ラビスタ霧島ヒルズ

【サウナ歳時記　小寒】
小寒は寒の入りの頃。これから一番寒くなっていく。そういえば1/12は桜島の日らしい。大正時代に大噴火が起きたそうだ。雄大な桜島を見ながら温泉に入るのも良いな。よし、霧島に行こう。

鹿児島は霧島市のラビスタ霧島ヒルズさん。16:30チェックイン。小林市から車でえびのスカイラインを通って。

えびの高原を通ってきたが、途中硫黄のガスがたくさん出ていて凄い風景。活火山でまさに生きてるって感じですね。

部屋からは錦江湾の向こうに桜島が見える。おぉ、絶景だねぇ。部屋に露天風呂もついてるし、明日の朝、入ろうっと。

チェックインした時にすでに夕食の前半の回は売り切れで20:00から。となれば、まずはサウナへ。大浴場は1階。

サウナは3種類で高温サウナ、スチームサウナ、岩盤浴。

高温サウナは中位の大きさの2段。ストーンが乗ってない対流式ストーブが2台の94℃。湿度はほどほど、輻射熱はやや強め。カラッとしたドーミーインらしいサウナ。特にストーブ前の席に座ると遠赤バリバリ強くて結構熱くて良いですね。

水風呂は広い。6人くらいの大きさ。18℃くらいかな。すごく軟らかい肌触り。水質良いなぁ。気持ち良い。

外気浴は露天に椅子が1脚。露天は大きな池があり、鯉が泳いでる。滝もあるし、豪華な露天だなぁ。でも日が落ち始めて肌寒い。すぐに身体が冷えてしまった。露天風呂に浸かって身体を温めながら頭をクールダウン。生き返った。
2セット目は脱衣所にある籐の椅子で。湿度も低いし、冬はこっちの方が良いかな。

スチームサウナは中位の大きさの42℃。座るとマイルド。座面に立つと良い感じで熱かったです。
岩盤浴はタイルのリクライニングが2台。対流式ストーブの44℃。かなり湿度が高くて、長居出来なかった。利用者も少ないので、湿度を低くして、休憩スペースにしたら良さそうかな。

20:00から晩ご飯。フレンチ風のコース料理だった。22:00から夜鳴きそばがあったが、狭い部屋なので人がいっぱい。トマトラーメンがあったので食べてみたけど、面白い味。

5:00から朝ウナ。お風呂利用者は多いがサウナ利用者はおらず貸切。結構カラカラ。

今日は晴れて快晴。近くで湯けむりもたくさん登って、霧島も元気。風が吹いて湯けむりを飛ばして雄大な桜島が見える。絶景だね。

9:30チェックアウト。ドーミーインらしいカラッとして遠赤強めのサウナ。水風呂は軟らかいし、露天の庭も立派。部屋からの雄大な桜島を望む景色も良い。なにより地球は生きてるってのを実感できますね。

『北風が 湯けむり晴らし 桜島』

【平和学習を終えて】（感想文）

ラビスタ最高。景色の良い露天風呂、常にお湯がいっぱいの壺風呂、硫黄の香り満タンの内湯とその中に体にフィットする寝湯。岩盤浴にミストサウナ。ドライサウナは90℃でええ汗出た。内気浴の椅子はおしゃれやし、外にも椅子あるし。水風呂も気持ちええ。ほんで空いてたらいつでも無料で入れる貸し切り温泉まで！！！各部屋にも露天温泉あるしね！こんだけ揃って最高やといつもなんにも考えられなくなるのに、今日は知覧特攻平和会館で見た特攻で命を無くした方々の顔が頭から離れなくて、ずーーーっと考え事をしました。

