GLOBAL RESORT 総合スポーツセンター サンチェリー
スポーツジム - 広島県 廿日市市 会員のみ
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「沖でネッシーを見た」
そう言った昭和62年初夏のR先輩(田中一郎ではない)を「ホラ吹き」と断罪することはできない。
だって、「川口浩探検隊」が放送された翌日はほぼ間違いなく、ご近所になんらかの未確認生物が発生してたのだから。
決め手は説得力だ。
「ネッシーというの白亜紀に生息してたプレシオサウルスの生き残りで・・・云々」と。
「小学館の学習百科」あたりを根拠に出された日には、アホの子たちは全員頷頭。
間違いない。ネッシーはいる。オレたちの瀬戸内海に。と、ネ。
「塾に行ったら女にモテる」と聞いて親を拝み倒して通わせてもらったら、勉強させられたんで辞めた、というR先輩は、いつもの防波堤から沖を指差し
「あそこで見たんだ。あれは絶対ネッシーだった!」
いつ見たんだよ、手前ェ昨日の夕方まで一緒に遊んでたじゃねェか。なんてことはすっかり忘れてます、僕たち。
バカは楽しい生き物だ。
さて、昭和の(広島の)田舎では、小船がよく放置されていて、大抵のガキコミュニティなら、公園の手漕ぎボートレベルで少々の沖には漕ぎ出して行けるブツを確保していたのです。
その定員2名。選ばれしクルーは小六のR先輩と小五の僕。年功序列ってヤツだ。
岸から20mほど進んだあたりで突然、もうフィールドオブビューかってぐらい突然に「シーラカンスだ!」と叫び、R先輩屹立。
どう見てもタダのボラなんですが、ソレを素手で捕まえようとした次の瞬間。
リッ・・・!!
R先輩の足もとに大穴があきました。
右足がズッポリ入ってた。
船、古いんでイロイロ腐ってたんでしょうね。
「おっ!?」とその足を引き抜こうとするものの
バリッ・・・!!
左足部分も踏み抜き、下半身が船にメリ込んだ状態に。
「タッ、助けてくれ~」
小学生とはいえ160cmはあった巨漢のR先輩は絶叫しつつ、小船の僕側に這い上がろうとしてきます。
「ちょッ!待てよ!!」
なんて、キムタク風に言う間も無く転覆しました。
その残骸にジャックとローズみたくしがみつくボクら。
岸ではオーディエンスたちが大爆笑。
どうにか岸に泳ぎ着いた後
「いやー、まさかあんな近くで(ネッシーが)出てくるとは思わなかったよ。オレが必死で追い払ったからなんとか助かったけど」
などとボラに関するホラを噴いたR先輩。
今のホームサウナの水風呂の温度が、この時の海水温度と同じだったな、と。
男
その時代に応じて未確認生物が変わるのと同じく、ここの水風呂は季節によって温度が変わるのを感じながら、ナイスオチでトントゥ!
未確認生物に心踊った頃が懐かしいですね〜。(笑)
未知の生物系の番組大好きでした。本なんかも浴読んだなあ。あとUFO特番とかも矢追純一シリーズ結構いい歳だったけどわりと信じてました。
ネッシーと妖精(ちっちゃいオッサン)はいる❗️と信じてます☺️
ゴードンさん、笑った~~~🤣🤣🤣本当に久しぶりにこんなに笑わせて頂きましたよ~!私へのコメントでこんな面白いネタばらしして大丈夫ですか??😆貧乏ながらの懸賞金トントゥです!わざと逃がした!と来ましたか!手形も最高!笑 詳細続編ありますか???最高の先輩のもと小学生を過ごしたゴードンさんは立派な勝ち組です!だから全て鮮明に記憶に残ってるのですから😁
毎回面白い投稿楽しみにしています。
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