、サウナ後のマットレスは完璧。外気浴の最適解出ちゃったんじゃない?
④蔵の2階の畳でごろり。じんわり上がってくるサウナの熱が絶妙。寒い日の内気浴に最適。JIKONの真骨頂か。

どの休憩スタイルも言うことないクオリティ。特にブレインスリープ外気浴は神。ポカポカな春なら2時間は寝れるね、俺。

次は絶対に泊まりでこよう、仲間集めて。
楽しみだなぁ。

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