白樺タケル【北欧】

2022.06.16

1回目の訪問

サウナ飯

東京観光に来たサウナー仲間と共に訪れたのは、究極の瞑想空間『黄金湯』。
以前のオーナーから店を引き継ぎ、クラウドファンディングでリノベーションした超モダンな銭湯サウナだ。
靴箱の木札には、クラファンに参加した方の名前が彫ってあるという粋なデザイン。

館内は、古き良き昔ながらの銭湯ディティールをそのままに、壁画などの風合いは現代風に洗練されている。まさに過去と未来が交差するスクランブル空間。

浴槽は炭酸泉、薬湯、あつ湯に水風呂と、充実のラインナップ。サウナに入らずとも交互湯での温冷交代浴が楽しめる。

サウナは追加料金が必要で、リストバンドが渡される。
サウナエリアへ入ると、そこには打ちっぱなしの壁面に囲まれた秘密基地のような空間が。サウナハット掛けやサウナクッションなどの細やかな配慮も垣間見える。

冷水機は外気浴スペースにあるので、覚えておこう。


◆サウナ
110℃の高温サウナとは思えないほどの居心地の良さ。完璧にコントロールされた湿度により、時を忘れてチル。12分計はなく、SaunaLabを彷彿とさせる砂時計式。
オートロウリュは15分に1度。「プシューー」という音が鼓膜を愛撫し、オーディエンスに一体感が生まれる。私は缶ビールの「プシューー」よりもこっちの方が好きだ。
ミストロウリュによる温度上昇は、霧状だからか非常に緩やか。かと言って物足りないわけではなく、文句なしの満足感。体感的にはサウナストーブ対角線上段が最も高温。

◆水風呂
黄金湯の醍醐味と言っても過言ではないのが、水風呂だ(安定の15℃)。
現代美術館さながらに大胆に切り取られたコンクリートの隙間から、「外気浴が待っているぞ」と言わんばかりに優しい日の光が差し込む。
無機質な灰色の空間に佇む水風呂は、心なしかいつもより冷たく感じる。

◆外気浴
白くそびえ立つ高い壁に囲まれた、癒しの空間。室外機などの機械音が若干気になるが、
モリモリの観葉植物が視覚から相殺。整い椅子は程よい深さで傾斜もあり、お手製のオットマンまで完備。
なお入口付近2席は扇風機が当たるのでおすすめ。


受付ではまさかのペールエールと、期間ごとに種類の変わるビールを堪能できる。
ここ数年で目まぐるしく進化を遂げている"ネオ銭湯サウナ"の真髄を見た気がする。
キャップ可愛くて買ってしまった...

白樺タケル【北欧】さんの黄金湯のサ活写真
白樺タケル【北欧】さんの黄金湯のサ活写真
白樺タケル【北欧】さんの黄金湯のサ活写真

ペールエール

モダンかつノスタルジックな空間で飲むペールエールで、ととのいの向こう側へ...

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 15℃
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