Niwaka

2023.05.06

1回目の訪問

サウナには入らないサ活の話。
『3の風呂』

GW、ひとりでサウナに一度も行っていない。
お客さんや会社の先輩とのサウナは行ってきた。勿論楽しいが、気を許した友や一人で何も考えずに入るサウナとはまた違う。この境界線を破った瞬間自分の均衡が維持できるか不安になるからだ。

そんなサウナに飢えたGWの終盤、息子が銭湯にイキタイと言い出した。

ナイス。

いずれにせよ息子との銭湯はノーサウナなのだが、

彼は温冷交代浴と外気浴が好き。

サウナはやはりまだ熱いらしく少し入る程度ではあるが十分温冷交代浴で互いに満足を得られる。

そして選んだ先はすえひろ湯。

昨日さうなと5を読んだこともありすぐにこちらに決めた。

息子は大いに楽しんだ。いや大暴れ。ロッカーの上にも登りはじめたので流石に叱った。
風呂場でも2度転んではびくともせずそのまま風呂に入り機関車トーマスのあいうえおマットで遊んでいた。
その後私は水風呂に入る。その姿を見て喜ぶ息子。

そして一言、
『パパ、座ろうよ』

お主、わかってるではないか、温冷交代欲のなんたるを。

息子とチェアーで休む気持ちよさを無言で共有してから風呂を出る。

またロッカーの上に登った。

身支度を終え、牛乳を飲み干し、店長さんに恐る恐る話しかけた。

私は謝罪をしたかった。昨日Twitterで思慮に欠けた投稿をしてしまった。しかも本に書いてあったそのままの名前で呼び捨てに。

謙虚さを忘れ言動への配慮のタガが外れた。本当に恥ずかしい。

店長さんは一言、『むしろ、読んでいただきありがとうございます。子供の日は昨日でしたが宜しければどうぞ』

昔ながらの紙風船をいただいた。寛大な対応に心から感謝した。

帰り道、紙風船を離さず持つ息子が

『3の風呂、また行こうよね!』とあどけなく喜んだ。
※息子曰くスリーの『す』らしい



息子とすえひろ湯に救われたGW。

成長の機会をもらったのは息子ではなく俺の方だ。ありがとう。

Niwakaさんのすえひろ湯のサ活写真
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