カプセルホテル&サウナ ジートピア
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
カプセルホテル - 千葉県 船橋市
船橋駅から徒歩3分。
私にとっては夢の国以上にテンションの上がる城、ジートピアがそこにある。
黒の背景にオレンジの怪しい字体がトレードマークだ。
入口を目の前にして見上げれば、二人のマッサージ女神が鎮座する。
赤須莉子(アカスリコ)さんと相瑠璃子(オイルリコ)さんだ。
二人に手を合わせてから神聖なる紳士の門の中をくぐる。
(ちなみに外壁の照明がとてつもなく素敵なので足を運んだ際には是非愛でてほしい。)
下駄箱をよく見ると"奥"と"手前"というテプラが貼ってある。私は迷わずいつも手前を選ぶ。飛行機の席の好みと一緒だ。あなたの好みで真ん中や奥もこの時点で選べるのだ。
受付でウィスキング予約をしていることを告げる。
大好きなワッフル生地の館内着を受け取ってロッカールームに誘われる。
世界一素敵な館内着に着替え終わると、エレベーターは敢えて使わずふかふレッドカーペットの階段をかけ上がるのが紳士の嗜みだ。
浴室に入り、まずは1セット。
その後、水質が売りの怪しい水風呂が待っている。
普段なら数セットを繰り返してからウィスキングなのだがこの日の私は一味違う。
プーマ姐さんのアカスリをいただいてから直後にウィスギングマイスター黒田っこさんの施術を受けた。
もっと早くあなたと出会いたかった。そんな一言が漏れるほどアカスリ後のウィスギングの気持ちよさは格別だ。
ウィスキング後半は手足に電気が流れるような感覚に陥った。意識が保てるギリギリのラインで水風呂に誘導してもらって【浮かせ】で体が宙に浮かぶくらい軽くなる。
そして浮かせが終わり、目を開けると浴室の天井とアカスリの壁際に立てかけてある白いプラ箱のコントラストを嗜むのが何にも変え難い贅沢である。プラ箱に書いてある赤い印字『美肌』。どこからこんな素敵な箱を持ってきたのであろうか。
水から上がり温水と冷水を頭からかけられて遂に理性が崩壊する。その後の記憶はない。人様に迷惑をかけていなかっただろうか。全てをマイスターに委ねるダメ人間の出来上がりだ。
ダメになって、リセットされて、また日常で理性を溜めていく。そして理性がいっぱいになってつまらない人間になったらウィスキングを受けに行く。これが私の無形資産の一部なんだと思う。
サ飯は津田沼のやきとり伸。
やきとり屋かと思いきや海鮮や家庭料理がメイン。初めての人は絶対に辿りつけない門構え。ママの手料理は最高だ。
ママから聞いた。この地に30年前、『北欧』というサウナがあったらしい。サウナ後の晩餐が一際心地よく感じる話を聞いた。いつの日か夢の中で津田沼北欧に足を運びたい。
階段上るのわかる
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