蒸し彦

2023.12.02

1回目の訪問

サウナ飯

極限まで説明の省いた美しい作り。
サ室で流れるリラクゼーションサウンドとオートロウリュの水が蒸発する音に揺られ、サウナという隠れ家に入り込む。
サ室の奥には光が届かず、ロウリュの直で味わえる席も一席用意されている。
その席、一蘭の味集中カウンターならぬ、ロウリュ集中エリアとでも言うべきか。
サ室を出てすぐの辺りに人差し指を口元に当てた絵で「Quiet」のイラスト。
水風呂と温浴は説明など不要でタイルの色で視覚的に表現されている。
休憩椅子は7脚ほどと二人腰掛けれる石造りのベンチが用意されている。

1セット目は入って5分ほど過ぎた頃にオートロウリュが発動。ブワッと熱気が身体を包まれ、思わずハンドタオルでほっかむりのように頭から口と鼻を覆う。
十分たった辺りでサ室を後にし、水風呂へ。
広めの水風呂を独り占めし、足を伸ばして一分ほどで流れるように休憩椅子に腰掛ける。
気づくと10分経っていた。これが浸るサウナか。

2セット目は奥のロウリュ集中エリアが空いていたので、そこを陣取る。光が入らなくなっており、一番高い位置となり、ロウリュを直で受けることで身体が一気に火照っていく。蒸気に包まれ、矢吹丈のように項垂れて真っ白になっていく。
そして水風呂、休憩へと進み脳内で何かが弾け飛ぶ。これが整うか。

3セット目は控えめに入口前の上段で。やはりオートロウリュによる熱気に包まれると汗が吹き出る。
水風呂、休憩をする。
最後に軽く温浴して、90分コース完了。

店員から「朝サウナも始めたので良かったら是非」
朝サウナ、それもまた良きかな。
ニヒタルを後にし、斜め前に店を構えるらぁ麺やまぐち辣式へ。浸るサウナのあとのサ飯に選んだのは麻婆まぜそば。腹の奥から熱くなる。

控えめに言って最高でした。

蒸し彦さんのsauna&bath NiHITARUのサ活写真

らぁ麺やまぐち辣式 本店

麻婆まぜそば

腹が煮えるような辛さ。最高です。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 95℃
  • 水風呂温度 13℃
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