浴室に入るとどこか懐かしいが決して嬉しくはない匂い、夏場になると汗疹が出来ないようにと親に風呂場で掛けられていたあの薬品の匂いが微かにする。あのお湯で薄めるモノの正体はなんだったんだろう。わからぬまま親になってしまった。
ホテルと共に年月を経てきたであろうサ室は90℃設定。
2段あるが6人がMAXぐらい。
勿論昭和ストロングタイプのカラカラサウナ。
ロウリュウ?ストーブ壊れるだろ!
アロマ?木の香りを楽しめ!
サウナマット?タオルがあるだろ!
音楽?石が灼ける音を聞け!
時計?何分かわからんが砂時計があるだろ!
最近綺麗なサウナにばかり通っていたが、本来サウナってこの感じだったな。サ室と水風呂だけ。ここには整い椅子が2脚あるだけ良い。
貸し切り状態のサウナで時間を忘れて瞑想。ただただ石の灼ける音を聞く。
2セットして退室。
整わず。
甘やかされたサウナーにはここで整うのは難しかった。
原点を見つめ直す貴重な時間であった。
男
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90℃
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18℃
男
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90℃
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18℃
男
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90℃
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16℃
男
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90℃
男
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82℃