【閉店】蛇骨湯
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
5月29日水曜日。いよいよラスト入浴。蛇骨湯にサヨナラを言いに来た。
きょうかあさってだな。しかし最終日はさすがに混むか。銭湯ってのは数百円払ってリラックスタイムを買う場所でもあるので、芋を洗うようなお別れは好ましくない。きょうも混んでるだろうけど、明後日よりはマシだろう。
田原町から北へ。右に押上タワー。
路地をつたって蛇骨湯。前ではみんなが写真とってる。スマホや写ルンですが世に出るよりはるかに前から、この銭湯はあったんだな。
サウナ98℃。水風呂19℃。発汗よくテレビ有サウナ室と、色のついた水風呂。水風呂からも脱衣所テレビ見えるうえ、音は外気浴スペースのスピーカーから。来るたびにチャンネルが違うのも、ココらしい。
タイル絵の黒富士。少し減ったか池の錦鯉。腰に強烈に来るでんき風呂。
絵の描かれたおじさん、毛むくじゃらの外国人。清潔感やパリパリ感に欠けるレンタルタオル。愛想がよいとは言えない番台の人。
蛇骨湯、なくなってほしくなーい!
でも仕方ない。歴史は後に戻らない。
1時間くらい堪能し、7時ころにあがると、あにはからんや雨。蛇骨湯の涙雨だ。
ホントに悲しい。とっても悔しい。昭和最後の年に愛する球団が身売りにより無くなる、あのときのような気持ちだ。
平成以降も悲しみをかかえながら生きてきたではないか。令和だって、きっと生ききれる。
仕事もサウナも、ほどほどに、生きていこう。
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