Niwaka

2022.12.17

1回目の訪問

サウナ飯

千葉を代表するノスタルジックサウナ。レトロ好きからすると涎の出る文化財施設。照明、トイレのガラス、看板や案内の古めかしい字面。なのに浴室も館内も清潔感で溢れている。少人数で夜12:00まで営業しているのにこの館内の綺麗さを維持し続けられるのは仕事に対する愛が為せるものだ。


サウナパンツに思いを馳せる。なんて美しいフォルムと色だ。ビンテージ一点物。そんな言葉が頭に浮かぶ。この相棒を脱衣室のサブロッカーに大切に置いて、体を清めてから足を通す。その後にサウナに向かう。その際篠山紀信のカレンダーに一例をする。

120度のサウナ室。店主は何も特徴のないサウナ室だと豪語するが入口上の『サウナルーム』の字面からして今よくSNSで目にするサウナとは全くの別世界であることをすぐに理解させられる。

サウナ室に入った瞬間に思う。熱いのに心地いい。ストーブは特大で石が敷き詰められている。
その中にかなり古参のトントゥがいる。挨拶を忘れない。
40年以上前の旧中山産業時代メトス『サウナは友をよぶ』ポスターがサウナ室に飾られている。
入口入って左はリラックスシート(背もたれがついている)、2段式の右は冷静と情熱の間シート。左右どちらかに座るかで楽しみ方が全く異なる。
左の席は名の通り、落ち着いてじんわり体を温めるのに適している。
右の席は目の前に広がる窓ガラスから浴室全体と青い水風呂を見ながら凄まじい熱気を体に蓄えるシチュエーションだ。水風呂への欲をここでしっかりと溜めながらテレビを横目にして時が来るのを待つ。

時が来た。つぼやの真骨頂とも言えるかけ流し水風呂に迷うことなく向かう。
これが水温15度なのか?そう思わせるほどずっと入っていられる水。水から出たくないとまで思わせてくれる。

その後の外気浴は浴室に響き渡る水の音を聞きながら無になる時間。いい水に浸かった後特有の余韻を、胸の鼓動が落ち着くまで味わう。


サウナからあがってきたあともつぼやの楽しみがある。どのテレビに視点を合わせていいかわからない休憩室でペヤングともつ煮を食べるのが恒例だ。しかしこの日はどうしてもイキタイサウナ飯があったため照明を数分観察して出ることに。

帰り際、お客には下駄箱を開けさせず靴を並べてくれる名物のホスピタリティ、唯一無二の体験だ。

千葉にはいいサウナが多い、そのなかでもつぼやがある誇らしさ。日本、いや海外のさうなびとに自信を持っておすすめしていきたい温浴施設だ。

※施設の許可のもと以前撮影させていただいた内容を投稿

Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真
Niwakaさんのサウナきさらづ つぼやのサ活写真

中華そば いしずゑ

特製煮干しそば岩のりトッピング

移動距離に対しても文句を言わないさうなびとのみが味わえる一杯。木更津〜逆井への瞬間移動。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 120℃
  • 水風呂温度 15℃
0
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