サウナ&ホテル かるまる池袋
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
ウィスキングの資格を取ってみたけど、ウィスキングを受けた経験がないという耳年増だったので、近場のかるまるへ。
軽度の頭痛の発作期だったので、ケロサウナと岩サウナを最下段で6-1-10くらいで回す。休憩多め。蒸サウナは3分程度で間に挟む程度。男の子はみんな大好きこのコックピット感。水風呂はやすらぎの25℃で無理をしないように水分補給を十分にして。
一時間くらいラウンドを回して、ウィスキング。ウィスクはオークと白樺。オークは柏 (樫?) らしい。たしかに祖母からもらった柏餅のノスタルジックな香りがする。
薪サウナ (ピルツ) の中で、前半と後半にわかれ、前半は仰向けで、後半はうつ伏せでクールダウンを挟んで施術してもらう。最初はくすぐったかったり敏感だったり皮膚感覚が優勢だったけど、だんだんとなじんでいき、自然を感じることができる。マイスターに施術してもらっているが本当に自然に抱いてもらっているみたい。子供のころ竹林でしたかくれんぼだったり、磯キャンプだったり自分の自然との接点が増幅される感覚。施術の区切りで水をかけてもらうけれど水が水でないみたい...とろみがあるというか、ものすごく上質な化粧水のような。
施術が終わると、シャワーで葉っぱを落とし、水風呂へ。ここでも、頭から水をかけてもらい、しっかり冷やす。いつも1分くらいだけれども、呼吸をみて、少し長めに入る。その後、ジャグジーで「浮かし」をしてもらう。これがとにもかくにも衝撃的。浮かせ師というのもあるらしいが、これはかなり技術がいるということがすぐにわかる。
ジャグジーなので一瞬おぼれた感覚になるが、浮遊感を保ちつつ子供のように体をサポートしてもらっている信頼と安心感で思わず笑みがこぼれる。ジャグジーで浮くのは耳に定期的に泡音が注入されるため、普段の感覚から逸脱した、異次元の気持ちよさだった。
そのあとは頭からまた冷水をかけてもらう。
タオル等々サポートしてもらいととのい椅子へ。冷水を適度にかけてもらったり、おそらく風を送ってもらったり、音だったり (?) 環境を作ってもらった。
正直あまり覚えていない。人間は節足動物のように脱皮をしないけど、できるとしたらこんな感覚じゃないかなと想像できる。
時間ギリギリまで休憩して、はちみつレモンでチルフィニッシュ。
うーん。素晴らしい体験だった。
マイスターはパリーシュク君塚さん。パリーシュクはロシア語のウィスキングマイスターという意味らしい。声の音量、施術の質、醸し出す雰囲気、完璧なホスピタリティだった。またここに来たときはお願いしたい。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら