2019.08.28 登録
[ 熊本県 ]
10月一発目のサウナ、そして誕生日旅行の〆に向かったのは熊本の湯らっくす。
メディテーションサウナや、このスタッフのアウフグースはヤバいという感想をよく見かけるが、個人的に一番良かったのはスチーム塩サウナだった。
【大噴火瞑想サウナ 大阿蘇】という名前らしいが、【大噴火】が9割の【瞑想】が1割ぐらいではないだろうか。
扉を開ければ大量のスチームでほとんど前が見えず、熱い室内を一歩ずつゆっくりと奥へ進んでいく。
やっと座れたかと思えば、突然隣から轟音。どうやらスチームの出る音のようだ。まさに大噴火。そして、それに呼応するかのように天井から熱された水滴が肩に落ちる。さながら噴火によって飛んできた噴石だろうか。
初めての私には瞑想が出来る余裕が無いほど最高にアツいサウナで、身体から湧き出るのは汗と水風呂への渇望。
サウナから出て水風呂に全身を委ねたときにはもう……最高の旅行となった。
[ 愛知県 ]
サ活50回目は妻と一緒にサウナラボへ。
エレベーターの扉が開いた瞬間から、木の香りと心地よい音楽が出迎えてくれた。奥の受付に向かう廊下の両脇から、サウナや休憩スペースなどいきなりサウナラボの全てが目に入る。「これは期待できるぞ〜」なんて余裕はなく、五感の殆どが雰囲気にのまれて、心を鷲掴みにされてしまった。
今まで妻と体験したサウナは、上下に館内着を着てテレビの映る明るいサウナ室で賑やかにロウリュイベントを楽しむものだった。ここでは薄い布一枚で、暗く静かなサウナ室。ほんの少しの緊張感と、妻と一緒に私の好みのサウナを体験できる感動で胸がいっぱいだった。
数回サウナと休憩を往復しているうちに、徐々に人も増えてきたので、最後にフィンランドのビールとソーセージを注文。これがとても口に合った。入ってすぐは少し緊張していた妻も、心地よい空間と美味しい食事に顔が綻んでいた。
妻曰く、配置された数々の本のように、くつろぐ客もまたこの空間を作ってるように感じたとのことだった。
[ 愛知県 ]
久しぶりに妻と一緒にサウナを楽しむ。
5回目ともなればロウリュの熱波からうまく身体を守りつつ、発汗に勤しむ。
氷点下の冷凍サウナを経由し、並んで休憩すれば夫婦揃ってととのった。
[ 埼玉県 ]
関東サウナ旅行2日目。朝イチでバスに乗り向かったのは、念願の湯乃泉 草加健康センター。
まずは、褐色の薬湯や白濁の草津湯に浸かる。浴場内に漂う薬草と硫黄の香り。これまで訪問した銭湯とは一味違う雰囲気。全身をSKC色で染め上げる。
お湯を十分堪能した後は、氷を一つ口に含みサウナ室へ。足を踏み入れた瞬間に感じる力強い熱の存在感。各段にそれぞれ温度計が付いているのを見ても、サウナに力を入れていることが分かる。世のサウナーが愛するのも納得。
SKCサウナの洗礼を受けて、逃げるように水風呂へ。バイブラ付きは初めてだった。熱にやられた身体に羽衣は着かず、キューッと冷やされるのが堪らない。
近くの椅子に座って身体を休める。晴天の下で、さらりとした風が肌を撫でる。
サウナから水風呂、水風呂から椅子へと多くの人がどんどん入れ替わる。その様子に地元駅の立ち食いそば屋がふと思い浮かんだが、訪れるととのいに上書きされて消えていった。
男
[ 埼玉県 ]
カンデオホテルズに宿泊。せっかくなので14階にあるサウナへ。
室温は88度でカラッとした熱さ。TVは無く、大きな4つの窓の向こうに大宮の夜景が映る。綺麗な景色とヒーリングミュージック、微かな新しい木の香り。そんな安らぎとのコントラストが激しい熱に汗が出る。
水風呂で身体を癒し、露天スペースへ。風呂の縁に座って外を見渡すが、こちら側を隠す窓のフィルターで夜景は白く濁っていた。
目線を下にすると、湯船の水面に浸かっている足や、底で照らされている水色のタイルの輪郭がゆらゆらとぼやけて見えた。そのゆらめきに合わせて、静かにととのう。
男
[ 埼玉県 ]
関東2回目のサウナ旅行。1日目はおふろcafe utataneへ。
お目当てはもちろん【サウナコタ】。
カラフルに光る階段を上り、2段目に腰掛ける。温度湿度共に優しい印象。そんな優しさもロウリュをすれば、しっかりとした熱の波が身体にのしかかる。
花粉にやられた鼻もサウナの香りをたのしめるようになってきた頃、吊るされたヴィヒタをぼーっと眺めていると、突然サ道で度々聞いたBGMが流れはじめる。自宅や職場で何度も聞いた音楽。それがサウナで聞けるとは。熱と向き合える最高のコンディション、まさに至福の時だった。
私の目に狂いはなかった。今回もいい旅になりそうだ。