別府温泉保養ランド
温浴施設 - 大分県 別府市
温浴施設 - 大分県 別府市
【サ旅遠征記 九州編⑥】
先ほど地獄めぐりをレンタサイクルで敢行した経験から、別府界隈の縮尺をやっと理解した次第です。
こりゃ、徒歩やチャリでは無理だと判断。潔くバスに乗車。でも全力で乗り過ごし、一つ先の明礬バス停から戻ることに。
道中見晴らしがとてもよく、天気も快晴なため、景色がとっても美しい。別府湾もよく見えます。
本当は岡本屋の地獄蒸しプリンを召したかったのだけれど、やっぱりちょっと距離があるかなーと思い断念。
鉄輪の地獄蒸し工房も2時間待ちで結局食べられなかったので、グルメは次回にお預けすることにします。
さて、到着しました。別府温泉保養ランド。
おお…とってもレトロじゃないか…。
建物全体の古さが、昔懐かし落ち着く感じ。
看板や家具の一つひとつ、壁や床の年季の入り具合、使われているフォントや照明など、全てが時の止まったままのようで、なんというか、エモい。いや、ゆかし。
泥湯で有名とのこと。楽しみです。
浴場へ続く通路ですが、いったん外に出ます。
ここからの景色がまた素晴らしい。
ここの温泉は地下鉱泥湯にコロイド湯。
売りの露天泥湯は大小の2つあります。
個人的には奥の小さい方が底にドロがたんまり溜まっていて好みでした。
お湯が噴き出るパイプ近くに浸かると、その振動で身体が刺激されるのも気持ちいい。
どちらも混浴ですが、なかなか女性には勇気のいる造りかもしれません。
このあたりは難しいところ。
さて、サ活という点では前回の鉄輪むし湯同様、蒸気によるむし風呂とのことで、引き続き変化球サながらしっかりじっくり堪能してきました。
むし湯までの通路がこれまたすごい。
もともと浴室だったのかな…と思わせる、もはや遺跡のようなところをくぐり抜け、到着したそのむし湯の佇まいよ…。
うまく説明できませんが、とにかく体験してほしいです。もう、冒険です。
いざ室内に入ると、これがもう真っ白で何も見えん!
何というか、蒸気が凄まじすぎて、10cm先も見えないぐらいの視界。
内部の構造がどうなってるのかも全く分かりません。
おそらく、詰めれば6人ぐらいは入れそうな小さなスペースなのですが、この視界ゆえに何人いるのかも全然分かりません。
足下に何があるのかもほぼ不明。
なので恐るおそる歩を進ませて、何とか奥に着座。
すぐ横に湧き出ている源泉があるのでしょう。
すんごくボコボコ聞こえます。
でもどうなってるのかは全く分かんなかったっす。
とにかく、身体によさそうな感じでした。
かまど地獄の吸い込むやつを全身でいただいた気分です。
大地の恵みに感謝です。
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