ガラス窓の向こうに、雪景色がある。ととのい中のあのぼーっとした時間、ととのいイスがないので洗い場の椅子に腰掛けただそれをぼんやり眺める。
時折、木々からこぼれ落ちる雪の動きで時間が止まっていないことに気付いた。それくらい静かで、何もない時間だった。
水風呂、深い。1人入ればいっぱいになるくらいの広さだがとにかく深くて心地よい。浴槽の蓋に頭を預けて体を浮かばせる。水と自分の境目がわからなくなっていく。肉と皮膚の感覚が消えて水の揺れと脳みそが繋がっているような不思議な感覚。
やばくなる前に水風呂から出て、また雪景色を見る。ぼとりと、また山間の木々から雪がこぼれ落ちる。
次の季節もまた来ようと思った。
サウナ:12分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:数分 × 3
合計:3セット
一言:一時的に入浴客はいたが、ほぼ貸し切り。サウナは86℃を指す。いきなり上段ストーブ前に座ると、背中がヒリヒリして、下段に移動。12分いると腕にもプツプツと汗が出る。右手が出やすいのは利き手だから?
段を上がって深めの水風呂に入る。シロクマさんの温度計は18度ちょっと。何とか2分クリア。休む所が無いが、風呂の縁に座り、足は浸ける。
外は雪国、50cmくらいの積雪。足を浸けてるくらいがちょうど良い。肩が冷えてきて、湯船の中の浅い段に腰掛け、最後は肩まで浸かる。
脱衣室のドライヤーは1つのみ。これで間に合うくらいの利用者らしい。
広いサ室、深く冷たい水風呂、休憩所こそ無いが500円でこれなら有難い。
雪掻きしてあるけど、日陰は所により圧雪があり少々滑った。でも1時間ちょっとなのでまた来たい。
女
- 86℃
- 18℃
サウナ:15分 × 3
水風呂:5分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言
深入山散策後に彼女と訪問。サウナは15時からとのことでゆっくり散策してからイン!
サ室に温度計は110℃付近を指しているが、実際は85℃位か。ちゃんとストーンの乗ったノシロ工業製のストーブ。だがロウリュは出来ない。
サ室に高さがあり上と下の温度差がかなりあるのがちょっと勿体ない気がした。一段目の高さに床を持ってきてもう一段上があればいいセッティングかな~
水風呂は深く胸下くらいあるし、かけ流しではないものの循環しており、減った分は自動で給水される。
露天が無いのはちょっと寂しいけど、一面ガラス張りになっており暮れゆく山々を眺めながらの休憩は最高に気持ちよかった。
休憩室も椅子と畳スペースがありゆっくりくつろげる。漫画も充実してて、鬼滅の刃も置いてあった♪
男
- 85℃
- 20℃
#サウナ 時計が無く、5分の砂時計のみだが、早く落ちるような気がする。(時計が無いからわからない)乾燥が強いためか、汗が吹き出るほどではなかった。サウナについての古い効能書きがあり、時代を感じさせる。広いガラス窓から浴室が見えるのは珍しい造りかも。
#水風呂 段を上がってから入るという面白い造り。深さもある。専用のシャワーが少し離れた所にあるが、冷水のみかと思ったらお湯も出た。ここは冷水のみとして欲しいところだ。
#休憩スペース 浴室内には休むところは無く、水風呂の階段に座ってぼ~っとする。窓側の浴槽の縁が横になれるほど幅広いので、ちょっとだけ座ってみた。露天があれば最高なんだけど…。お風呂から出たところの休憩室は広かったので、そちらで休むと良いでしょう。