ここ最近、なぜか映画「(ハル)」を思い出すのです。
サウナに入ってから、外気浴でぼーっと空をながめていると。
盛岡に住んでいるほし(深津絵里)と、東京に住んでいるハル(内野聖陽)がパソコン通信で知り合って、
お互いの距離を縮めていくという話なんですね。
なかでも、出張で新幹線で盛岡を通過するハルと、
田んぼにたたずむほしがある意味で出会うシーンがたまらなく好きで、
何度も繰り返し観てしまいます。
あのシーンを境に、メールの中だけの存在だった二人が、お互いに実在感をもつわけで。
最近、ワタクシの駄文を読んでくださる方のホームサウナに行く機会があったりするのですね。
不思議なもので、今まで文字情報だった方々が、
急に立体感のような感じがわいてくるわけで。
そして、サウナを通じて、街に息づいている、そんな感慨をおぼえるというか。
まー、湯っぷるでそんなことを思ったわけで。
あと、深津絵里はやっぱりかわいいとか。
湯っぷる、今日は26(ふろ)の日で、
なんともしあわせなれもん風呂。
ピュアな気持ちで、風呂とサウナを堪能していると、
今まで行った数々のサウナと、そこにいた方々を思い出してしまいます。
出張なのにサウナいってよしのや、いや、それくらいなにがあってもだいしょうじ。
せっかくだから満喫してもいいヨネッ。
ゆー遊自適に、違う土地でサウナに浸ると、
リラリラ気分もなくなります。
水風呂もこしまでふくい(深い)、こしまでさばえっと入ってみると、こしも肌がつるつるが。
きもちいさんでやってきたのに、気分はゆらりゆらり。
またあんなとこへ来れたらな。こんども絶対来た近江。
どんだけ俺はサウナに濱(はま)ってんだよ。
ひろいひるい風呂もあって、福を知ったりも。
たんたんと旅に出て、サウナに銭湯ラーレに、なにけん(何県)までいってるんだか。
と、ここまで来て、自分の文に限界が。
他にもたくさん素敵なサウナがありました。
書ききれませんわ。
外気浴が気持ちいシーズンになってきましたね。
今日は福井県は高浜にある「湯っぷる」に行ってきました。
道の駅シーサイド高浜に併設されており、あまり期待値は高くなかったのですが、これがなかなかすばらしい施設でした。
入浴料は700円でフィンランドサウナと塩サウナ(塩100円)があり、フィンランドサウナは温度が90℃を超えていて大量の汗が噴き出してきます。塩サウナについても80℃ほどありいい感じでした。
水風呂については水深が110cmほどあり胸の高さまで浸かれます。水温は17℃くらいで少しぬるめ・・・もうあと2℃くらい冷たければ、最高ですね。
外気浴については、海の近くにある施設なので潮風が気持ちよいです。東屋の露天風呂がある方は整い椅子等は少なめ、ジャグジー露天風呂の方はウッドデッキがあるのと、整い椅子があるのでそこそこの場所は確保されています。(多分月ごとで男湯と女湯が入れ変わる?)
銭湯にしてはサウナ施設がしっかりとしており、サウナーの心のツボをしっかりと抑えてくれています。
今後有名なサウナになるかもしれない穴場サウナです。高浜周辺に来られた際は寄ってもらいたいです。
昨日は、何時間生きていましたか。
(仲畑貴志「パルコ」広告より)
ふとした拍子に頭をよぎる、そんなコピーが優れたキャッチコピーなのかもしれない。
世の中、バカが多くて疲れません?
(仲畑貴志「エーザイ/チョコラBBドリンク」広告より)
働くだけが人生か
(仲畑貴志「大鵬薬品工業/チオビタドリンク」広告より)
まぁ、バカも多いし、働くだけではやってらんねーと思ったので、
仕事終わりに湯っぷるに来たわけで。
で、サウナでゆったりと過ごす時間のなかで、
やはりまた仲畑貴志のコピーが頭に浮かぶ。
いろんな命が生きているんだなあ~
元気で。とりあえず元気で。
みんな元気で。
(仲畑貴志「サントリー/サントリートリス」広告より)
風呂上がりに、17アイスを食ってる頃には、
モヤモヤしていたこともすっかり忘れていた。
そして、心も満タンになっていた。
生きるが勝ちだよ、だいじょうぶ
(仲畑貴志「セゾングループ/セゾンカード」広告より)

