蒸しメガネ

2021.07.17

23回目の訪問

今日の神田セントラルで考えていたことを書きます。

私は筋金入りのcorneliusファンです。
高校時代は海の隣にある学校に通っていたので、部活後、夕方、よく海岸のベンチに座りながらMDでstarfruits surfriderを聴いていた。
料理人になりフランスでの修行中、レストランの屋根裏部屋でテレビもネットも無い中ラジカセで聴くfantasmaは何度聞いても楽しく、幸せをもたらしてくれる最高のアルバムだった。そしてリヨンのヴァージンレコードでpointを見つけて試聴したときの興奮。
無駄が無い、研ぎ澄まされているのに体内にスルッと音が入っていく感覚。
洗練され、厳選された音。
日本人の本当のトップランナーはこんなに凄いんだ。。
帰国後、下積み時代、朝9時から深夜2時まで働く日々。
毎日corneliusを聴いた。
アルバムsensuousとそのライブツアーDVDは真夜中の唯一の友達だった。
今騒がれている事を初めて知ったのはその頃だった。たぶん2008年くらい。
その当時ですでにQuickJAPANの発売から14年経っていた。
その後も小山田くんはずっと素晴らしい音楽を僕らにくれる。
でも同時に、少ないながらも例の事はやはりネットで目にはいってきた。
いつまでそんな古い話してんだよ。しかもそれ小山田くんの子供のときの話だぞ。
そう、思っていた。
確かに小山田くん、昔はかなりねじ曲がっていた。
でも、僕が知っている小山田くんは、
音楽だけで遊園地をつくり、
水滴で曲を作り、
午前中にバスに乗って感じた風を作品に出来る穏やかな人だ。
だからこそ、彼の過去は僕も悲しく、悔しい事実であった。
今、オリンピックに関わるまでになった小山田くんは25年、いや35年越しの報いを受けることになった。
擁護派だが、批判はしょうがないことだと感じる。
でも、僕は、小山田くんが謝ってくれた事が嬉しかった。
あの小山田くんが、ついに向き合ってくれたんだ。僕たちファンは、それをずっと待っていたのかもしれない。
もちろん、これからもネットでずっと叩かれ続けるのであろう。
どうなるのかはわからない。
明日起きたら、辞退しているかもしれない。
それも致し方ない。

僕はあの謝罪文に誠実さを感じた。
批判は止まない。
きっとどんなに素晴らしい音楽を作っても、開会式中のTwitterは荒れるのだろう。

おつかれ小山田くん。
僕はcorneliusの音楽に生かされてきたから、とっても感謝している。


今日は、サウナ入って欲しいな。

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