【閉店】湯乃泉 東名厚木健康センター
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
サウナ:8分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:7分 × 4
合計:4セット
先日、多くのサウナ好きたちに衝撃が走った、東名厚木健康センター(通称AKC)の閉館発表。
コロナ禍の合間に開催され、サウナ好き同士がつながったイベント「サウナヤミ市」の思い出も色濃く残っていたため、この知らせには胸が痛みました。
老朽化――特に配管の問題が閉館理由とのことですが、場合によっては予定より早まる可能性もあると聞き、当初のスケジュールを前倒しして“最後のAKC”を堪能しに行ってきました。
仙台から新幹線・在来線・小田急と乗り継いで約3時間強。
幸運にもすべての乗り継ぎがスムーズにいき、本厚木駅前の送迎バスにも無事間に合いました。
やっぱり"ラッコバス"は、草加でも厚木でも、乗った瞬間にテンションが上がる。
車窓から目に飛び込んできた、静岡銘菓「こっこ」の看板に、懐かしさと旅情がじんわりと湧いてきました。
そんな道中もあっという間に終わり、現地に到着。
まずは閉館を惜しむ気持ちを込めて外観を撮影し、チェックイン。
この日はアカスリを予約していたので、入浴前に服を脱ぎ、ひと汗流す準備を。
その前に、名物「エロ男」看板を愛でたり、Xで知り合った友人と初めて対面した象徴的な階段をしばし眺めたり。懐かしい記憶が蘇ります。
アカスリでスッキリしたあとは、いよいよサウナへ。
草加とは異なる、“ガツンとくる”熱さは健在。
それでも、この熱が数ヶ月後にはこの世から消えてしまうかもしれないと思うと、寂しさがこみ上げてきます。
閉館が決まった施設を訪れると、いつも胸が詰まる。
ふと、5年前に湘南ひらつかのグリーンサウナを訪れたときのことを思い出しました。
「推しは推せるときに推せ」という言葉が、本当に沁みましたね。
私は数回しか訪れていない新参者ですが、それでもこの喪失感。
もっと足繁く通っていた常連の方々の想いは、きっと言葉にならないほど深いのではないかと思います。
この日、サウナは4セット。感謝の気持ちを込めて、ひと蒸しひと蒸しを丁寧に味わいました。
配管にやさしさを、施設に敬意を込めて。
サウナ終わりは、大広間でランチを食べながら名物のビンゴ大会に参加。
ラッコ飯、美味しかったなぁ。ビンゴも早めにターンが回ってきて、ちょっと得した気分になれました。
そんなこんなで、名残惜しさと感謝を胸に、悔いなく最後のAKCを楽しみました。
これまで本当にありがとうございました。
AKCに携わるすべてのみなさんを、これからも心から応援しています。
男
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