サウナの梅湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
サ道2021の第6話聖地に訪問。まず「ゆ」という暖簾をくぐると昭和レトロな内装が目に入る。グッズもたくさんあって見てるだけで楽しい。前払いをpaypayで終えて男風呂へ。社員の方やアルバイト、出身や国籍も様々な人たちが集っている。梅湯はドラマの通り、脱衣カゴをロッカーに入れるスタイルとなっていて、京都の定番(洗礼)を浴びる。明治時代から続くからか、タイルの貼り方は様々でモダンな雰囲気。
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お風呂に入ると左側に椅子や桶があるので、まずは身体を清める。洗い場の鏡に掲載されてる広告、昔ながらというエモさ。次にお風呂で湯通しするが、浴槽が今まで入ってきた銭湯よりも深め。温度も高めで噴水のようなオブジェの下で温まる。まだ早い時間だがお客さんは多い。お風呂には至るところにお手製の梅湯新聞や注意書きがあり、店員さんそれぞれのコラムがあって楽しい。京大生ちくりんは熊野寮でのイベントおもろいわ。とにかく、レトロな雰囲気とのコントラストでおもしろい。
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身体が少し温まったらサウナ室へ。サウナマットを持って中に入ると、木材を使った部屋で浴室側は大きくガラス張りになっている。モダンジャズのような音楽が流れており、室内には若者からお年寄り、外国人、刺青のあるやんちゃそうな人まで多種多様な人が静かに蒸されている。ストーブに水をかけないだったり、水風呂は汗を流してから入るだったり、注意書きがお手製でかわいい。人が増えたら自然と詰めるあたり、みんなマナーをわかっていて入りやすかった。温度計は100℃超えだが、人の出入りか空気の循環か、体感は低く80℃くらいに感じて、カラッとした中でまったりじっくり発汗できた。サウナ平均15分→水風呂1分→休憩10分で3セット。外気浴はないが、室内の電気風呂の前でゆっくり休憩。ととのいスペースはないが端っこでじっくり身体を休めるのが気持ちよかった。
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水風呂は17℃前後で心地よく、石壁から常に水が流れ落ちてくるため常に冷たく頭にも降り注いて気持ちいい。水風呂ももちろん深くて身体がしっかり冷やされる。身体を包み込む優しさまろやかさがあり、京都の水質の良さも感じた。長く浸かりたいと思う水風呂だった。
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その他、お風呂も強めの電気風呂や岩下の新生姜風呂もあり、身体がしっかり温まった。銭湯ながらボディソープやシャンプーも準備されており、水置き場やドライヤーも用意されている。普段使いする銭湯だけあって風呂上がりの休憩所はないが、昔は2階が使えていたのかな?フロントの椅子に腰掛け、町の銭湯ってたまに行きたくなるよなぁと物思いに耽っていた。
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京都の人たちは度量が大きくマナーがあっておしとやか、すごく居心地が良かった。
男
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