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今日はスノボ日和。日帰りでも全国旅行支援が適用になる。ただでさえ往復バス+リフト券でおトクであるのに更にお安くなった。リフト券そのものは値上げが行われているのでリフト券一枚買うより安くなるという皮肉な逆転現象が発生してしまっている。
とはいえ、利用する側からすれば絶好の機会なので使わないわけにもいかない。というわけで寝坊寸前で飛び起き都営大江戸線都庁前駅へと急ぐ。
集合時間にはなんとか間に合い予定通りバスは出発。渋滞など何事もなくやってきたのは新潟県湯沢町、舞子スノーリゾートだ。インターチェンジを降りて5分と掛からずにフロント前まで滑り降りる。行き帰りは観光バスの車内でグッスリだ。
今日の天気は曇りで寒くなく良い天気であった。本州ならではの少し重めなパウダースノーを堪能。しかし重くない雪など北海道とか仙台より上でないとないので問題なし。
そんなわけでスノボをたっぷり満喫すると旅行支援のさらなる特典が。日帰りにも地域共通クーポンが付与されるのだ。とはいえ、新潟県のクーポン貰ってもここ以外では使わない。よってなにか使えそうなものはないかとお昼ごはんのラーメンを啜りながら情報を収集する。するとこの日帰りセンターにはスキーブームの名残でもあろう温泉が湧いているのだ。これしかないと途中で滑走を打ち切って温泉に浸かることにした。
前置きが長くなったが本題。浴室のドアを開けると開放感のある内風呂とカランが並んである。そこに見覚えのあるドアも。えっ!サウナ室あんのかよ!そしたらもっと早くお風呂入ったのに。
体を流して、桶の形をしたお洒落なノブを掴んでドアを開ける。L字型の上下段で、マットがそれぞれ6つ。マットは二人座れる大きさだから最大12人。混んでるとこれは外で待たされそうだ。
室温は90℃。普通と言えば普通だが、浴室の温度が低いので実際にはこれ以上の体感温度がありそう。
ここには水風呂はない。サウナブームなんてものが出来る前のものだからだろう。その代わりにあるシャワーが2つ並んでいる。その名もボディシャワー。説明によると水温大体20℃位だそう。ボタンを押して暫く待つと勢い強く全身に水がブッかかる。情けない声が出た。
温泉の縁に腰掛け、役目を終えたゴンドラが乗り場に吸い込まれていくのを眺める。この光景は確かにここでしか味わうことは出来ないだろう。なにより、酷使した体に熱気が迸るこの感覚はスキー場のサウナ以外にどこでととのうことができようものか。
これでここには体に沁みるサウナがあることがわかった。次はもっと早くこの場所でゆっくりしよう。
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