サウナスナック「かなこ」

扉を開くと、そこは見事に昭和のスナックだった。
花柄の絨毯に赤いベルベットのソファとシャンデリア、テレビに映るは釣りバカ日誌。
奥には、どこでもドアを彷彿とさせるピンク色の扉……
その先に進むと、そこはさらに異世界だった。

まるでディズニーのアトラクションに迷い込んだかのような洞窟空間。
ほのかな光が岩肌のような壁を照らし出し、独特なBGMと水の流れる音が聞こえる。
なんだここは。胸が躍る。

空間の真ん中あたりにある木の扉を開くと、そこがサウナだった。
木の香りにふわっと包まれる。丸太組みをあしらった壁が存在感を放っていて、小屋の中に入ったかのような錯覚を起こす。
ベンチはなくフラットフロアスタイル。左右に1台ずつタワー型のストーブが埋め込まれていて、みんなで横並びになって腰を下ろす。
温度はやや抑えめですごく心地良い。仲間で話しながら、ゆっくりじっくり体を温めていく。
やや低温好きの俺にはちょうどよく、かなり好きな質感だった。

奥へと進むと、階段部分に水が流れ出していた。
どうやらここが水風呂のよう。中を覗き込むと何やら光が見える。
水風呂に浸かってみて驚いた。そこにはもうひとつの小さな異世界が待っていた！
それは、サウナの守り神トントゥが住む国。
上から差し込む光は、Magic the Light監修のプロジェクションマッピングで、水風呂に入るたびに様々なシーンに触れられるようになっていた。
この演出が素晴らしかった。小さなスペースなのだが、これがあるだけで水風呂に浸かる時間が一気に特別なものに変わる。
ちなみに水は地下水が注ぎ込まれていて、水温も体感16度前後で絶妙。鉄分を感じる気持ちいい水質だった。

お香が炊かれた休憩スペースは、さらに洞窟。
微かな光と柔らかい影が漂う神秘的な空間で、ソファに寝転がって静かにととのったり、みんなでドリンクを飲みながら話したり。ついつい長い時間を過ごしてしまう。

仕上げはサウナ後のスナックタイム。
一杯飲みながら（俺はジンジャエールだけども）余韻を楽しむ……
この時間がまたすごく心地良かった。

コンセプトの秀逸さと造形の美しさ。
写真では伝わらない、素晴らしい世界観でした。

オープンしただけどばかりだけど、すぐに話題になって予約取れなくなりそう。
サウナーの皆様、今すぐGOです！

某ロングレッグ嬢の集いにて、スナックもサウナも貸切。おおお、なんと豪華なことでしょう。

初見殺しの場所は京急の高架下。
たまに京急の通過音が聞こえます。音鉄としてもおすすめ。

男女別に更衣室がありまして、なかなかしっかりした大容量棚があったりと使いやすい。そもそもコートとかはスナックの入り口に掛けれるから、冬のもこもこ問題がありません！！！！何回泣いたか、モンベルのコートとかにww
ヘアオイルが特に良い香りで良かったです。
ドライヤーもなんらかの良さげなやつでした。

サウナハット掛けも8個くらいあったかな。シャワーも二つ。説明聞いたら理解できます、簡単です。上固定と手に持てるやつの2種。

トイレもサウナ空間にあります。アラウーノです。
いい泡立ち。トイレ狭くて死ぬなんてこともありません。

サウナですが、詰めれば8人くらい男女でもいけそう。座面に近い位置にストーブが二つおり、向き合う形。オートロウリュもセルフロウリュも可能。ここは理想郷。
話に夢中になってても、湿度管理がしっかり。
セルフは、ヴィヒタ水。うおおおお、癒し。

プライベートサウナの舐めてかかると熱さに悶える素敵な設定。暗さが羞恥心とか何もかも消します。

サウナ出てすぐにシャワーからの、井戸水オーバーフローな水風呂。ライトと相まって幻想的。さらに奥には、有明にあるスモールワールドが広がってます。
スモールワールドのクオリティのオブジェがあります。これは3Dプリンタで登場人物を増やしたいw
マルシンのような程よい冷たさの水風呂は初老に優しい。

休憩室は程良く柔らかいクッションソファがL字型に。冷蔵庫も完備。
会談ができそうな雰囲気です。ここでなら外交も捗りそう。ぼーーっとするにも最高の雰囲気です。

サウナから出たら、出前のお寿司と揚げ物盛り合わせが。天国か。
この辺りのアレンジは無限だとは思いますが、リラックス感が半端ない。
シームレスにご飯食べれるのえらい。

どこもかも写真映えしますし、スナックもサウナもどちらのソファも良いです。
なかなか良心的なお値段だと思いました。

和やかな会で、新年早々大変良い経験をさせていただき、明日の仕事初めが辛いです。頑張って生きます。

ちよだ鮨 青物横丁店

寿司盛り

スナックで食べる出前。 お酒は飲み放題もあるけど、キャッシュオンでも飲めます。