（↓ほんまにサウナ関係ない感想文です。）

友達に誘われて行った平和学習。特攻をした人がいたこと、なんちゅー作戦や🤨って思ってただけやったけど、一人一人の顔を見て遺書を読んでその人達のエピソードに触れて。あぁ、普通の人や。同世代の人やうんと若い２０代前半の人。あの時代に生まれて戦争に翻弄されなかったらきっと今頃それぞれの人生を歩んでる。大学行ったり、仕事したり、落ち込んだり、喜んだり。マッチングアプリとかして、お酒飲んで笑顔で暮らしてた私と何ら変わらない普通の人。その人達が、どれだけの思いを乗り越えて自分を納得させて恐怖と闘って、国のために未来の為に命をかける決断に至ったのか。それを思うと涙が止まらなかった。それと同時に、石ころみたいな悩み事に真剣に悩んで落ち込んで人生終わりやって卑下して生きることさえ諦めそうになった私の人生ってどれだけ恵まれてるんやろう。って恥ずかしいような居心地の悪い気持ちと、こんな毎日を送れる幸せと、これからどう生きていくのかっていう気持ちが入り混じった。この恵まれた人生って繋げてくれた先人とか、戦争で生き抜いた自分の祖父母とか産んでくれた親とか、ほんまに当たり前じゃない有難い一瞬なんや。って心底実感した感じ。
こうやって振り返って文字にしたら、何当たり前のこと言ってんの？って思うし、月並みの言葉しか出てこないけど。ほんまにありがたい。世界中の人が、明日生きるか死ぬかの悩みじゃなくて、好きな人がどうとか、今日の晩御飯はなんやろ？とかちっさい悩み事を心底できる世界になってほしい。そうせなあかん。ってめちゃくちゃ思いました。

（↓割とどうでもいい話）
鹿児島来てよかったー。私もこの命を繋いでいく一人になりたいって思いました。
そやし、誰か私と結婚しません？？？？？笑
新婚旅行はラビスタ霧島で💕笑

鹿児島中央駅から車で一時間強の霧島温泉には様々な旅館があり、至る所で湯気が立つ温泉情緒完璧な温泉郷だが、その中でも先頭をひた走る人気のお宿こそがラビスタ霧島ヒルズである。

　サウナーから高い信頼性を誇りレベルの非常に高い施設というだけでなく、純粋にお宿としてのレベルが半端ではない。ここ霧島ヒルズの特徴はなんといっても全客室露天風呂（温泉）。これだけではなく、大浴場に3つの貸し切り風呂（利用無料）。どこまで温泉を贅沢に味わい尽くすかを体現している。

　通常、客室風呂は完全マニュアルであり、自力で温度調節、お湯の量を見張る必要がある（目安はある）。しかし、この霧島ヒルズはなんとなんとワンプッシュ。勝手に適量までお湯を注いでくれる。なんというホスピタリティか。当日はたしかそこまで天気は良くなかったかなと言う記憶であるが、眼下に桜島を見下ろすその圧倒的眺望はこのホテルが如何に人気のお宿であるかを言わずして語っている。

　さて、南国リゾート風の宿泊棟とは別に大浴場は和風。脱衣所や浴室は畳が敷かれ、桶も木で出来ていた。そんな所にそれぞれミスト、岩盤浴、ドライの3つのサウナが鎮座。上２つは特に感想がない普通の温室（サウナと呼ぶには温度が低い）。さてスゴイのはドライサウナだ。

　入った瞬間に薫るヒノキ。和風の音楽がゆったりとした時間を演出する。お風呂だけに留まらずサウナでも手を抜かない。温度は86℃。熱すぎないで時間いっぱい熱気を楽しめる。

　水風呂はサウナの隣。水温は計がないが体感17℃から18℃か。優しい水加減でキンキンにするだけが水風呂ではないと語りかけているようだ。

　南九州の穏やかな気温が外気浴に優しい。試される大地のような極寒の寒さではない。包み込むようなそよ風が注がれる。どちらが外気浴として相応しいのかは好みが分かれると思うが、個人的にはこの外気浴はかなりお気に入りだ。

　口で説明するのは難しいが、このリゾートは正に遠出する価値アリのハイパーリゾートである。旅行支援なしにこの場所の存在は知り得なかったであろう。感謝にたえない。