三ノ輪 改栄湯
銭湯 - 東京都 台東区
銭湯 - 東京都 台東区
『東京ホーム探訪』
待ちに待ったサウナ改装後初日を迎えた。外は恨めしいほどの酷暑。湯どんぶりも期待を超えてきた。さて、君はどうだ。行き着きたるは、『改栄湯』
20時半頃イン。待ちは2名ほど。ライン登録やスタンプラリー用紙をもらってるうちに呼ばれる。
浴室は清潔感があり、ホテルのラウンジのようなスタンダードジャズが流れている。露天のシルキー風呂のぬるぬるさが効能を感じさせる。
#ロッカー
スーパー銭湯スタンダードサイズ。リュックは余裕。扉部分にフックがあるのがトート利用者には良し。サウナ利用者は100円が不要。逆は言わずもがな。
#サウナ
露天スペースにある。二重扉。実はこれが大事。サ室内は定員10名程。遠赤と公園の水飲み場のようなサイズのストーンサウナが並んでいる。サ室内は白木の匂いがあり、初日にきたことの利を確認。20分おきに蛇口からオートロウリュ。これが3分ほどかけて3回に分けられた水を散布する。特筆すべきは隣に鎮座にしている遠赤サウナの役割だろう。遠赤は空気を焼くスキルを持っている。普段の遠赤サウナであれば水分はなく、鼻腔の奥底の組織を構成する水分に攻撃をしてきている頃だろう。しかし、多量のロウリュがあった場合はどうだろうか。水分が爆ぜ、さらに熱が加えられるのだ。これは新しい。ビックバンサウナの誕生である。
#水風呂
水温は20度。バイブラが効いている。温度表記とは裏腹に冷たく感じる。アタック感がないのにじっくり冷える。水質だ!この水質は新しい。またしてもサムシングニューをありがとう。
#休憩スペース
奥にはサウナ利用者のみの休憩スペースがある。露天にも5脚ほどイスがあったがこちらにはリクライニングが5脚。静かで暗い。密閉されており風はこないが素晴らしい。奥まったところは人を気にせずリクライニングを倒せる。周りの未来の紳士はワタシの平行姿勢を見てイスをリクライニングすべくガチャガチャと膝掛けあたりを探っている。そこにギミックはありません〜倒せてなんかいません〜♪とサ室内のテレビに出演していたテノール歌手の代表曲の歌詞が去来する。ガンバレ。いつか分かる。
ラグジュアリー銭湯と言われるのも頷ける清潔さと銭湯とは思えないオモテナシの数々。三ノ輪への訪問時強烈な悩みが出来てしまった。選択は時として強いストレスになる。かのジョブスは毎日の服装の選択から解放されることで今ワタシの掌の中に収まるデバイスを創造した。困ったもんです。直近は台東区スタンプラリーに注力しよう。
嗚呼、東京ホーム探訪は続く
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