中野寿湯温泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
昔から使っていた井戸水が、実はメタケイ酸温泉だったらしい。何とラッキーなことか。別府や湯布院の温泉に多く含まれる成分。代表的な効能はタンパク質のターンオーバーと動脈の拡張。要するに「保湿系サウナブースター」ということになる。メタケイ酸温泉としては、ここは都内現存10銭湯の1つと知る。秋冬に合う、温泉を使ったサウナ+αのセットプランが銭湯で可能。しかもドリンク入れて1000円以下。
・温泉1回目
向かって左端のバイブラ湯へ。白く濁っている。見た目も温泉ぽい。湯船が結構深い。内側の座面で半身浴2分、全身浴3分。動脈を拡張し、新鮮な血液を運びやすくする。湯はまとわり付くような肌触り。足先のバイブラがチクチクするのは温泉のせいだろうか。
・サ室
狭い。暗い。テレビは無い。ヒーリング系BGMはストーブの凄まじい稼働音にかき消されている。空気は籠っているが許容範囲内。ソロなら最高の環境。入り口すぐに1人席あり。細っそりしたガス遠赤の目の前2段目に座る。ストーブ左下には小さな穴。ガスで燃え盛る炎を見る。稼働音に耳を集中する。砂時計2回転で退室。
・水風呂
白く濁っているが水質劣化という訳では無さそう。常時給水されている。温泉入りの2人用水風呂。水温20度、体感22度。要するに「保湿系クールダウナー」ということになる。湯船同様に肌触りが良い。3分以上入り、ここで1回目の飛び。体が冷えたら脱出。
・湯船2回目
バイブラが緩く、足が伸ばせるポイントへ。肌がピリピリし冷えた体が解凍され、ここで2回目の飛び。「サウナ→水風呂」も良いが「水風呂→湯船」も同じくらい快感。いやむしろ勝ってるかも。体は冷やすより温める方を求めている。充分温めてから休憩へ向かう。
・外気浴
館内にイオンウォーターは売っていない。伊藤園の柚子ソーダもいいが、1セット目なのでエビアンを選択。ベランダの椅子で外気浴をする。灰皿があったので一服もする。心臓の鼓動が沈静化し、頭がシャキッとしてくる。充分冷やしたらまた温泉からスタート。
3セット終了後、最後にもう1度温泉に入って本日のサウナ終了。自販機で柚子ソーダを買う。湯船と水風呂の交代浴をやっている人が結構いた。こういうのは地域性、というか施設の啓蒙活動の賜物なのだろうか。
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