サウナを出たあと、鏡の前で軽くシャドーボクシングをしてみる。
今日のトレーニングとの闘いに勝って再び戦場に向かう時の爽快感が何ものにも替えがたい。
(見城徹「たった一人の熱狂」より)
北欧の水風呂をこれほどまでに気持ち良さそうに入るのは、原田泰造以来ではないか、
そんなことをYouTube番組「サウナノフタリ」の見城徹を観てそう思った。
幻冬舎の社長にして、政財界にもパイプを持ちつつ影響力も絶大な見城徹。
そんな御年70歳のサウナ北欧水風呂へのスーパースロー映像が爽快すぎて、
ああサウナ行きてー、水風呂入りてーとなりまして、
本日ホームサウナの湯っぷるに来た次第で。
サウナに来ると、いい歳のとり方をしているなぁと思ってしまうオッサンが必ずいる。
その基準になるのは、水風呂や外気浴で幸せを噛みしめたような表情をしているかどうかではないのかなと、見城徹を観て思った。
翻って自分は良い表情でサウナに入っているのかと。
湯っぷるの水風呂と外気浴を堪能しつつそう思う。
良い表情のオッサンに私はなりたい。

人はどうして哀しくなると
海をみつめに来るのでしょうか
港の坂道駆け下りる時
涙も消えると思うのでしょうか
(渡辺真知子「かもめが翔んだ日」)
台風がコースからそれて、雨も止んだ。
落ち着いたな。
じゃあ、サウナだ。
そう思って湯っぷるに向かうと、
やっぱり同じ考えの方々もけっこういらっしゃるんですね。
そして、いつもどおり、
高温サウナ→水風呂→外気浴の、
いったり来たりのくりかえし
季節はずれの港町
ととのって、ぼんやりとながめる夜の露天風呂には、
ああ私の影だけ。
あなたは一人で生きられるのかもしれませんが、
私はサウナなしには生きられません、なんつって。
現在も過去も未来も。
ということで、
湯っぷるの後は、ラーメンとレモンチューハイです。
日常に戻りたかったのかもしれません。

女
-
92℃
-
18℃
女
-
92℃
いや、ホントのことを言うと、
湯っぷるの前に風鈴がたくさん吊ってあって、
ああ夏らしいな、みたいなことを風鈴が季語の俳句を引用して文を書くつもりだったんです。
でも、なんか違うなと。
ここ1年で、福井、金沢に車で行く機会が増えたんです。
私のようなよそ者が福井、金沢を運転していると何に気がつくか。
福井、金沢の方々はおわかりですね。
はい、そうです。
8番らーめんです。
国道沿いに異常に目につく、このチェーン店。
福井、金沢のサウナ遠征後に、たまたま小浜インターチェンジで降りたら、
また8番らーめんを発見。
じゃあ、っということで初めて入ったら、
まぁ、野菜ラーメンと海老餃子がうまい。
こないだの福井出張でもたまたま近くにあったから入ってしまうわけで。
夏バテ気味の身体にトマト冷めんがしみました。
ということで、
今日は高浜町湯っぷるで、
まったりと塩サウナ2セット、ミストサウナ1セット、高温サウナ3セットの後に、
行ってきましたよ。
8番らーめん小浜店。
サウナ後に、ビール、海老餃子、野菜ラーメンが素晴らしすぎる。
老後は北陸だなと思いながら、ジョッキをあけました。
いい休みだな。
