サウナの梅湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
エスカレーターで、左右どちらに立つ?
地域によって違うが、そもそも片側だけに立つ文化をどうにかやめたいものだ。無駄すぎる。
サウナで、80歳の筋肉質なじいさんが話しかけてきた。長いあご髭と薄い髪は真っ白。初めて来たというが、本当だろうか?どの銭湯へ行っても男女の入口が分かりにくく、間違えそうだと笑う。
「間違えたら大変、キャー!変なひとが入ってきた!とか言われちゃうんだよ。いや、俺は気をつけてるから、そうなったことはないよ?」
彼がいうには、京都は右側が男湯であることが多いという。本当かな?
それは地域によるのだという持論から、世界各国の自動車が左右どちらを走るかという話に展開。
あの国は右だ、香港は?台湾は?とニコニコして得意げに話す様子が可愛い。
私は元自動車メーカー人。その手の話は私のほうが詳しいが、心に余裕があったので笑顔であいづちだけをする。
…サウナを出るタイミングを見失った。さっき出た人が、また入ってきたぞ。
見かねた?優しいおじさんが、じいさんに「海外、どこ行ったの?」などと話しかけてくれた。そのスキに立ち上がり、おじさんに「ありがとう」という視線を送ってドアを開ける。
水風呂の後、風呂のふちに座って休憩。ふぅ。
じいさんは私より早く入ったのに、まだサウナで話してる。
彼はサウナより会話が気持ち良いのだ。
正直いうと私は静かにサウナや風呂に入りたい人間だが、多くの人にとって会話の快楽はサウナを超えるのかもしれない。
2024年2回目のサウナは梅湯。
数箇所のアート巡り、スパイスゲートで牡蠣カレーの後に。
温泉なし、シャンプー類あり、450円。
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